スモールリリースで品質とデリバリーを向上させる/young-engineerLT-link-and-motivation

【渋谷|若手エンジニア向けLT交流会】
リンクアンドモチベーション登壇資料（2023/09/29）

『スモールリリースで品質とデリバリーを向上させる』

#リンクアンドモチベーション #リンモチ
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Transcript

1. © Link and Motivation Group スモールリリースで品質とデリバリーを向上させる リンクアンドモチベーション Developer Productivityユニット プラットフォーム推進グループ 田中 克弥
2. 2 © Link and Motivation Group 田中 克弥 株式会社リンクアンドモチベーション Developer Productivityユニット プラットフォーム推進グループ • 2021年新卒入社 • バックエンドメインのフルスタックエンジニア • モチベーションクラウドシリーズ内外のシステム 連携開発に従事 • 趣味は漫画とコーヒー 自己紹介
3. モチベーションクラウド 診断 変革 ※ 2022年度 実績 10,060 社 312 万人
4. 4 © Link and Motivation Group スモールリリースによって 品質とデリバリーを向上させる方法 ※本発表で共有する機能・コードは実際のものとは異なります。 ※本発表で共有する解消方法が全てではございません。あくまで一例としてご参考いただけたらと思います。 今日お話しする内容
5. © Link and Motivation Group 5 なぜスモールリリースをしようとしたか？
6. 6 © Link and Motivation Group 実際に起きていたこと
7. 7 © Link and Motivation Group 実際に起きていたこと 変更ファイル・変更行が多いことによって - レビューコスト大 - コンフリクト発生 - バグ混入リスク大 - バグ混入時の原因特定・復旧工数大
8. 8 © Link and Motivation Group 実際に起きていたこと_ビックバンリリース master リリースの大きさ feature/A feature/B feature/C
9. 9 © Link and Motivation Group 実際に起きていたこと_コンフリクト feature/A feature/B feature/C feature/D めちゃコード 変わっとるやん... コンフリクト
10. 10 © Link and Motivation Group 実際に起きていたこと_バグった時の切り戻し master 全て切り戻しするので、場合によっては復旧に時間がかかる （マイグレーション、ライブラリVer.UPとか） feature/A feature/B feature/C テーブル情報変えてる から切り戻し待って！
11. 11 © Link and Motivation Group 実際に起きていたこと_バグった時の切り戻し master 全て切り戻しするので、場合によっては復旧に時間がかかる （マイグレーション、ライブラリVer.UPとか） feature/A feature/B feature/C テーブル情報変えてる から切り戻し待って！ ビックバンリリースによって 品質にも、デリバリーのプロセスにも悪影響が出ていた
12. 12 © Link and Motivation Group スモールリリース実現後 master feature/A feature/B feature/C
13. 13 © Link and Motivation Group スモールリリース実現後_バグっても切り戻しが容易 master feature/A feature/B feature/C 切り戻すのはここだけ
14. 14 © Link and Motivation Group スモールリリース実現後_バグっても切り戻しが容易 master feature/A feature/B feature/C 切り戻すのはここだけ スモールリリースによって 品質とデリバリーが向上！ ※大きくても1リリース20ファイル以下 障害発生率は1/3以下、障害復旧時間は1/2以下に
15. © Link and Motivation Group 15 どうやってスモールリリースをするのか？
16. 16 © Link and Motivation Group スモールリリース_大方針 ファイル（メソッド）ごとにリリースする リファクタリング APIごとにリリースする 新規機能開発
17. 17 © Link and Motivation Group スモールリリース_リファクタリング（言語VerUP）の場合 master 100ファイル 影響範囲 1回 リリース回数 100ファイル リリースの大きさ
18. 18 © Link and Motivation Group スモールリリース_リファクタリング（言語VerUP）の場合 master 100ファイル 影響範囲 100回 リリース回数 1ファイル リリースの大きさ
19. 19 © Link and Motivation Group スモールリリース_リファクタリング（言語VerUP）の場合 master 100ファイル 影響範囲 100回 リリース回数 1ファイル リリースの大きさ ファイルごとに分割してスモールリリースを実現する
20. 20 © Link and Motivation Group スモールリリース_新規機能開発の場合 master 5API 影響範囲 1回 リリース回数 5API リリースの大きさ
21. 21 © Link and Motivation Group スモールリリース_新規機能開発の場合 master 5API 影響範囲 5回 リリース回数 1API リリースの大きさ
22. 22 © Link and Motivation Group スモールリリース_新規機能開発の場合 master 5API 影響範囲 5回 リリース回数 1API リリースの大きさ APIごとに分割してスモールリリースを実現する
23. 23 © Link and Motivation Group スモールリリース_新規機能開発の場合_備考 スモールリリースはしたいけど 新機能の顧客公開は 特定の日付（リリース日）にまとめて行いたい
24. 24 © Link and Motivation Group スモールリリース_新規機能開発の場合_備考 master フィーチャーフラグを使って指定したタイミングで顧客に公開する OFFの時は公開されない ONになると公開される OFF ON
25. © Link and Motivation Group 25 まとめ
26. 26 © Link and Motivation Group スモールリリースによって品質とデリバリーを向上させる方法 デリバリーのプロセス をシンプルにしたい ファイル（メソッド） ごとに分割 WHY なぜやるか 障害を減らしたい HOW どうやってやるか WHAT やること スモールリリース API ごとに分割
27. 27 © Link and Motivation Group お知らせ • エンジニアリングマネージャー • プロダクトマネージャー • テックリード • サーバーサイドエンジニア • フロントエンドエンジニア • SRE • データエンジニア • CRM • UXデザイナー 週１でテックブログ更新しています！ まずはカジュアルにお話しましょう！ ご連絡お待ちしております！ 全職種、積極採用中です！