Rails には system test (spec) と呼ばれる、Capybara を使った自動ブラウザテストの仕組みが備わっています。これはとても便利で強力なテストではありますが、けして万能ではありません。実行時間が長くなりがちですし、テストコート量も多くなりメンテナンスが大変です。
Ruby でのこのレイヤのテストの先駆けであろう Cucumber からの歴史を振り返りながら、「ちょうどよい」活用の度合いを考えたいと思います。