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画像生成モデルは1つの損失関数(FID)を入れるだけで性能が激変するらしい

Avatar for 小島瑞貴 小島瑞貴
August 30, 2026
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 画像生成モデルは1つの損失関数(FID)を入れるだけで性能が激変するらしい

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小島瑞貴

August 30, 2026

Transcript

  1. 前提: FIDとは何か(1/3) 目標: 生成画像群と実画像群の分布間のWasserstein距離(FID) 定義(p-Wasserstein距離): 距離空間上の確率分布(P, Q)間の距離 直観: 1つの砂山を、別の砂山をなるべく効率的に移したい! :xをyに運ぶ大変さ

    :xをyにどれくらい運ぶか (厳密には、距離空間Xの直積空間X×X上の測度で X上の周辺測度への制約を満たしながら、 その上に定まるd(x, y)^pの積分値を最小化) 4
  2. 前提: FIDとは何か(3/3) 目標: 生成画像群と実画像群の分布間のWasserstein距離(FID) 画像の特徴量分布をガウス分布で近似した、2-Wasserstein距離 ステップ1: 実画像群・生成画像群から特徴量抽出 実画像群: 生成画像群: 特徴抽出

    ステップ2: それぞれの特徴量を一番うまく説明する、平均共分散を探す …と信じて、平均・共分散をfitting ステップ3: ステップ2での平均・共分散 → 2-Wasserstein距離(FID) 8
  3. 復習: FIDとは何か 目標: 生成画像群と実画像群の分布間のWasserstein距離(FID) 画像の特徴量分布をガウス分布で近似した、2-Wasserstein距離 ステップ1: 実画像群・生成画像群から特徴量抽出 実画像群: 生成画像群: 特徴抽出

    事前に計算! ステップ2: それぞれの特徴量を一番うまく説明する、平均共分散を探す …と信じて、平均・共分散をfitting ステップ3: ステップ2での平均・共分散 → 2-Wasserstein距離(FID) 12
  4. 復習: FIDとは何か 目標: 生成画像群と実画像群の分布間のWasserstein距離(FID) 画像の特徴量分布をガウス分布で近似した、2-Wasserstein距離 ステップ1: 実画像群・生成画像群から特徴量抽出 実画像群: 生成画像群: 特徴抽出

    (!) EMAで推定! ステップ2: それぞれの特徴量を一番うまく説明する、平均共分散を探す …と信じて、平均・共分散をfitting ステップ3: ステップ2での平均・共分散 → 2-Wasserstein距離(FID) 13
  5. まとめ 問題設定: 画像生成モデル(大量の画像から、確率分布を学習) 前提: ・p-Wasserstein距離 距離空間上の2つの確率測度間の距離 ・ガウス分布間の2-Wasserstein距離 閉形式で算出可能 (by 平均・共分散行列)

    ・FIDとは ガウス分布間の2-Wasserstein距離 画像生成の評価に使われる。訓練では使えない定説 本論文の貢献: ・FIDを訓練損失として使用可能に! EMAを使って、訓練サンプルの統計量を推定 凄まじい性能向上・1-stepでのデノイズ(シンプルで素敵) 20