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AI時代の情報教育とそれを支える教員と教育支援人材/gakujo2019

Naoki Kato
December 10, 2019

 AI時代の情報教育とそれを支える教員と教育支援人材/gakujo2019

Naoki Kato

December 10, 2019
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  1. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 加藤直樹 東京学芸大学 ICTセンター

    教育情報化研究支援チーム 専門:情報工学 Human Computer Interaction 特にペン入力 ペン入力I/Fの教育への利用 文科省:デジタル教科書の効果的な活用の在り方等に 関する専門的検討会議(H30) ・協力者 :ICT活用教育アドバイザー派遣事業(H28-) ・アドバイザー 総務省:スマートスクール・プラットフォーム実証事業 「次世代学校ICT環境」の整備に向けた実証 (H29-) ・有識者(町田市,小金井市)
  2. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 学習者用デジタル教科書 学習者用デジタル教科書・教材等 の機能の在り方を提言

    学習者用デジタル教科書 ビューアの研究 学習者用デジタル教科書・教材 の実践研究 学習者用デジタル教科書 実践事例集
  3. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 加藤直樹 東京学芸大学 ICTセンター

    教育情報化研究支援チーム 専門:情報工学 Human Computer Interaction 特にペン入力 ペン入力I/Fの教育への利用
  4. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び いまどきの18歳 18歳意識調査 「第20回

    ‒社会や国に対する意識調査-」 要約版 日本財団 国の役に立ちたい と思わない 課題解決に 取り組む
  5. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び だから教育があるんですねw 創造 協働

    自立 生きる力 ・・・人格の完成を目指し,平和で民主的な国家及び 社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健 康な国民の育成を期すという目的のもと・・・ 教育基本法第一条 一人一人が持続可能な社会 の担い手として,その多様 性を原動力とし,質的な豊 かさを伴った個人と社会の 成長につながる新たな価値 を生み出していく =
  6. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び 新学習指導要領での方策 人間性 学びに向

    かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 生きる力 何を知っているか 何ができるか 知っていること できることを どう使うか どのように 社会・世界と関わり よりよい人生を送るか
  7. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び 新学習指導要領での方策 人間性 学びに向

    かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 生きる力 何を知っているか 何ができるか 知っていること できることを どう使うか どのように 社会・世界と関わり よりよい人生を送るか
  8. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び 新学習指導要領での方策 人間性 学びに向

    かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 生きる力 何を知っているか 何ができるか 知っていること できることを どう使うか どのように 社会・世界と関わり よりよい人生を送るか
  9. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び 重要なのは知識ネットワーク 教科 教科

    教科 基 礎 知 識 深 い 知 識 知識の関連付け・体系化・構造化が重要 知識を意味あるものにするには
  10. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び そして様々な文脈への適用 教科 教科

    教科 基 礎 知 識 深 い 知 識 知識を意味あるものにするには 知識の関連付け・体系化・構造化が重要 +=様々な文脈への適応(→一般化)
  11. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び 創造していく力の育成には 創 造

    力 基 礎 知 識 深 い 知 識 教科 教科 教科 教科横断 問題 解決案 実行・修正 導出 能 力 専 門 知 識 × 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 現実的・必然的な文脈における活動
  12. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び Authentic Learning風のデザイン 実世界的

    製品の創造 明確な解がない 複数の解決策 持続的調査 (長時間の活動) 複数の情報源 (取捨選択) 協働 振り返り (再設計) 統合評価 学際的な視点 Authentic learning: what, why and how? e-Teaching April 2016 (10) 現実的・必然的な 活動 必要な知識,能力の 体系的な学び 社会との連携 外部人材との協働
  13. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び 問題解決課題では,実行修正が重要 l いかに,そのような課題を与え,

    実施する環境を整えるか 問題 解決案 実行・修正 導出 現実的・必然的な文脈における活動 できれば導出も
  14. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の学び 現実的な問題解決に必要なのが 創 造

    力 基 礎 知 識 深 い 知 識 教科 教科 教科 教科横断 問題 解決案 実行・修正 導出 能 力 専 門 知 識 × 現実的・必然的な文脈における活動 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 情報活用能力 基盤的な力 言語能力 問題発見・解決能力 ICT・AIが 常にある世界 使って効果的に 学べる時代 AI時代は
  15. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の?ICT活用 情報教育と児童によるICT活用 基盤的な⼒ 育

