2017年2月26日 路網担当職員セミナーの発表資料
360°カメラを使ったストリートビュー的林道管理喜多 耕一2018.2.26路網セミナー
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2018.2.26路網セミナー● 人員削減● 路網維持予算の減少継続的な路網管理が難しくなってきた● 路網延長の増● 災害前の維持管理状況路網の状況確認の必要性は増えている一方
2018.2.26路網セミナー北海道職員の場合、3~5年で転勤。林道、専用道の路線数が多いと、在職中に走ったことのない林道もある。
2018.2.26路網セミナー林道の状況を継続的に記録することはできないか?
2018.2.26路網セミナーそこで注目したのが、カメラのインターバル撮影機能インターバル撮影は、一定の間隔で自動でシャッターを切る機能
2018.2.26路網セミナー林道を走りながらインターバル撮影すると、道路の状況を記録できるのでは?
2018.2.26路網セミナーなんか、こんな車あったな~
2018.2.26路網セミナーWikipediaから引用
2018.2.26路網セミナーGoogleストリートビューを撮影する車です。林道をストリートビューのように撮影できればいいのでは
2018.2.26路網セミナー実は、自分が撮影した写真をストリートビューのように出来るWebサービスがあります。
2018.2.26路網セミナー自分で位置情報付きの写真をアップロードすると、ストリートビューのように地図上に写真が配置されます。
2018.2.26路網セミナーMapillaryのサンプル
2018.2.26路網セミナーMapillaryは、スマートフォンでも撮影できます。アプリを使って、位置情報付きのインターバル写真を撮影します。The Mapillary Blogから引用
2018.2.26路網セミナー一番お手軽にインターバル撮影が出来るのは、スマートフォンにMapillaryアプリを入れて、車のダッシュボードに固定することです。http://gazoo.com/article/guide/150424_3.htmlから引用カシャ、カシャ車が移動すると自動でシャッターが切られます。
2018.2.26路網セミナーMapillaryは360°カメラも利用することが可能です。代表的な360°カメラ「RICOH THETA」THETAで撮影したMapillary
2018.2.26路網セミナーどのように撮影したのか?
2018.2.26路網セミナーマグネット雲台を使って屋根に固定
2018.2.26路網セミナーどうやってシャッター押すのか?
2018.2.26路網セミナー360°カメラとスマートフォンがWifiでつながります。スマートフォンから、シャッターを操作できます。
2018.2.26路網セミナー位置情報つきの写真はスマートフォンに転送されます。
2018.2.26路網セミナー写真はスマートフォンからアップロードされます。
2018.2.26路網セミナーMapillaryにアップロードされると、誰でも自由に見ることができます。
2018.2.26路網セミナー職場でインターネット使えないけど・・・自治体職員のつぶやき・・・
2018.2.26路網セミナー自治体のパソコンはインターネットから分離され、Mapillaryは使えない・・・
2018.2.26路網セミナーそんな場合でも、インターバル撮影した写真を利用する方法があります!
2018.2.26路網セミナー
2018.2.26路網セミナーフリーオープンソースGISであるQGISを使って、インターバル写真を利用できます。
2018.2.26路網セミナーどうやって写真を使うか?
2018.2.26路網セミナー位置情報つきの写真からポイントデータを作成します
2018.2.26路網セミナーレイヤのアクションコマンドにファイルを開く命令を書きます
2018.2.26路網セミナーアクションコマンドを呼び出します
2018.2.26路網セミナー写真を表示したいアイコンをクリックします
2018.2.26路網セミナー写真が表示されます
2018.2.26路網セミナー実際に見てみましょう
2018.2.26路網セミナーQGISの使い方は、この本を読めばOKです!
2018.2.26路網セミナーQGISの使い方の基本から、位置情報つきの写真からポイントデータを作成する方法も掲載しています。
2018.2.26路網セミナー360°カメラ映像はVRでも見れる
2018.2.26路網セミナーTHETAで撮影した360°写真は、スマートフォンを使ったVRゴーグルでも見られます。
2018.2.26路網セミナー最近は100均でもVRゴーグルを購入できるので、結構お手軽です。100均で買えるVRゴーグル
2018.2.26路網セミナー360°カメラでインターバル撮影する際の注意事項
2018.2.26路網セミナー360°カメラでインターバル撮影する際の注意事項● 屋根が広い車(ランクルなど)だと道路が映る範囲が狭くなる。フォレスターなどのSUVがいいかも。(サンプルMapillary)
2018.2.26路網セミナー360°カメラでインターバル撮影する際の注意事項● カメラの電池の持ち時間は2時間程度。車で充電できる設備が必要。シガレット用USBソケットポータブルバッテリー
2018.2.26路網セミナー360°カメラでインターバル撮影する際の注意事項● スマホのGPSは、位置が記録できない場合がある。ハンディGPSを一緒に持って、同時に位置を記録しておくと安心。GARMIN eTrex30Wikipediaより引用ロスト
2018.2.26路網セミナーまとめ
2018.2.26路網セミナー● カメラで通常の写真をインターバル撮影を行うには、スマートフォンが便利です。Mapillaryアプリをインストールして、写真撮影できます。● インターネットが利用できるなら、MapillaryのWebサイトに写真をアップロードすると誰でも見られます。● 360°カメラがあれば、ストリートビューのように写真が利用できます。● インターネットが無い場合には、QGISを使って写真の位置を地図上に表示し、写真を見られます。まとめ
2018.2.26路網セミナーご清聴ありがとうございました。