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セキュキャンを卒業してその後

Kurochan
August 10, 2022

 セキュキャンを卒業してその後

セキュリティ・キャンプ 2022 / 企業セッション

Kurochan

August 10, 2022
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Transcript

  1. セキュキャンを卒業してその後 株式会社サイバーエージェント 黒崎優太 セキュリティ・キャンプ 2022 / 企業セッション

  2. 自己紹介

  3. 黒崎 優太 •2015/04: サイバーエージェント新卒入社 •〜 2021/04: 広告配信プラットフォーム 開発責任者 •2021/04〜: DX本部

    バックエンド/インフラ/セキュリティ担当 •2021/09〜: CTO統括室(兼務) •情報セキュリティスペシャリスト •2022 Snowflake Data Superheroes •イラスト図解でよくわかるITインフラの基礎知識 kuro_m88 kurochan
  4. 今日はなすこと •セキュキャン(セプキャン)に参加して人生がどう曲がったのか紹介します

  5. セキュキャン(セプキャン)

  6. セキュリティ&プログラミングキャンプ •2010年に参加しました •2010年はセキュリティ&プログラミングキャンプという名前で、 セキュリティコースとプログラミングコースがありました

  7. 参加したきっかけ •高校3年生の時にたまたまこんな記事を発見! https://opensource.srad.jp/story/10/06/18/1231234/

  8. 参加したきっかけ •この一文を鵜呑みにする • 「無料」という言葉に惹かれて何も考えずに申し込んだ ◦ 無料でプログラミング勉強できるなら行くかくらいのノリ ▪ 今思うと怪しいイベントじゃないか気にしてから応募したほうがよかったかもw https://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/spcamp2010/index.html

  9. OS自作組を選んだ理由 •!?!? ◦概要を読んでも何を言っているのかよくわからない https://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/spcamp2010/index.html

  10. 当時の自分のスキル •電子工作に興味を持って、マイコンにLEDとタクトスイッチを繋いで光らせていた ◦頑張ってC言語の本を読みながらやってみたが、LEDを点滅させるのが精一杯 ▪関数みたいな概念もわからなかったので全部ベタ書き、エディタは「メモ張」 ◦面白いけどこれがなんの役に立つのかよくわからなかった • 日本語プログラミング言語「なでしこ」を使ってた ◦ C言語よりはとっつきやすかった ◦

    GUIを作れるし面白かった ▪ 今はブラウザでも動くらしい! ◦ 日本語は表記揺れがあるのでちょこっと不便を感じ始めた
  11. OS自作組を選んだ理由 •唯一書籍を教科書にしている安心感(?) •書籍「30日でできる! OS自作入門」は中学生も対象読者らしい •OSってなんなのかよくわからないけど、 プログラミングの勉強してみたいので申し込んでみよう!

  12. やったこと •今年もアツかった! セキュリティ&プログラミングキャンプ開催 ◦https://atmarkit.itmedia.co.jp/news/201008/19/camp.html •ラーメンタイマーやウィンドウの大量増殖を通じてCPUのタイマや画面描画 についての理解を深めた

  13. 参加してみて •まわりの人が何を言っているかなにもわからない •Linuxカーネルのパッチを書いている中学生 ◦Linuxっていう言葉を初めてきいた、なんかすごいことしてるらしい •vimとemacsみたいな話をしているがメモ帳と何が違うのか謎 •Goっていうプログラミング言語が熱い!って言ってる人がいた(当時は2010年😇) •参加者もチューターも優しいので質問したら頑張って教えてくれる ◦ 自分以外のプログラミングしてる人に初めて会って、友達もできた •とりあえずキーワードだけ覚えて帰った

    ◦「IT勉強会」「ブログを書け」「git」「vim」「Linux」「オープンソース」
  14. 帰宅してからわかったこと •プログラミング欲が高まったので本屋さんの技術書コーナーに行くと… • みたことある著者名の本が大量にある ◦ セプキャンの講師/チューターじゃん… ◦ そんなすごい人たちが集まってたの /(^o^)\ナンテコッタイ •

