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Watson Studioで機械学習ハンズオン / ML Handson with Watson Studio 2019-06-26

Watson Studioで機械学習ハンズオン / ML Handson with Watson Studio 2019-06-26

2019/06/26(水) 18:45 〜 20:30にDeveloper Dojo Shibuya
2019/07/31(水) 16:45-18:00@Developer Dojo
で開催した「Watson Studio 機械学習入門」の「Watson Studioで機械学習ハンズオン」の資料です。

2019/07/31: 最新のWatson Studio UIの内容で更新、AutoAIのチュートルアルリンク追加、微修正

Kyoko Nishito

June 26, 2019
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Transcript

  1. 2 Introduction to Machine Learning and Artificial Intelligence – Watson

    Studio Tutorial, Part 2 https://developer.ibm.com/videos/introduction-to-machine- learning-and-artificial-intelligence-watson-studio-tutorial-part-2/ Introduction to Machine Learning and Artificial Intelligence – Watson Studio Tutorial, Part 3 https://developer.ibm.com/videos/introduction-to-machine- learning-and-artificial-intelligence-watson-studio-tutorial-part-3/ このセッションは IBM Developer https://developer.ibm.com/ の 動画を元に作成しています
  2. 機械学習 Machine Learning 5 5 課題: ⼼不全がおこるかどうかを判断する *BMI: 体重kg÷(⾝⻑m*⾝⻑m) 実⾏:

    モデルは⼼不全の有無 を予測 学習: 学習し結果予測モデル作成のために データセットを利⽤ ⼼拍数 BMI 年齢 性別 結果 93 25 49 F False 108 24 32 M False 80 31 60 M True 93 27 58 F True ⼊⼒: ⼼拍数, BMI*, 年齢, 性別
  3. Watson Studio 7 Model Lifecycle Management マシーンラーニング⽤ランタイム ディープラーニング⽤ランタイム データ分析⽀援ツール Cloud

    Infrastructure as a Service ⼀つに統合された環境で、AI モデルの構築・トレーニング・ デプロイ・管理を⾏い、データを準備して分析できるツール です。 • IBMクラウドで利⽤可能(Localの 製品もあり) • オープンソースツールとIBMツー ルのベストな組み合わせ • R, Python, Scala⾔語が使⽤可能 • コーディングなしのビジュアルモ デリングツール • 主要なオープンソースの マシーンラーニング⽤ランタイム・ ディープラーニング⽤ランタイム が使⽤可能
  4. 本⽇のハンズオンは 8 dog cat cat dog Positive ID: Pug Unknown

    Unknown Positive ID: Pug 教師あり学習 教師あり学習で Watson Studioのモデルビルダーを 使⽤して学習モデルを作成します。 コーディングはありません。
  5. 事前準備: データファイルのダウンロード (ここは参照のみ・実施しない) 10 1. ブラウザーで以下にアクセス https://github.com/IBM/predicti ve-model-on-watson- ml/blob/master/data/patientdat aV6.csv

    2. 右上の[ Raw ]ボタンを右ク リックします。 3. Link先を別名で保存.. を選択 し、拡張⼦は必ずcsvに変更し⾃ 分のPCに保存。 ファイル名: patientdataV6.csv
  6. 11 2. ダウンロードしたpatientdataV6.csvから テスト⽤データ100レコードを分離して別ファイル test_patientdataV6.csv に保存。 オリジナル 10800レコード 変更後 10700レコード

    新ファイル 100レコード 動作テストに使います 事前準備: データファイルのダウンロード (ここは参照のみ・実施しない) patientdataV6.csv patientdataV6.csv test_ patientdataV6.csv
  7. 12 以下をダウンロード: 既に分離済み準備しました patientdataV6.csv(変更後): https://ibm.box.com/v/update-patientdataV6 test_patientdataV6.csv: https://ibm.box.com/v/test-patientdataV6 オリジナル 10800レコード 変更後

    10700レコード 新ファイル 100レコード 動作テストに使います 事前準備: データファイルのダウンロード patientdataV6.csv patientdataV6.csv test_ patientdataV6.csv
  8. トレーニング (最初の「機械学習&AI⼊⾨」資料より抜粋) 13 ルール (モデル) データ1 アルゴリズム 結果:Good パラメータ内部調整 データ2

    アルゴリズム 結果:Good パラメータ内部調整 ファイル test_patient dataV6.csv ファイル: patientdataV6.csv
  9. 17 1. ダッシュボードを表⽰ (左上のIBM Cloudロゴをクリック) 2. サービスからWatson Studioのサービスを選択 3. Get

    Startedを選択して起動 2. Watson Studioの起動 もし右側にこのような画⾯がでてきたら、 「全詳細の表⽰」をクリックする
  10. 22 5A-5. New Projectの画⾯になるので、 Define Storage の②Refreshをク リックします 。 5A-6.

    Storageが表⽰された後、[Create]をクリックします。 3. Projectの作成
  11. 3. Machine Learningの[Add]をクリック 4A: [New]のタブが選択された画⾯が表⽰された場合 1. スクロールしてPLANでLiteが選択されていることを確認して⼀番下 の[Create]をクリック 。 2.