    成 (情報教育) ICTを活用した 学習活動 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 情報活用能力 言語能力 問題発見・解決能力 実 現
  16. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の?ICT活用 学校外での利用 国立政策研究所 OECD

    生徒の学習到達度調査(PISA) 2018 年調査補足資料~ 0% 50% 100% 日本 OECD平均 毎日 ほぼ毎日 週に1~2回 月に1~2回 まったくか,ほとんどない 無回答 日本 OECD平均 学校外で学校の勉強 のために, インターネット上の サイトを見る コンピュータを 使って 宿題をする
  17. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の?ICT活用 授業中の利用 国立政策研究所 OECD

    生徒の学習到達度調査(PISA) 2018 年調査補足資料~ 日本 OECD平均 デンマーク 日本 OECD平均 デンマーク 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本 OECD平均 スウェーデン 国 語 算 数 美 術
  18. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の?ICT活用 打開されるのか!? TBS News

    3日 11:09分 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3846312.html
  19. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の?ICT活用 学習者用コンピュータの利用で 読んで 見て

    聴いて 考えて 書いて 話して 撮って 他の人考えの 理解・比較 強 化 主 体 的 で 対 話 的 な 深 い 学 び へ 可視化・表現 認知 共有 思考
  20. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の?ICT活用 そして,みなさんご存知の 「デジタル教科書」 2019年度より教育課程の一部で

    教科書として利用可能に 紙の検定教科書 同一内容を電磁的に記録 学習者用コンピュータ 教材コンテンツ ビューア 学習者用 デジタル教科書・教材
  21. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の?ICT活用 学習者用デジタル教科書・教材を使うと l 成績もずば抜けて向上するみたい

    4月 3月 活用 クラス 4 4月 月 3 3月 月 活 活用 用 54.8 73.1 非 非活 活用 用 60.4 62.8 62.5 65.3 65.0 69.6 全 全国 国 65.2 71.2 非 活 用 ク ラ ス CRTテスト 4観点
  22. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代のICT活用 ちなみにAI/IoTの進化によって サポート・アシスト 代行者

    選択肢を提供 選択を代行 社会が変わる 学び方が変わる? 学ぶことも変わる?
  23. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 国家戦略(IT総合戦略本部) (H26~H28/2016.4) l

    一定数の突出した能力を有するIT人材育成 l 新たな産業をリードする高度なIT人材育成 (参考)人材育成におけるプログラミング教育の位置付け等に係る調査報告書 現社会 Industry4.0 (第四次産業革命) 高度なIT利活用社会 (超スマート社会)
  24. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 近い将来に求められる人材 高度IT人材 ミドルIT人材

    課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼
  25. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 国家戦略(IT総合戦略本部) (H26~H28/2016.4) l

    一定数の突出した能力を有するIT人材育成 l 新たな産業をリードする高度なIT人材育成 + l あらゆる国民層に対して ITに係る能力を醸成するための取組 (参考)人材育成におけるプログラミング教育の位置付け等に係る調査報告書 現社会 Industry4.0 (第四次産業革命) 高度なIT利活用社会 (超スマート社会)
  26. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 基盤的な力としての情報活用能力の育成 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 技術分野 情報に関する技術 プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育
  27. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 AI時代の情報教育のポジション 技術を高度化する力 技術を使う力

    技術が利用された モノを使う力 情 報 科 学 ・ 工 学 の 知 識 大 高 中 小
  28. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 一般教育としての情報科で育成する力 情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ, 問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適

    切かつ効果的に活用し,情報社会に主体的に参 画するための資質・能力(=情報活用能力) 技術を高度化する力 技術を使う力 技術が利用された モノを使う力 情 報 科 学 ・ 工 学 の 知 識 大 高 中 小
  29. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 情報科で育成する力 l ここに必要な知識・技能とは?

    閉じられた世界 ではそこそこできる けど,ちょっと外に出ると・・・ ファイルとか 新しいシステムとか
  30. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 情報科で育成する力 l 深い知識ネットワークの構築が重要かな

    情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ, 問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適 切かつ効果的に活用し,情報社会に主体的に参 画するための資質・能力(=情報活用能力) 進化・発展が非常に速い 表面的な学びでは すぐ陳腐化しかねない
  31. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 ここまでいかなくても,少し心配なのが 数学の教科書 理科の教科書

    情報の教科書 見比べてみてください 指導要領も 情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ, 問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適 切かつ効果的に活用し,情報社会に主体的に参 画するための資質・能力
  32. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 数学と理科の目標は 数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通し て,数学的に考える資質・能力

