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巻き込まれ系主人公になろう 〜 "ひょんなことから" は自分で用意する 〜
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mayoke
September 17, 2026
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巻き込まれ系主人公になろう 〜 "ひょんなことから" は自分で用意する 〜
oso2026の登壇資料
https://oso.connpass.com/event/401699/presentation/
mayoke
September 17, 2026
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Transcript
巻き込まれ系主人公になろう 〜 "ひょんなことから" は自分で用意する 〜
はじめに コミュニティへの参加は、最近始めたばかりです 1 IT 2 巻き込まれ体験から得た普段意識していることについてお話しします
目次 1 概要・目次 2 今の私 3 今の私は、どのように作られたのか 4 体験から抽出した哲学 5
巻き込む側へ 6 受動的な価値観のもう一つの導線 7 まとめ 巻き込まれた体験の紹介 → 抽出した哲学 の順でお話します。
目次 1 概要・目次 2 今の私 3 今の私は、どのように作られたのか 4 体験から抽出した哲学 5
巻き込む側へ 6 受動的な価値観のもう一つの導線 7 まとめ
今の私 1 2 3 エンジニア4年目(クラウド, web) オープンセミナー岡山に登壇(=いま、ここ) 自転車で日本一周中 —— この私は、どのように作られたのか?
目次 1 概要・目次 2 今の私 3 今の私は、どのように作られたのか 4 体験から抽出した哲学 5
巻き込む側へ 6 受動的な価値観のもう一つの導線 7 まとめ 点それぞれに「経緯」がある。順に辿ってみる 3
経緯① 歳 10歳 12歳 18歳 19歳 21歳 24歳 2 どのようにしてエンジニアになったのか
英会話教室でMさんと出会う Mさんに遊戯王へ誘われる オリジナルカード制作 大学(工学部電気電子)でC言語 友達に影響されラズパイを買う 研究室でPCを自作 ソフトで入社 ターニングポイントとなった出来事は3つ TP TP TP
TP① 歳 12 遊戯王オリジナルカード、最初のITゲートウェイ 動機は「作りたい」だけ。ITをやろうとは思っていない ぶつかった壁が、そのままITの入り口だった 1 2 3 画像のダウンロード
透過画像・jpeg・png カードサイズに合わせた印刷 「調べれば何でもわかる、なんでもできる!」 オリカ サルベージした実際のカード
TP② 歳 19 大学の友達の影響を受ける 農学部の友達に実習で育てた野菜をもらう。 工学部の私はあげたり見せたりするものないな... 理学部の友達にPythonを教えてもらう。 Raspberry pi を購入して遊んでみる。
IoT サーバー的なやつ リモコン機能、SNS操作など
TP③ ソフトで入社(24歳) 大学(院):パワーエレクトロニクス 就活はソフトで 入社後:IoTサーバー開発 クラウド・Webの領域へ ↓ ↓ ↓ 特にITへの入り口は人によって多種多様なのでは?
後で聞かせてください!
経緯② どうして今、登壇しているのか 2025 AWS re:Invent JAWS 参加(26歳) を知る 社内のコミュニティ好きと交流 誘われて社外イベントへ
友達に話す → 登壇に推薦(知らぬ間に) ↓ ↓ ↓ ↓
経緯③ どうして自転車で日本一周を目指しているのか 受験期にツーリング動画を見ていた 入学直後、なぜかロードバイク(自転車)購入 なんとなくサイクリング部へ入部 キャンプツーリングという遊び方を知る ↓ ↓ ↓ 背景:バイク(オートバイ)は高いし免許が要る、というのもあった
先輩に影響され、日本縦断 1 2 先輩が自転車で日本を縦断していた 年 講義を一切登録せず出発 2019 Q3: 鹿児島県 佐多岬→北海道
宗谷岬 28日
気づけば、日本沿岸をほぼ走破 年 定年後に北海道一周している自転車乗りに会う 1 2025 : 2 気づけば「走っていない所」のほうが少ない状態 「最後までやりますかwww」 年
月時点での進捗 2026 9
すべて、巻き込まれの結果だった エンジニア、今回の登壇、自転車で日本一周 すべてにターニングポイントがあり、すべてリアクションだった
3 誘い つの経緯を、並べてみると ↓ エンジニア さんの誘い (遊戯王) 友達がくれた野菜 (ラズパイ) M
他人・偶然 発見・他人 ↓ ↓ 登壇 自転車 のイベントに参加 社内の人との交流 友達の推薦 (知らぬ間に) 受験期の動画 先輩の縦断に 影響される aws 自分は起点になった出来事に反応しただけ
目次 1 概要・目次 2 今の私 3 今の私は、どのように作られたのか 4 体験から抽出した哲学 5
巻き込む側へ 6 受動的な価値観のもう一つの導線 7 まとめ
なぜ、行動するのか 1 ベースの価値観:今と近い未来を、良く生きること 2 行動する理由:あらゆる物事に運要素がある。試行回数を積むほど良い結果を引ける 3 では、どうすればたくさん行動できる?
