n 参加し始めた頃はまだ世の中のネット回線が細かったので CD-R を 焼いて郵便で送って頂く形で開発していました. n 途中,あまり活動できない時期はありましたが,現在アクティブな メンテナの中では古い方かな. n その他の OSC の関わりは大きな物としては TeX for DOS/ Win の開発とか. n 「Plamo Linux 日記」というブログ書いてます. n http://blog.goo.ne.jp/toshi-mtk 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 2
といっても,1998年くらいに分かれてから同期してないけどね. n 管理コマンドはちょこちょこと持ってきて更新してはいます. n メンテナは10人弱くらい n 好みのパッケージをそれぞれのメンバーが作っている感じ. n 多様性 J n 最近は年1回くらいのリリースペース n メールベースでの情報交換 n たまに宴会. n でも,メンテナメンバーが散らばっているのであんまり頻繁ではないです. 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 5
なども可). n パッケージ同士の依存関係を記述する方法はない. n バイナリなどのファイルと,doinst.sh という実行するスクリプトから構成. n /usr/share/doc 以下に build script を含む. n initpkg という機構もある.doinst.sh に埋め込む形. n ブートローダーはLILOとGRUB2 n デフォルトロケールはEUC n UTF8でも動作するみたいだけど. n BSDinit / SysVinit n デフォルトでは runlevel3. n コンソール login: プロンプトが標準. n xdm などはデフォルトでは動作しない.(runlevel4) 良くも悪くも 昔から変わらない環境です. 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 6
の設定方法には詳しくなるかも. n Linux 関係,ツール関係のお勉強には最適. n コンソール上で日本語文書の読み書き,画像入りWeb閲覧,動画 再生可能. n デスクトップ環境: AftreStep, Qvwm, Twm, Xfce, MATE, KDE n P-Plamo n 昔は CD-Plamo と呼ばれていたもの. n 最近は,仮想化も n LXC に lxc-plamoというテンプレートが標準配布. n メンテナの加藤さんが技術評論社のwebでコラム書いてます. 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 7
n カテゴリー構成 n 00_base/ 01_minimum/ 02_x11/ 03_xclassics/ n 04_xapps/ 05_ext/ 06_xfce/ 07_kde/ n 08_tex/ 09_kernel/ 10_lof/ 11_mate/ n カテゴリまるごと入れるという思想.Slackware 由来. n 数字の大きい物が数字の小さい物に依存しているイメージ. (一部例外はありますけど) 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 8
n VMware などのように仮想マシン全体を作るのではなく,ベースと なっている OS の上で動作する形. n 技術評論社の web の連載「LXCで学ぶコンテナ入門 -軽量仮想化環境 を実現する技術」で Plamo メンテナの加藤さんと田向さんが詳細に説 明しています. n 標準配布物の contrib/Virtulization に LXC 関係のパッケージが 同梱. n インストールするだけで簡単に使えます. n LXC にPlamo テンプレートが標準で同梱されています n LXC が動作すれば Plamo Linux 上でなくても簡単に仮想環境上で Plamo Linux を試す事が出来ます. 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 10
環境. n 昔は CDplamo といわれていた物です. n iso で配布.USB に入れるのはちょっと面倒かも. n Aufs + SquashfS n USBメモリなら,init.hookを使ってカスタマイズやカーネル更 新,ユーザ環境の保存も可能 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 13
n 中身は Shell script. n $ ./PlamoBuild download : ソースダウンロード n $ ./PlamoBuild : compile & パッケージ作成 n パッケージ作成スクリプト自動化ツールがある.(make_PlamoBuild) n https://github.com/plamolinux/Plamo-src/admin 以下 n configure & make 程度の物なら自動で作成できる. n これでつくったスクリプトをひな形に手修正する. n 一応,build scrpt 一式は github 管理. n https://github.com/plamolinux/Plamo-src/{plamo, contrib} 以下 n あんまりメンテされてないとこもあるけど. 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 17
apt-get,RedHat/CentOS の yum みたいなもの. n pkglist: n get_pkginfo の管理ファイル作成ツール. n pkgbuild: n LXC を使って Plamo Linux 用のパッケージを作成するツール. n makedesc.pl: n インストーラーが各パッケージの説明を表示するためのファイルを作成するツールで す.ediskxxx / diskxxx ファイルを編集して,makedesc.pl コマンドを実行すると実 際にインストール時に使われるファイルが作成されます. n get_depends.py/quert_depends.py: n ライブラリ依存関係確認チェックツール. ソースファイルは https://github.com/plamolinux/ 以下など 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 19
n インストールDVDとP-Plamo DVD/USBメモリを展示の方で配布し ています. n 今後の todo リストとして上がっているのは下記項目かな? n 32bit/64bit 環境のディレクトリ構成変更. n UTF8 (正式)対応. n ARM 対応.(気が向いたら?) n 細かいライブラリ,ツール一式を最新版に. n 次のリリースタイミングはまだ決まってません. 2015/10/24 OSC 2015 Tokyo/Fall Plamo Linux メンテナグループ 23