    ・基本的な概念や原理・法則を体系的に理解 ・事象の数学化,数学的解釈,数学的表現・処理 ・数学を活用して事象を論理的に考察,・・・ ・積極的に数学を活用しようとする態度・・ 自然の事物・現象に関わり,理科の見方・考え 方を働かせ,・・・自然の事物・現象を科学的 に探究するために必要な資質・能力 ・自然の事物・現象についての理解 ・科学的に探究するために必要な技能 ・科学的に探究する力 ・科学的に探究しようとする態度
  33. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 現実的な問題解決力の育成という面では 創 造

    力 基 礎 知 識 深 い 知 識 教科 教科 教科 教科横断 問題 解決案 実行・修正 導出 能 力 専 門 知 識 × 現実的・必然的な文脈における活動
  34. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 そのキーがここでしょう? 技術分野 情報に関する技術

    プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育 教科横断での教育 ・プログラミング ・統計 ・プログラミング ・プログラミング ・データベース
  35. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 特にプログラミングは l 中学でやっていたことを,

    小学1年生からやるようになります l より現実的な活動ができるはず
  36. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 小6理科「電気の利用」では n 理科+総合+図工+社会+家庭科

    (写真) 前原小、6年生がフィジカルコンピューティングで「電気」を学ぶ ICT教育ニュース 2017年10月30日 入力 明るさ 温度 加速度 方位 ボタン 湿度 気圧 酸素濃度 : 出力 光 熱 音 動力 : 人がそばにいて温度が高いと 温度に応じて回る扇風機 使えるデバイスを提示 発想
  37. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の情報教育 こういうことを繰り返すのが一番では? 高度IT人材 ミドルIT人材

    課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼
  38. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 高校教科「情報」の改革 l 選択必修(2単位)

    (1)情報の活用と表現 (2)情報通信ネットワークと コミュニケーション (3)情報社会の課題と 情報モラル (4)望ましい情報社会の構築 (1)コンピュータと 情報通信ネットワーク (2)問題解決と コンピュータの活用 (3)情報の管理と問題解決 (4)情報技術の進展と 情報モラル 社会と情報 情報の科学 情報A 情報B 情報C
  39. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 高校教科「情報」の現状 0% 50%

    100% 2020 2019 2018 2017 2016 2015 2014 普通教科「情報」教科書採択学校数割合 (東京都) 情報の科学 社会と情報 2015年度教科書需要数割合 (全国)
  40. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 高校教科「情報」の改革 (1)情報の活用と表現 (2)情報通信ネットワークと

    コミュニケーション (3)情報社会の課題と 情報モラル (4)望ましい情報社会の構築 (1)コンピュータと 情報通信ネットワーク (2)問題解決と コンピュータの活用 (3)情報の管理と問題解決 (4)情報技術の進展と 情報モラル • 情報社会の問題解決 • コミュニケーションと 情報デザイン • コンピュータとプログラミング • 情報通信ネットワークと データの活用 情報Ⅰ 社会と情報 情報の科学 2単位必修+2単位選択 情報Ⅱ
  41. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 「情報Ⅰ」を教える先生は 高等学校情報科担当教員への高等学校教諭免許状「情報」保有者の配置の促進について(依頼) 文部科学省

    1170 2982 1580 高等学校共通教科情報科を担当している教員の 免許状保有状況 (2015.5時点) 情報のみ(情報免許あり) 複数教科(情報免許あり) 免許外教科担任 情報免許を 持たない 教師が担当! 講習免許 臨時免許 含まれている?
  42. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 両方の免許が取れるのは? 大 大学

    学 情 情報 報 免 免許 許 副 副免 免 取 取得 得 北海道教 育 X X 宮城教育 X X 上越教育 ? 東京学芸 O X 愛知教育 O O 大阪教育 O X 奈良教育 X X 京都教育 X O 兵庫教育 X X 鳴門教育 ? 福岡教育 O O 大 大学 学 情 情 報 報 免 免 許 許 副 副 免 免 取 取 得 得 埼玉(工学) O X 東京(工学) O O 東京工業(情報理工) O O 東京農工(工学) O O 電気通信 O O 千葉(理学) O O 横浜国立(理工学) O O
  43. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 中学校技術分野の改革 l H1