    同世代に突出したスキルの人たちがいるということがわかった
  15. セプキャン卒業後したこと • 大学の付属高校に通っていたので、高校3年生だったが進路は最終確定していなかった • 理系には行きたかったが、理工学部と農学部で迷っていた • プログラミングや情報セキュリティに情熱を持っているひとたちに感化された ◦ ハッカー文化みたいなものに憧れを持ち始めた ◦

    => 情報科学を専攻することに決める
  16. Interop Tokyo STM • ネットワーク系の技術が中心の大きなイベント • 幕張メッセにShowNetという実際にインターネットに接続される環境を作り、そこで最 新の技術やそれらの相互接続の検証を行われている • STMと呼ばれるボランティアとして参加しつつ、最新のネットワークについて学ぶ機会

    • セプキャンを乗り切れたからということでここにも挑戦 ◦ ネットワーク何もわからん状態、ルータって何? ◦ その場では全然理解できなかったが、後々「あの話だったのか!」がたくさん ◦ ここでもいろんな出会いが
  17. 情報科学若手の会 • 50年以上続いているイベント • 情報科学に携わる学生や若手研究者、社会人のディスカッションの場 • 11年間参加しています…!(幹事もしています) ◦ これもセプキャン乗り切れたし…ということで勢いで参加 •

    招待公演の例 ◦ けしからんファイアウォールに負荷掛けたら警察から手紙きた 登大遊氏が光ファイバーの先に興味をもった理由 ▪ https://logmi.jp/tech/articles/323854 • 今年も開催します!! ◦ 参加も登壇も受付中です!! ◦ https://wakate.org/
  18. ICTトラブルシューティングコンテスト • 学生が作問から運営までやるトラブルシューティングコンテスト ◦ 学生側として運営して、社会人になって社内協力を得て機材提供などもしました • 第6回ICTトラブルシューティングコンテストに機材提供をしました ◦ https://developers.cyberagent.co.jp/blog/archives/1214/

  19. サイバーエージェントでインターン • 5日くらいインフラのインターンをした(正確には子会社) ◦ インフラエンジニアは遊び心のある職業であるということがわかった🤔 • 業務のエンジニアというのが何をするのかわからなかったので他社含め色々きいた

  20. サイバーエージェントに入社 • アドテクノロジーに興味を持って、広告配信システムの裏側に関わりたくなった ◦ 秒間数十万リクエストをさばくようなシステム開発 ◦ 2リージョンにまたがるシステムで、わりと規模が大きいプロジェクトだった • エンジニアリングもしつつ、チームのマネジメントや事業づくりの部分も経験 •

    今は小売企業のDXを推進する部署のエンジニアをしています https://speakerdeck.com/kurochan/yue-jian-shu-qian-yi-riku esutowosahakuji-shu-architecturenightgong-kai-yong
  21. 趣味インフラ • 自宅サーバを運用している人どうしでVPNしたり して遊んでいた • ラックを貸してもらって中古機材あつめて オレオレデータセンタを作ったり • Home NOC

    Operators' Groupと接続したり ◦ https://www.homenoc.ad.jp/ ◦ 趣味で自宅サーバやネットワークを持つ人たちが 参加している
  22. インターネットゼミ • 会社のお金で技術検証するためにデータセンタのラックと回線と機材を調達しました! ◦ 業務と完全に切り離された環境なのでさまざまな実験がしやすい • インターネットゼミ開講のお知らせ ◦ https://developers.cyberagent.co.jp/blog/archives/31049/ ◦

    ASもIPアドレスも新規取得しました! • RaspberryPi 30台のクラスタも自作しました
  23. 今日伝えたかったこと • セキュキャンは自分にとっては人生が曲がるような経験/きっかけでした ◦ ぜひ仲間を作って帰ってください • 興味を持った技術のコミュニティに飛び込んでみましょう ◦ 面白いことをしている人に会えます ◦

    思わぬチャンスも転がっています • IT業界は狭いのでさまざまな出会いを大事にしましょう ◦ 人間同士の「ネットワーク」もだいじ ◦ 自分をみかけたらぜひ声をかけてください!
  24. ありがとうございました