行動するか。なにを? 1 「やりたいことがある」「主体的に」——それは幻想かもしれない 2 基本的に怠惰。何も起きていないのに動くのは不自然 3 一方で、何かに反応して動くのは得意
だから、起点を用意する 1 自分を動かすための起点を用意する 2 巻き込まれることで、はじめて行動できる
起点 →(巻き込まれ)→ 行動 起点 → 巻き込まれ → 行動するためには起点が必要だ! 行動
起点になりえるもの 予定 苦痛 発見 誘い これらの起点に対して行動を起こさない方が不自然。どうやって用意する?
どのようにして起点を用意するのか? そもそも「主体的に動けない」と「起点を用意する」は矛盾? →きまぐれ・偶然性を利用する
意識していること ① — 外へ出る 何もなくても、一度は外へ出てみる ・外に出れば、何かを発見したり、人に会うかもしれない ・少なくとも、ずっと家にいるより「何かが起きる」可能性は高い ・夜になってしまったとしても、必ず1回は外へ出る
意識していること ② — 作る 買えるものでも、作れそうなら作ってみる ・「必要・欲しい」→ 買う、が現代では自然 ・作るのは楽しい。作る過程で、いろいろな発見がある ・作るための物を買う(工具、素材、3Dプリンタ) 作ってきたもの例
自作PC / ロードバイク / IoT機器(ラズパイ) / サンダル / 燻製器 / 梅干し / 中華料理 / ゲーム / Webアプリ
意識していること ③ — ポイント・オブ・ノーリターン 戻れない/戻るほうが高くつく所まで、進んでしまう = 過ぎると元に戻れない「回帰不能点」 ・自転車の教訓:サイクリングは途中でやめられない。山奥に進むほど、戻るより進んだ方が良くなる ・例:宿や交通を先に予約して予定を決める(シルバーウィークは佐渡汽船 予約済み=行くしかない)
・この登壇も、話すことがないのに決めた=ポイント・オブ・ノーリターン サンクコストかもしれない。でも、結果として動き始められる
意識していること ④ — やめることを許容する 途中でやめるのは、良くないこと? ・私は、中断することを自分に許している ・なぜか——「やめてもいい」前提なら、行動を始めやすいから 始めるハードルを下げるための、逆説的な工夫
目次 1 概要・目次 2 今の私 3 今の私は、どのように作られたのか 4 体験から抽出した哲学 5
巻き込む側へ 6 受動的な価値観のもう一つの導線 7 まとめ 巻き込まれる対象を他人に置き換えて起点を用意する = これが巻き込む
巻き込んだ体験 1 自転車を買わせた(累計8人) 2 価値観を共有した 3 イベントに参加させた
① 2017 自転車を買わせた(累計8人) 年に自転車を始めてから今まで、8人の購入に関わった やったこと ・「買え」とは言わない ・自転車の良さを、ひたすら語る ・「買ったら一緒に走りましょう」と誘う ・レンタサイクルなどで、まず体験させる →
この“体験”を与えることが、強力な起点
② 価値観を共有した 気に入った本『Die with Zero』 ・気に入ったので布教したくなった。でも「おすすめ」だけでは読まない ・だから——買ってあげちゃう→無碍にはできない → この“あげる”が、強力な起点
③ イベントに参加させた イベントや旅行の予定を、先に立ててしまう ・日程と場所を先に押さえて「もう予約したよ」と伝える ・すると、相手も動かざるを得なくなる(多くの予約はキャンセルできるのでリカバリー可) ・= 相手にとっての「ポイント・オブ・ノーリターン」を作ってあげる → この“予定”が、強力な起点
なぜ、他人を巻き込むのか 人を巻き込むのは、労力がかかる。なんでそんなことを? モチベーション ・巻き込むのは“上位の楽しみ”——相手がこれから体験する楽しみを想像すると、最高に楽しい ・他人を巻き込めば、その人が今度は“自分を巻き込む起点”になるかもしれない
他人を巻き込むことは難しい ・「やれ」では動かない(動くのは、上下関係などの背景がある時だけ) ・他人は、自分より動かしにくい(当たり前) ・だから、強力な起点を用意して——自分から動いてもらう 体験 プレゼント 予定+誘い
目次 1 概要・目次 2 今の私 3 今の私は、どのように作られたのか 4 体験から抽出した哲学 5
巻き込む側へ 6 受動的な価値観のもう一つの導線 7 まとめ
受動的 起点 → 巻き込み → 対象(自分/他人) 対象が起点に巻き込まれる”という、徹底して受動的な視点で話しました “ ある意味、自分を他人事のように扱っています
この受動的な価値観を導いたもの ・今までの体験(IT・自転車) ・行動経済学 —— 人の意思決定についての学問
行動経済学に登場する、好きな概念 ・システム1 / システム2 ・ナッジ
システム1 と システム2 意思決定には、脳の2つのモードが働く ・システム1:速い・直感的・自動 : いつものやつを買う ・システム2:遅い・論理的・熟考 : 初めて買う高額な物のに悩む
起点を用意する自分と行動する自分。2人の自分がいるような認識
ナッジ ・強制も罰則もなく、選択の自由を残したまま、望ましい行動へそっと促す仕組み ・例:トイレにあるいつも綺麗に利用していただき...のやつ = まさに「起点を用意する」こと
行動経済学の影響 行動経済学に触れたことも、この“受動的な価値観”を形づくっている
まとめ — 行動するには、起点を用意する必要がある — " ひょんなこと"は、自分で用意するものだ
次は、あなたの番 今回の私の話が、あなたを動かす「起点」になれたら幸いです