    「情報基礎」(選択) l H11 「情報とコンピュータ」 ‒ 情報手段役割 ‒ コンピュータの基本的な構成 ‒ コンピュータの利用 ‒ 情報通信ネットワーク (ここまで必修) ‒ マルチメディアの活用について ‒ プログラムと計測 ・制御 l H21「情報に関する技術」(必修) ‒ コンピュータの構成と仕組み ‒ デジタル作品の制作・設計 ‒ プログラムによる計測と制御 ‒ 情報技術の適切な評価
  44. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 技術分野Dの現状 全日本中学校技術・家庭科研究会 平成26年度

    中学校 技術・家庭科に関する 第2回全国アンケート調査 国立教育政策研究所:平成25年度学習指導要領実施状況調査 /175時間 (1)8.3 (2)8.7 (3)5.7 (4)2.4 材料と加工 エネルギー 生物育成 情報技術の適切な評価 プログラムによる計測と制御 デジタル作品の制作・設計 コンピュータの構成と仕組み
  45. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 小学校情報教育の改革 l H10

    l H20 (総則) 児童がコンピュータや情報通信ネットワー クなどの情報手段に慣れ親しみ,適切に活 用する学習活動を充実する 児童がコンピュータや情報通信ネットワー クなどの情報手段に慣れ親しみ,コン ピュータで文字を入力するなどの基本的な 操作や情報モラルを身に付け, 適切に活 用できるようにするための学習活動を充実 する
  46. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 情報活用能力 (次世代の教育情報化推進事業成果報告書から一部変更) 人間性

    学びに 向かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 • 情報と情報技術を適切に 活用するための知識と技能 • 問題解決・探求における 情報活用の方法の理解 • 情報モラル・情報セキュリティなど についての理解 • 問題解決・探求における 情報を活用する力 • 問題解決・探求における情報活用の態度 • 情報社会へ参画するための態度 しようとする態度
  47. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 情報活用能力調査 l 複数Webページからの情報解釈が弱い

    文部科学省:情報活用能力調査の結果について,情報活用能力調査(高等学校)の結果について 小中 小 中 高
  48. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 情報活用能力調査 l グラフの扱う力が弱い

    文部科学省:情報活用能力調査の結果について,情報活用能力調査(高等学校)の結果について 小 中 高
  49. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 小学校情報教育の改革 情報活用能力の育成を図るため, 各学校において,コンピュータや情報通信ネットワーク

    などの情報手段を活用するために必要な環境を整え, これらを適切に活用した学習活動の充実を図ること。 あわせて,各教科等の特質に応じて, 次の学習活動を計画的に実施すること。 ア 児童がコンピュータで文字を入力するなどの学 習の基盤として必要となる情報手段の基本的な操作 を習得するための学習活動 イ 児童がプログラミングを体験しながら,コン ピュータに意図した処理を行わせるために必要な論 理的思考力を身に付けるための学習活動
  50. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために それを教えられる先生(全国) 0% 20%

    40% 60% 80% 100% 校 務 等 に IC T 授 業 で IC T IC T活 用 の 指 導 参 画 態 度 の 指 導 研 修 教員のICT活用指導力 (できる・ややできるの割合) 小学校 中学校 高校 なんで 「やや」を 混ぜるかなぁ
  51. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために それを教えられる先生(東京) 0% 20%

    40% 60% 80% 100% 校 務 等 に IC T 授 業 で IC T IC T活 用 の 指 導 参 画 態 度 の 指 導 研 修 教員のICT活用指導力 (できる・ややできるの割合) 小学校 中学校 高校
  52. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 研究と教員・教育支援者育成 Next Generation

    Computer Science AI:人工知能技術 探索・推論 自然言語処理 知識処理 機械学習 深層学習 情報通信技術 IoT Internet&Cloud CG VR AR HCI Data Visualization 高度情報活用能力 高度情報教育力 and 新たな学びの形へ の対応力 高度情報活用能力 創造する力を育む 新たな学びの形 教育の高度情報化 カリキュラム開発 教育分野 への適用 協働 支援 高度情報教育支援協働人材 教育用 高度情報システム デジタル教材 活 用 育成 育成 開発
  53. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 研究と教員・教育支援者育成 Next Generation

    Computer Science AI:人工知能技術 探索・推論 自然言語処理 知識処理 機械学習 深層学習 情報通信技術 IoT Internet&Cloud CG VR AR HCI Data Visualization 高度情報活用能力 高度情報教育力 and 新たな学びの形へ の対応力 高度情報活用能力 創造する力を育む 新たな学びの形 教育の高度情報化 カリキュラム開発 教育分野 への適用 協働 支援 高度情報教育支援協働人材 教育用 高度情報システム デジタル教材 活 用 育成 育成 開発
  54. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために (AI時代の)情報教育のために H22 小学校教員養成課程

