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AI時代のフルスタック:自分が2,3人分で動くための工夫
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mytysoldier
November 29, 2025
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AI時代のフルスタック:自分が2,3人分で動くための工夫
mytysoldier
November 29, 2025
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Transcript
AI時代のフルスタック:自分が2,3人分で動くための工夫 @kyappamu
自己紹介 • @kyappamu (Yoshiki Takamatsu) • 株式会社Voicy • フルスタックエンジニアーAndroid・iOS, BackEnd,
FrontEnd, Infra開発 • 日頃の疲れはサウナでデトックス
どうやって1人で複数人分の成果を出すか? • 機能1つ作るだけでも、複数の領域・複数のOSを横断する必要がある • 仕様理解・設計・実装・テスト・レビューなど、作業は増え続けている • でも求められる品質、リリーススピードは落ちない
👉 キーとなるのは「AIを自分の分身として並列稼働さ せる」こと → 今日話すのは、そのための実践的な工夫です どうやって1人で複数人分の成果を出すか? • 機能1つ作るだけでも、複数の領域・複数のOSを横断する必要がある •
仕様理解・設計・実装・テスト・レビューなど、作業は増え続けている • でも求められる品質、リリーススピードは落ちない
工夫① モバイル両OSの並列開発をAIで加速 • iOS / Android の片方を、AIを駆使しつつ先に実装 ◦ 開発の過程で「何を・なぜ変えたか」をPRコメントに残す ◦
PR自体が“意図まで含んだ設計書”になる • できたPRを、そのままもう片方のOSの仕様書にする ◦ PRのURLとコメントをAIに渡して「もう片方のOS版も作って」と依頼 ◦ AIがPRの差分と文脈を理解し、もう片方のOSを生成
😓 Before • 両OSを順番に実装するので、常に片方が止まる • 仕様をもう一度書き直す時間が発生 • 差分が生まれ、後から揃える作業が地味に重い 🚀 After
• 片OSをAIと協力して素早く作る • PRそのものを仕様書として AI に渡して対OSを生成させる • 命名・責務・意図が揃ったまま両OSが同時に進む • 自分+AI+AI の並列開発で、速度は体感2〜3倍へ 工夫① モバイル両OSの並列開発をAIで加速
工夫② バックグラウンドエージェントで“並列タスク”を回す 🧱 価値は低いけど、時間がかかる「重い定型タスク」は全部AIへ丸投げ 🤖 AIが裏側で動いている間に、自分は別の開発に集中 例:AIに渡せるタスク • APIクライアント生成(OpenAPI
→ コード生成) • UIコンポーネントの分割やリファクタリング • テストファイルの整備・雛形生成 • データクラス / DTO / Request / Response の自動生成
工夫② バックグラウンドエージェントで“並列タスク”を回す 使い方(実例): 1⃣ Issue / チケットのURLを渡す→ 背景・文脈の共有が一瞬で終わる 2⃣ Done条件(完成の定義)を明確に伝える→
途中で質問が発生しないようにする 3⃣ あとはバックグラウンドでAIに任せて、自分は別タスクへ → 開発を止めずに、並列で 価値が積み上がる
😓 Before • やりたくない作業が残り続ける • 人手でやると数時間〜数日かかる • 途中で手を止めざるを得ない 🚀 After
• AIが自律的に処理してくれるので中断がゼロ • 自分はより価値の高い作業に集中 工夫② バックグラウンドエージェントで“並列タスク”を回す
工夫③ 「止まらない開発」を設計する ビルド待ち・レビュー待ち・デプロイ待ちなど、「止まりがちな時間」を事前に想定 してタスク設計する。 🎯 ポイント • ビルド・レビュー待ちなどの「止まる時間」を事前に可視化 • 並列可能な粒度へタスクを分解し、待ち時間に実行する作業を決めておく
• AIに任せるタスクと自分が集中すべきタスクを仕分ける
😓 Before • ビルド待ちで手が止まる • つい Slack / X /
Web に逃避 • 思考の断絶が起きコンテキストを失う 🚀 After • 待ち時間 = 実行時間 に変化 • 分割しておいたタスクをどんどん消化 • 1日で数十分〜数時間の圧縮が実現 工夫③ 「止まらない開発」を設計する
他にも— 小さく効くTips • 工夫④ スクショ / クラッシュログを渡して一次調査をAIに丸投げ ◦ 原因仮説 &
再現ステップ生成が高速化 • 工夫⑤ AIで作ったPRを別のAIでレビュー ◦ レビューの質 × スピードの両取り • 工夫⑥ 修正PRの差分 / 影響範囲をAIに説明させる ◦ どのファイルがどう変わったか? ◦ 何の責務を変更しているのか? ◦ バグや副作用の可能性がある箇所はどこか? ◦ などを AI が レビュアー視点 でまとめてくれる • など
まとめ ✅ AIを自分の分身として並列稼働させる ✅ PR / Issue / スクショなど成果物そのものを渡して説明や指示のコストをなくす
✅ ビルド待ち・レビュー待ちを前提に、「止まらない開発フロー」を設計する 👉 1人でも小さなチームのように動く
ご清聴ありがとうございました