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意思決定のブレをなくす!1on1の力/eliminating-decision-making-...
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Naoto Kamimoto
July 18, 2024
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意思決定のブレをなくす!1on1の力/eliminating-decision-making-discrepancies-20240718
Naoto Kamimoto
July 18, 2024
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Transcript
意思決定のブレをなくす! 1on1の力 ourly株式会社 神本直人 (@naoto__911)
上 長 意 思 決 定 あ な た 上
長 o f 上 長 上 長 o f 上 長 o f 上 長 上 長 o f 上 長 o f 上 長 o f 上 長 Σ i = 1 Max上長 . . . 意思決定i こんな経験 ありませんか? 意思決定に対して ・上長の承認を待つ ・上長の上長の承認を待つ ・上長の上長の上長の承認を待つ ・上長の上長の上長の上長の承認を待つ....
✔️ ✔️ 意思決定のブレがなくなると権限委譲しやすくなる 結果的にプロジェクトが早く前進する 事業にインパクトを与える成果の創出機会が増える ✔️ 意思決定のブレをなくす旨み
✔️ ✔️ 意思決定のブレがなくなると権限委譲しやすくなる 結果的にプロジェクトが早く前進する 事業にインパクトを与える成果の創出機会が増える ✔️ 意思決定のブレをなくす旨み 意思決定のブレ抑制 => 事業インパクト
神本 直人 Profile - 経歴 - SUBARU → ourly 歴2年目のジュニアエンジニア
- 趣味 - ScienceとSauna
今日の結論 同じ情報(Input)を持った時に 判断(Function)のブレ(Output)を抑えるための 価値観(Condition)を揃えるための仕組みである 1on1とは意思決定において
01 02 持っている情報 合理的な判断力 03 価値観 意思決定を構成する変数
01 02 持っている情報 合理的な判断力 03 価値観 意思決定を構成する変数
モデリングしてみる Function Input Condition Output
モデリングしてみる Function Input Condition Output 01 持っている情報 合理的な判断力 価値観 03
02
モデリングしてみる Function Input Condition Output 01 持っている情報 合理的な判断力 価値観 03
02
例1: [-2, 1, 3] の中で最も小さい値はどれ?
Function Input Condition Output 01 持っている情報 合理的な判断力 価値観 03 02
[-2, 1, 3] -2 最も小さい値 例1: [-2, 1, 3] の中で最も小さい値はどれ? 実数値で
Function Input Condition Output 01 持っている情報 合理的な判断力 価値観 03 02
[-2, 1, 3] 1 最も小さい値 例1: [-2, 1, 3] の中で最も小さい値はどれ? 絶対値で
例2: [A, B, C] の中で最も良い技術選定は?
Function Input Condition Output 01 持っている情報 合理的な判断力 価値観 03 02
[A, B, C] A コスト最適 例2: [A, B, C] の中で最も良い技術選定は? 迷ったら「 挑戦 的な選択肢」を選ぼう
Function Input Condition Output 01 持っている情報 合理的な判断力 価値観 03 02
[A, B, C] B コスト最適 例2: [A, B, C] の中で最も良い技術選定は? 迷ったら「 保守 的な選択肢」を選ぼう
✔️ ✔️ 意思決定は以下の構成要素を持つ 「持っている情報」 「合理的な判断力」 「価値観」 「価値観」を揃えないとブレが発生する ✔️ ここまでのまとめ
✔️ ✔️ 意思決定は以下の構成要素を持つ 「持っている情報」 「合理的な判断力」 「価値観」 「価値観」を揃えないとブレが発生する ✔️ ここまでのまとめ 価値観の一致
=> 意思決定の一致
価値観をどうやって揃えるのか?
価値観をどうやって揃えるのか? 1on1
具体的なやり方(1on1) ①「直近で意思決定したこと」を共有する ②「どんな情報を持っていたか」を共有する ③「なぜそれを選択したか」を共有する ④「意思決定のブレがないか」をF/Bいただく
①「直近で意思決定したこと」を共有する 1 o n 1 上 長 あ な た
〇〇のプロジェクトを「リソース効率」重視で スケジュール作成しました。
②「どんな情報を持っていたか」を共有する 1 o n 1 上 長 あ な た
全員で一度に1機能を作り切る「フロー効率」重視と、 全員がバラバラに各機能を作り切る「リソース効率」重視 の選択肢がありました!
③「なぜそれを選択したか」を共有する 1 o n 1 上 長 あ な た
「リソース効率」重視の方が全体のスケジュールは早く終わりま すし、 「フロー効率」重視では人同士のコミュニケーションロスに よりコストが増えるためです!
④「意思決定のブレがないか」をF/Bいただく 1 o n 1 上 長 あ な た
私なら「フロー効率」重視で組むかな。 確かにコミュニケーションコストは生まれるものの、完成した機 能をどんどんリリースしていき提供価値のスループットを高める ことを最優先に考えていきたいんだ!
具体的なやり方(1on1) ①「直近で意思決定したこと」を共有する ②「どんな情報を持っていたか」を共有する ③「なぜそれを選択したか」を共有する ④「意思決定のブレがないか」をF/Bいただく 日々の意思決定から「価値観」を擦り合わせる
同じ情報(Input)を持った時に 判断(Function)のブレ(Output)を抑えるための 価値観(Condition)を揃えるための仕組みである 1on1とは意思決定において 本日のまとめ
具体的なやり方(+α) ①「直近で意思決定したこと」を共有する ②「どんな情報を持っていたか」を共有する ③「なぜそれを選択したか」を共有する ④「意思決定のブレがないか」をF/Bいただく ⑤「複数検知したブレ」を全体へ情報発信する
具体的なやり方(+α) ①「直近で意思決定したこと」を共有する ②「どんな情報を持っていたか」を共有する ③「なぜそれを選択したか」を共有する ④「意思決定のブレがないか」をF/Bいただく ⑤「複数検知したブレ」を全体へ情報発信する ・問題の重要度が伝わりやすい ・将来増えるメンバーにも伝わる
⑤「複数検知したブレ」を全体へ情報発信する 上 長 メ ン バ ー A メ ン
バ ー B メ ン バ ー C メ ン バ ー D 全 員 に 同 じ F / B を し て る ! 認 知 / 育 成 情 報 発 信 上 長 メ ン バ ー た ち
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