Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
アプリプラットフォームにおける、レガシー基盤刷新の戦略
Search
masaki-s
January 15, 2026
Programming
0
220
アプリプラットフォームにおける、レガシー基盤刷新の戦略
masaki-s
January 15, 2026
Tweet
Share
More Decks by masaki-s
See All by masaki-s
【カンファレンス初参加】 SRE Kaigiを終えて
masaki12
0
39
ヤプリ新卒SREの オンボーディング
masaki12
0
770
Other Decks in Programming
See All in Programming
Codexに役割を持たせる 他のAIエージェントと組み合わせる実務Tips
o8n
0
200
API Platformを活用したPHPによる本格的なWeb API開発 / api-platform-book-intro
ttskch
1
120
「やめとこ」がなくなった — 1月にZennを始めて22本書いた AI共創開発のリアル
atani14
0
350
atmaCup #23でAIコーディングを活用した話
ml_bear
4
740
15年目のiOSアプリを1から作り直す技術
teakun
1
600
Codex の「自走力」を高める
yorifuji
0
250
2026/02/04 AIキャラクター人格の実装論 口 調の模倣から、コンテキスト制御による 『思想』と『行動』の創発へ
sr2mg4
0
680
go directiveを最新にしすぎないで欲しい話──あるいは、Go 1.26からgo mod initで作られるgo directiveの値が変わる話 / Go 1.26 リリースパーティ
arthur1
2
470
LangChain4jとは一味違うLangChain4j-CDI
kazumura
1
140
Event Storming
hschwentner
3
1.3k
CSC307 Lecture 11
javiergs
PRO
0
590
NOT A HOTEL - 建築や人と融合し、自由を創り出すソフトウェア
not_a_hokuts
2
560
Featured
See All Featured
KATA
mclloyd
PRO
35
15k
Crafting Experiences
bethany
1
75
Ecommerce SEO: The Keys for Success Now & Beyond - #SERPConf2024
aleyda
1
1.8k
Balancing Empowerment & Direction
lara
5
930
Money Talks: Using Revenue to Get Sh*t Done
nikkihalliwell
0
170
DevOps and Value Stream Thinking: Enabling flow, efficiency and business value
helenjbeal
1
140
HDC tutorial
michielstock
1
490
Building AI with AI
inesmontani
PRO
1
760
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
187
22k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
34
9.2k
Hiding What from Whom? A Critical Review of the History of Programming languages for Music
tomoyanonymous
2
490
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
6k
Transcript
株式会社ヤプリ プロダクト開発本部 SRE 眞⽥将希 アプリプラットフォームにおける、 レガシー基盤刷新の戦略
SPEAKER 株式会社ヤプリ SREチーム 眞⽥将希 • 24卒の2年⽬ • IaC‧CI/CD が好き •
コーヒーにハマっている • FY26からマネージャーに就任 🎉
2025年の私は、 基盤刷新の年 でした
取り組んできて学んだ、 基盤刷新におけるマインド について話します
INDEX ⽬次 • 取り組んだ基盤刷新の事例紹介 • 基盤刷新におけるマインド • まとめ
取り組んだ基盤刷新の事例紹介
初期のYappliのシステム 01 取り組んだ基盤刷新の事例紹介 スケーラビリティと運⽤の限界により、システム移⾏を開始 EC2/SQLiteゆえのスケーリング難 役割が集中し、管理‧運⽤が困難な状態に • EC2 + SQLite
• 1つのサーバで複数の役割 ◦ 「CMS」「モバイル」
移⾏のイメージ 01 取り組んだ基盤刷新の事例紹介 • EC2 → ECS • SQLite →
MySQL • 責務分離
現在の状態 • ⼀部テーブルがMySQL (Aurora)に • アプリケーションの分離 • ⼀部APIをGo⾔語への移⾏ 01 取り組んだ基盤刷新の事例紹介
ほぼ移⾏完了するも、⼀部APIがまだ未完了… 移⾏が難しかったAPIが旧基盤に残っている
「移⾏」から「保守性向上」への⽅針転換 • 残ったAPIは移⾏ハードルが⾼い • 新規機能開発が優先される • APIを潰す選択も取りづらい ↓ 「新基盤へ移⾏」ではなく、 「旧基盤の保守性向上」へ⽅針転換
01 取り組んだ基盤刷新の事例紹介
基盤刷新におけるマインド
基盤刷新においての重要ポイント 基盤刷新は「エンジニアへの信頼」で実現できる • 基盤刷新活動を理解されるには限界がある • 理解されない部分を「信頼」で補われている • 継続的な取り組みには「信頼」の維持や向上が求められる 02 基盤刷新におけるマインド
ヤプリの場合... 信頼の割合が⾼く「基盤刷新」を⾏いやすい環境にある と考えている • これまでエンジニアが築き上げてきた信頼 • 上⻑の⾒えない頑張り • 賞賛の機会の存在 信頼維持のためにも、
「サービスの成⻑を⽌めず」に、「価値を⽰し続ける」 必要がある 02 基盤刷新におけるマインド
02 基盤刷新におけるマインド サービス成⻑を妨げないために 安定したリリースを⼼がける • 理解の「正確さ」を上げる (エンジニアへのヒアリング & AI解析) •
パフォーマンスチューニング、スペックに余裕を持たせる • カナリアリリース • 切り戻し⼿順の明確化 開発者に迷惑をかけない • 変更の周知 • 作業速度を落とさない
活動実績を⽰す 基盤刷新によって得られた成果を⽰すことで今後の改善活動に繋げる 基本外から⾒ると、「何も変わっていない」と思われる • わかりやすい指標 ◦ コスト効果、レスポンスタイム ◦ 妨げになっていた開発 •
安全を⼼がけたこと ◦ 失敗した際の影響範囲 ◦ 検証の難しさ ヤプリでは開発部や全社の定例で取り組みを発表 02 基盤刷新におけるマインド コストの削減
基盤刷新はモチベーションが下がる要素が盛りだくさん 例えば... • 作業が単調になりやすいかつ、時間がかかる • 他部署との連携周り • 孤独感 • 扱う技術が古い
• ビジネス貢献度 • … • そのほか無限 モチベーションの維持 02 基盤刷新におけるマインド
モチベが⾼まる要因を考えながら取り組む ⾃分の場合... • 新しい技術を取り⼊れる • 使命感を持って動く 組織が設計する場合 • 評価制度 •
賞賛の機会を設計 ◦ ヤプリでは全社の朝会、Win Session モチベーション向上のために 02 基盤刷新におけるマインド
まとめ
ヤプリの基盤刷新の必要性 • 古い基盤と向き合う必要がある 継続した改善活動のために必要なこと • 失敗のリスクを捉える • 活動実績を残す • モチベーションを維持する
まとめ 03 まとめ
FOLLOW ME!! Yappli Tech Blog Yappli Developers カジュアル⾯談 @yappli_dev https://tech.yappli.io/
https://open.talentio.com/r/1/c/yappli/pages/59642