    Confirmの画⾯でRegionがDallasになっていることを確認して [Confirm]をクリック 4. サービスの作成と追加 スクロール スクロール
  12. 27 4B[Existing]のタブが選択された画⾯が表⽰された場合 Existing Service Instance のドロップダウンから、使⽤するMachine Learningのサービスを選択して[Select]をクリック 。 [Existing]のタブが選択された画⾯が表⽰されたにもかかわらず、「Existing Service

    Instance」の下に「 No existing service instances found 」が表⽰された場 合は、「CLOUD FOUNDRY ORG」のドロップダウンを開き、値を選択してみてく ださい。。 4. サービスの作成と追加
  13. 6. 機械学習モデルの作成 33 3. [Name]にモデルの名前を記⼊ 4. Machine Learning Service にMachine

    Learningのインスタンスが選択さ れていることを確認 5. Select model type: Model builder 6. Select runtime: Default Spark Scala 2.11 7. Manualを選択 8. [Create]をクリック
  14. 35 参考までにデータ項⽬は以下のようになっています。 データ項⽬ 内容 AVGHEARTBEATSPERMIN 平均⼼拍数/分 PALPITATIONSPERDAY 動悸の回数/日 CHOLESTEROL コレステロール

    BMI BMI HEARTFAILURE ⼼不全になったかどうか AGE 年齢 SEX 性別 FAMILYHISTORY 家族に⼼不全があったか SMOKERLAST5YRS 5年以内の喫煙歴 EXERCISEMINPERWEEK 1週間の運動時間(分) 6. 機械学習モデルの作成 ⽬的変数 特徴量 説明変数 特徴量 説明変数
  15. 6. 機械学習モデルの作成 36 9. 「Column value to predict (Label Col)」の下のSelect

    Label Colドロッ プダウンリストから「HEARTFAILURE」を選択。 これは予測したい項⽬です。いわゆる⽬的変数の項⽬です。
  16. 6. 機械学習モデルの作成 38 11. その下は以下のどのタイプの予測を⾏うかの選択です • Binary Classification: ⼆値分類 (2つのクラス分類)

    • Multiclass Classification: 多値分類 (複数のクラス分類) • Regression: 回帰 (数値の予測) 今回は⼼不全になったか、ならなかったか, Y または Nの2値予測なので、 Binary Classificationを選択します。
  17. 6. 機械学習モデルの作成 39 11. その下は全体で使⽤する各データのレコードの割合となります Train 訓練データ Test 検証データ Holdout

    モデル作成には使⽤しないデータ 変更もできますが、今回はそのままで設定します。
  18. トレーニング (最初の「機械学習&AI⼊⾨」資料より抜粋) 40 ルール (モデル) データ1 アルゴリズム 結果:Good パラメータ内部調整 データ2

    アルゴリズム 結果:Good パラメータ内部調整 WatsonStudio Train WatsonStudio Test ファイル test_patient dataV6.csv
  19. 6. 機械学習モデルの作成 43 *以下がModel Builderで利⽤できるモデルの⼀覧です︓ モデル名 Binary Classification Multiclass Classification

    Regression Logistic Regression ロジスティック回帰 Y Decision Tree Regression 決定⽊ Y Y Y Random Forest Regression ランダムフォレスト Y Y Y Gradient Boosted Tree Regression 勾配ブースティング決定⽊ Y Y Native Bayes 単純ベイズ分類法 Y Linear Regression 線形回帰 Y Isotonic Regression アイソトニック回帰 Y
  20. 8. 機械学習モデルのテスト 57 3. 各値を⼊れて、[Predict]をクリックします。 テストする値はtest_patientdataV6.csvの値をを 使ってみましょう。 データ項⽬ 内容 AVGHEARTBEATSPERMIN

    平均⼼拍数/分 PALPITATIONSPERDAY 動悸の回数/日 CHOLESTEROL コレステロール BMI BMI AGE 年齢 SEX 性別 FAMILYHISTORY 家族に⼼不全があったか SMOKERLAST5YRS 5年以内の喫煙歴 EXERCISEMINPERWEEK 1週間の運動時間(分)
  21. IBM Watson Studio AutoAIの機能 • Watson Studio と Watson Machine

    learning を統合 • データ取り込み、データクレンジン グ、データ変換、ハイパーパラメー ター最適化(HPO)によるモデル作成を ⾃動化 • トレーニングフィードバックの視覚化 により、モデルのパフォーマンスを確 認するためのリアルタイムの結果が参 照可能 • Watson Machine Learningへのワンクリッ クDeployment
  22. チュートリアル(英語) 64 https://www.ibm.com/cloud/garage/dte/tutorial/ibm-watson- studio-autoai-modeling-rest-us IBM Watson Studio AutoAI: Modeling for

    the rest of us チュートリアル: IBM Watson Studio AutoAI: これまでにない⼀般ユーザーのためのモデリング Published on July 15, 2019 AutoAIでBinary ClassificationとRegressionモデルを作成しテスト、さらに jupyter notebookを使⽤してpythonから呼び出すチュートリアルです。 このハンズオンと同じProjectを使⽤する場合は、Projectを開いた状態で 「Creating an AutoAI model for binary classification 」 から開始してください。
  23. 参考: How does it work? AutoAI Experiments ラベル付き データセット 準備

    モデル選択 ハイパー パラメーター 最適化 (HPO) 特徴量 エンジニア リング ハイパー パラメーター 最適化 (HPO) アンサンブル 最善の ⽋損値補完 /エンコーディン グ/正規化/標準化 の⽅法を⾒つけ出 し前処理を実施 最適なモデル を選択 選定したモデ ルのハイパー パラメーター 最適化 特徴量エンジ ニアリング後 のハイパーパ ラメータ最適 化 最適な特徴量の 設定 パイプライン の予測に基づ き最適なアン サンプルを計 算
  24. 68