Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ISUCON名誉運営の話
Search
matsuu
November 22, 2016
Technology
1
460
ISUCON名誉運営の話
ISUCON6本選で運営のお手伝いをした話
matsuu
November 22, 2016
Tweet
Share
More Decks by matsuu
See All by matsuu
インデックス使えてる?じぇじぇじぇ!
matsuu
0
1.6k
Other Decks in Technology
See All in Technology
能登半島地震において デジタルができたこと・できなかったこと
ditccsugii
0
190
Findy Team+ QAチーム これからのチャレンジ!
findy_eventslides
0
160
PHPからはじめるコンピュータアーキテクチャ / From Scripts to Silicon: A Journey Through the Layers of Computing Hiroshima 2025 Edition
tomzoh
0
140
2025-10-09_プロジェクトマネージャーAIチャンス
taukami
0
140
Introduction to Sansan Meishi Maker Development Engineer
sansan33
PRO
0
310
衛星画像超解像化によって実現する2D, 3D空間情報の即時生成と“AI as a Service”/ Real-time generation spatial data enabled_by satellite image super-resolution
lehupa
0
160
セキュアな認可付きリモートMCPサーバーをAWSマネージドサービスでつくろう! / Let's build an OAuth protected remote MCP server based on AWS managed services
kaminashi
3
320
React19.2のuseEffectEventを追う
maguroalternative
0
150
サイバーエージェント流クラウドコスト削減施策「みんなで金塊堀太郎」
kurochan
3
1.5k
リセラー企業のテクサポ担当が考える、生成 AI 時代のトラブルシュート 2025
kazzpapa3
1
160
AIツールでどこまでデザインを忠実に実装できるのか
oikon48
6
3.4k
GoでもGUIアプリを作りたい!
kworkdev
PRO
0
140
Featured
See All Featured
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
14k
Making Projects Easy
brettharned
120
6.4k
Code Review Best Practice
trishagee
72
19k
Scaling GitHub
holman
463
140k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
135
9.6k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
369
20k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
127
53k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
508
140k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
30
2.9k
Building Adaptive Systems
keathley
44
2.8k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
303
21k
Transcript
ISUCON名誉運営の話 201611-22 ISUCON6裏話Night matsuu
matsuuです • 本職はインフラエンジニアな人 ◦ ネットワーク屋→プログラマー→インフラエンジニア • ISUCON過去問にチャレンジしやすくした人 ◦ 敵に塩を送る人 •
今日が結婚記念日だったことを忘れてた人 ◦ 嫁に怒られた人 • 今オススメのTV番組は #逃げ恥 だと思う人 ◦ 感情移入しやすい草食系エンジニア ◦ ツッコまざるをえない PHPプログラム ◦ 自宅PCのWindows評価版にOpenOfficeインストール ◦ 自宅で映り込むSoftwareDesign
ISUCON6予選 惨敗
しかし…
None
名誉運営 #とは • お飾りかな? • 予選前にAzureテンプレートがんばったからAzure関連のお手伝いかな? • つまり下働きかな?体よく使われるのかな? • 敗戦直後、本選日に嫁との予定を入れてしまっていた
• でもせっかくなので「やりましょう」 ◦ 嫁には謝った ◦
心がけたこと • やるからにはきちんとやろう • ちゃぶ台ひっくり返さない • 足を引っ張らない ◦ matsuu待ちってのをできるだけ作らない •
出しゃばらない範囲で積極提案する
主にやったこと • Azure周りの調整 ◦ Azureテンプレートとか、Azureネットワークの特性調査とか ◦ Log Analytics(ただし失敗) • CI実装
◦ Azure TemplateのCIにWerckerを利用 ◦ DockerのテストにJenkinsを別途用意 • Python実装 ◦ 多分本選では誰も試してないので試してあげて下さい • その他 ◦ Dockerに関する助言とか ◦ やりとりはgithubに残っている
Azure Tips • Azure Resource Managerテンプレートの作成はLint機能が使えるVisual Studio Codeがオススメ • macOSはブラウザ上でのスワイプ操作がAzure管理画面とすこぶる相性が悪い
ので無効にすべし • Azure CLIを使うのがいい • AzureはPaaSが充実してるのでPaaSをどれだけ活用できるかが鍵だと思いまし た
やってわかったこと • 運営ってこんなにも大変なのか ◦ 大変とは聞いていたけどもこれほどまでとは • 平日の夜や休日はISUCON準備に殆どを費やしてた ◦ ちょうど仕事も忙しい時期だった ◦
補佐でも大変なのにメインの皆様はどれだけ大変なんだ … • Twitterなどで運営に対する小言をみるとメンタルやられそうになる ◦ 自分がメインでもないのに ◦ 自戒 • 運営にもっとやさしくしてあげて
後日談 ISUCON予選前からmatsuu さんに本選をお手伝いしても らうつもりだった
えっ、 それって…
私のチームが 本選でられないと 最初から踏んでい たの
確かに敗退したけ どね!
まとめ • 本選出られなかった人を巻き込めば良いんやで • でも人を増やせばいいってものでもないんやで ◦ cf. 人月の神話 • 機会があったら是非参加やで(でも謙虚な心やで)
• #逃げ恥 は要チェックやで
おわり