チーム開発研修【MIXI 23新卒技術研修】

23新卒技術研修で実施したチーム開発研修の講義資料です。

資料の利用について
公開している資料は勉強会や企業の研修などで自由にご利用頂いて大丈夫ですが、以下の形での利用だけご遠慮ください。
・受講者から参加費や授業料などを集める形での利用（会場費や飲食費など勉強会運営に必要な実費を集めるのは問題ありません）
・出典を削除または改変しての利用

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1. ©MIXI チーム開発研修 23新卒技術研修 5/16,17,18実施
2. ©MIXI 2 チーム開発研修とは？ チームに分かれて限られた時間（2日半）でテーマに沿ったサービスを開発する研修 これまでの技術研修では学ぶことが中心でしたが、ここでは楽しみながら自由に作ってみましょう！！ 折角なので配属後はあまりやらないことに挑戦してみてね（0からの技術選定や未経験分野の開発など） よくあるハッカソンのように優秀賞を決めたり順位を決めたりはしないよ ※MIXIではハッカソンイベントとしてチーム開発研修と 　同様のものを実施しています https://mixi-developers.mixi.co.jp/e96ad0e8e804
3. ©MIXI 3 実施目的（参加者が得られるもの） 限られた時間の中で必要なものを取捨選択して作り上げる →リーンな開発、場合によっては自動化も必要 ペアプロやモブプロを通して開発スタイル※や技術スタックの異なるメンバーから刺激を受ける →ちょっとしたショートカットなど、開発環境のブラッシュアップ →新たな視点を持って開発に取り組める 気になっている技術に実際に触れることで、技術的な手札を増やす 事前に検討するポイントなど、技術選定のノウハウを得る ※開発スタイルの例 　スクラム、アジャイル、TDD、DDD、ペアプロ、モブプロ、MVC、Clean Architecture…
4. ©MIXI 4 大切にして欲しいこと
5. ©MIXI 5 より早く、より多く失敗する 子供の頃の自転車の練習を思い出してください。 自転車に乗るためには、たくさんコケて、それでも練習し続けたと思います。 コンフォートゾーンの外側に出ると失敗するかもしれません。 でも、失敗を恐れていると何も変わりません。 コンフォート ゾーン ラーニングゾーン
6. ©MIXI 6 多様性を尊重する 今までにないイノベーションを生み出すには、多様な視点や見当違いの意見も必要です 自分と違う視点や考えを取り入れることも大切。自分だけではその考えにたどり着かない 自分と違う意見が出た場合、否定するのではなく、なぜその考えに至ったかの経緯を質問すると良い 遠慮せずにどんどん意見（ちょっと気になったこと）を出し合いましょう！ HRTも忘れずに！ 　謙虚(Humility) 、尊敬(Respect) 、信頼(Trust) 『Team Geek』Brian W. Fitzpatrick、Ben Collins-Sussman 著、角 征典 訳、 オライリー・ジャパン、2013年、p.15 より引用
7. ©MIXI 7 前置きはこれくらいにして
8. ©MIXI 8 開発テーマ 「感謝を伝えるサービス」
9. ©MIXI 9 タイムテーブル 10:30 18:30
10. ©MIXI 10 タイムテーブル 10:30 18:30 MVP（Minimum Viable Product：実用最小限の製品） を決めて期限までにどこまで作れるか見積もる　　　　 その日どこまで出来たか、反省や明日に 活かすことをチーム内で共有　　　　　 その日どこまでやるかの目標を チーム内で共有　　　　　　　 1チーム13分で発表（3分のQ&A含む）　　　　　 資料は作らなくてもOK、デモ画面の見せ方は検討 発表の様子は社内に公開　　　　　　　　　　　　
11. ©MIXI 11 ルール • オンとオフを切り替える、定時外の作業は禁止、お昼もしっかり休憩する • 打ち合わせの結果などは全てSlackに投稿する（MVP、見積もり、今日の目標、振り返り） ◦ 投稿者は交代制（同じ人が連続して投稿しない） ◦ 途中でも時間になったら一旦投稿 • PR作成必須、コードレビュー推奨、1人以上のApproveでマージ • 最低1日1時間はチームメンバー全員とペア/モブプロする ◦ ABCの3名の場合AB/BC/CAでペアプロ1時間づつ or 3人モブプロ1時間 ◦ 同じ比率でドライバーになること • ペアプロの開始、終了はチームSlackに投稿 ◦ 誰と、何を書くか、オンラインならMeetのURL、見学に行くかも • クラウド環境はなし、ローカルで動かす
12. ©MIXI 12 チーム分け Alpha Bravo Charlie Delta
13. ©MIXI 13 詰まったときは • チーム開発研修チャンネルで聞く ◦ 勝負じゃないので他のチームの参加者もみんな仲間です • 各技術チャンネルで聞く ◦ 〇〇で〇〇したいけどおすすめのライブラリありますかとか • チームで問題なければ社員にリポジトリの権限付与も可能です
14. ©MIXI 14 【報告フォーマット】MVP hogeチームMVP • 作るもの：〇〇が投稿できるサービス ◦ 詳細機能１：〇〇を〇〇できる ◦ 詳細機能２：〇〇を〇〇できる最終的には〇〇できるところを目指したいが、今回は〇〇することころを目標 • ゴール（3日間の目標） ◦ チーム全体：〇〇の技術を使ってみる ◦ 個人（全体と同じでもOK） ▪ Aさん：〇〇に挑戦 ▪ Bさん：〇〇を作ってみる 12:00までに投稿 ゴールは何を得たいかの目標、成果発表でも是非ゴールに対してどうだったか話してください
15. ©MIXI 15 【報告フォーマット】今日の目標 hogeチーム今日の目標 • チーム全体：〇〇の機能の完成 • 個人 ◦ Aさん：〇〇のライブラリを試す ◦ Bさん：〇〇を作ってみる 初日は12:30までに、以降は11:00までに投稿 ゴール（得たいもの）と目標（作業の目安）は違うので注意
16. ©MIXI 16 【報告フォーマット】今日の振り返り 振り返りトーク例： • 今日の目標に対しての進捗 • よかったこと、よくなかったこと、こうすればよかったこと、明日以降改善したいこと • 本日の感想、他のメンバーへのフィードバック（〇〇してくれて助かったなど） Slack投稿用： hogeチーム今日の振り返り • 今日の目標に対する進捗：〇〇の作成を目指し、◦◦までできたので目標の◦割ぐらい完成。 • よかったこと： • 改善点： • 感想など： DAY1,2は18:30までに投稿、最終日は13:30までに投稿
17. ©MIXI 17 というわけで・・・
18. ©MIXI 18 チーム開発研修 開始です！！！
19. ©MIXI