本発表は、ジュネットのパラテクスト論の批判的な読解を通して、流通プロセスがモノに残している痕跡としての流通論的パラテクストの概念を提起するとともに、ヒト/モノ/制度を横断した編成assemblageを通して生み出されるものとしての言葉の力について議論する。 多文化関係学会第24回年次大会内でのシンポジウム「ポストヒューマン時代のコミュニケーション学──関係性と主体を問い直す──」での招待報告。