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AI時代のキャリアプラン「技術の引力」からの脱出と「問い」へのいざない / tech-gravity

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February 02, 2026

AI時代のキャリアプラン「技術の引力」からの脱出と「問い」へのいざない / tech-gravity

こちらのイベントの登壇資料です

実装だけ考えればよい時代は終わった ── ミノ駆動さんが斬る!エンジニアの思考を止める技術の引力
https://techplay.jp/event/990059

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February 02, 2026
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  1. © DMM 15 要求定義 要件定義 設計 実装 「要求要件定義もAIに置き換わるの では?」という意見もある。 しかしそれは困難。

    「ああしたい」「こうしたい」と要求す るのは誰?人間である。 目的や価値は天から降ってきたり AIが決められるものではない。 決められるのは人間だけ。
  2. © DMM 16 要求定義 要件定義 設計 実装 【問題定義フェーズ】 人間 :

    pilot(操縦士) AI : copilot(副操縦士) 顧客要求や提供したい価値を人間が 定義し、AIが並走しながら人間の考 えをサポートする。 【問題解決フェーズ】 AI : pilot 人間 : copilot AIが設計実装して、その成果物を人 間がレビューする。
  3. © DMM 技術観点に留まった考え方 「どんな問題を解決するためにその仕事をしていますか?」 と問われたとき、技術観点でしか回答できないケース。 • 「APIを正しく動作させるためです」 • 「パフォーマンス要件を満たすためです」 •

    「そのカラムがNULLだと困るからです」 • 「仕様を満たすためです」 これはこれで正しいかも知れませんが、 それによって顧客のどんな問題が解決されるかまで言及していません。 26
  4. © DMM 目的、目標、手段は、 私たちが開発するソフトウェアでも同じことが言えます。 顧客の要求(目的)をかなえるための手段として、 私たちはソフトウェアを開発しているのです。 42 目的 手段 商品を売買したい

    ショッピングサイト 動画を視聴したい 動画投稿サイト 遊びたい ゲームソフト 効率良く勉強したい 学習サイト 私たちは「手段」を開発している
  5. © DMM 「目標」は要件や仕様に相当する 43 【目的】 注文数を正しく表現したい 【目標】 注文数は1〜200であること 【手段】 目的を満たすソースコード

    システムを不具合なく的確に機能させるには、 仕様を決める必要があります。 例えば注文数が負数だと不具合になりますし、 5000兆個といった非現実的な数量も 問題があります。 注文数については 出荷業務の都合などを考慮し仕様を決めます。 こうした要件や仕様が目標に相当します。 目標を満たすようにコードを実装します。
  6. © DMM 47 自社サービスに 顧客をロックインしたい ショッピングポイントを 使いたい ポイント消費した事実を DBに永続化したい 上位

    ポイント発行した事実を DBに永続化したい ショッピングポイントを 発行したい 下位の技術目的から 上位の顧客目的へ 遡る考え方が重要!
  7. © DMM 51 要求定義 要件定義 設計 実装 問題定義フェーズの成果物につ いてオーナーシップを持つ職種 ・プロダクトマネージャ

    ・アーキテクト プロダクト価値最大化を目的に、 プロダクトマネージャ:主に要求 定義に責任を持つ。 アーキテクト:主にアーキテクチャ 構造とシステム要件の定義に責任 を持つ。
  8. © DMM ソフトウェア開発=品質特性の作り込み 54 品質特性 説明 品質副特性 機能適合性 機能がニーズを満たす度合い 機能完全性、機能正確性、機能適切性

    性能効率性 リソース効率や性能の度合い 時間効率性、資源効率性、容量満足性 互換性 他のシステムと情報共有、 交換できる度合い 共存性、相互運用性 使用性 利用者がシステムを満足に利用できる度合い 適切度認識性、習得性、運用操作性、ユーザーエラー防止性、ユー ザーインターフェイス快美性、アクセシビリティ 信頼性 必要なときに機能実行できる度合い 成熟性、可用性、障害許容性、回復性 セキュリティ 不正利用から保護する度合い 機密性、インテグリティ、否認防止性、責任追跡性、真正性 保守性 システムを修正する有効性や効率の度合い モジュール性、再利用性、解析性、修正性、試験性 移植性 他の実行環境に移植できる度合い 適応性、設置性、置換性