WebMSX(JavaScript版MSXエミュレータ)
WEBMSXを改造して遊ぼう 株式会社あくしゅ 代表取締役 山崎泰宏
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MSXとは • 1983年に米マイクロソフトとアスキーによって提唱された 8ビット・16ビットのパソコンの共通規格の名称 • MSXとその後継規格であるMSX2(1985年)、MSX2+(1988年)、MSXturboR(1990年)の総称でもある。
私とMSX • ファミコンは買ってもらわなかったが、MSXは家にあった • それで小学校3年生の時に何気なくBASICを始めた • 以来、ファミコンに勝ちたくてゲームを作り続け、友達に遊んでもらうも、 毎度クソゲーと呼ばれる結果に • どうしても面白い!すごい!と言われたくて、 ソースコードを印刷して小学校の休憩時間に読みながら改善ポイントなど書き込む • 先生に没収され、親に連絡が行き、「息子さんが意味不明な暗号を眺めているのだが」と心配される
MSX・FAN最終号に投稿したプログラム クソゲーも数打てば当たる
WEBMSXとは • JavaScriptで書かれたMSXのエミュレータ • MSX2+相当の機能セットを持っている • CPUであるZ80MPUだけでなく、VDPや周辺装置との入出力も実装している
そもそもMSXってどうやって動いているのか (図解Z80って本がとても参考になります)
Z80MPUの構造 当日専用スライドなので割愛
動作例 LD A, (HL) ADD A, B 0100H 7E 0101H 80 0102H
初期状態 当日専用スライドなので割愛
”7E”実行後 当日専用スライドなので割愛
MPUから周辺チップへのアクセス切り替え例 当日専用スライドなので割愛
メモリ読み出しを例にしたタイミングチャートの見方 次に変化するまではアドレスが 保持されていることを示している データが出力されていることを示す。 水平線はハイインピーダンス 当日専用スライドなので割愛
データ準備が出来ていないことを MPUへ知らせる信号 当日専用スライドなので割愛
当日専用スライドなので割愛
メモリとアクセス 当日専用スライドなので割愛
そんなこんなで動作する LD A, (HL) ADD A, B 0100H 7E 0101H 80 0102H IN A, (8E) 0100H DB 0101H 8E 0102H メモリへのアクセス I/Oデバイスへのアクセス
抽象的に書くと Z80 MPU RAM I/O Device BUS ここにHTTPアクセスモジュールを接続してみたい ハードウェアでやろうとすると大変だが エミュレータなら簡単