    「情報教育選修」 H12 修士課程 「情報教育コース」 H31 教職大学院 「情報教育サブコース」 H27 教育支援職養成課程 「情報教育コース」 H31 修士課程 「教育AIプログラム」 H12 情報教育課程 S63 情報科学専攻 H22 「情報」で高校情報の上位内容に →改訂が滞っている 「〇〇科と情報」で教育情報化の学び →H27に非必修化 高校 情報教員 小学校 リーダ教員 教育支援
  55. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 研究と教員・教育支援者育成 Next Generation

    Computer Science AI:人工知能技術 探索・推論 自然言語処理 知識処理 機械学習 深層学習 情報通信技術 IoT Internet&Cloud CG VR AR HCI Data Visualization 高度情報活用能力 高度情報教育力 and 新たな学びの形へ の対応力 高度情報活用能力 創造する力を育む 新たな学びの形 教育の高度情報化 カリキュラム開発 教育分野 への適用 協働 支援 高度情報教育支援協働人材 教育用 高度情報システム デジタル教材 活 用 育成 育成 開発
  56. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 教育を支える手段(教育AI)の確立 人間性 学びに向

    かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 学習者用コンピュータ デジタル教科書・教材 Cloud Based 学習履歴Data 個別最適化 遠隔教育 知識獲得の効率化 現実的な学び Authentic Learning 学習環境Data Ubiquitous Classroom AI+Data Science Data Visualization 学びの機会 の拡張 地域連携 CG VR AR HCI IoT etc.
  57. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 教育AI研究プログラム 教育学 AI研究

    教育AI研究 教員養成のための研究 科学AI研究 諸科学 学問 教育AI+専門科学 ダブルメジャー トリプルメジャー 教育実践
  58. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 教育AI研究プログラム支える専門分野(教員) 教育AIプログラム支える 専門分野(教員)

    ク ロ ス ア ポ イ ン ト メ ン ト 教 員 主にAI分野 開かれた教育課程 (大学版) 現実的な学びの実現へ
  59. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU 選 択 科 目

    ( 選 択 十 単 位 ) 教育未来構想論 アントレプレナーシップ論 ヒューマン・コンピテン シー各論 (発達)(認知)(社会) 教育コミュニティ論 認知発達と学校教育 教育・行動データの測定 と分析 教育とビジネス ヒューマン・コンピテン シー総論 コンピテンシー ・学校領域 機械学習・深層学習論 先端情報科学論 情報センシング論 人間情報学論 データ・アナリティク ス実践論 言語情報解析論 マルチメディア情報解 析論 知的ソフトウェアシス テム論 情報AI領域 教育臨床課題研究 文化社会系先導的教育応用 実践論(言語)(社会) (ダイバーシティ―) 身体系先導的教育応用実 践論(社会)(心理) (バイオメカニクス) (生理) 環境システム系先導的教育 応用実践論(大気環境) (地球環境)(住環境) (アート・デザイン) 教育内容 ・実践領域 教育ポートフォリオ と教育ビックデータ 人工知能概論 AI時代の教育のために 専攻科目ラインナップ 教育コラボレーションと 現代社会 教員の社会的役割と キャリア形成 教育支援協働学概論 必 修
  60. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 人工知能概論 教育学 AI研

    究 諸科学 学問 情報系 全ての学生が 最初に履修 グループ活動 個人活動 実 現 に 必 要 な 技 術 等 の 探 求 AIをここに 活用したい 毎 週 発 表 発表 発 表 発 表 発 表 実例を交えた 人工知能の概論の解説 講義
  61. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために 教育の目玉はフィールドワーク研究 学生 教員

    Team 現 実 的 課 題 社 会 へ 還 元 発 見 ・ 解 決 2科目8単位 修士研究 (主論文or副論文) AI関連の 課題or解決手法 現実フィールド
  62. (c)2014- Naoki Kato, IML at TGU AI時代の教育のために フィールドワーク研究を支える学内組織 学生 教員

    Team 現 実 的 課 題 社 会 へ 還 元 発 見 ・ 解 決 AI関連の 課題or解決手法 現実フィールド 教育インキュベーション センター 附属学校 教育AI&ICTの 実証研究フィールドとして マッチング&実施 サポート seeds & needs