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NYC Open Data for All 2020 Report ニューヨーク市オープンデータ レポート日本語訳

NYC Open Data for All 2020 Report ニューヨーク市オープンデータ レポート日本語訳

ニューヨーク市のオープンデータカタログサイトで公開されている
"NYC Open Data for All 2020 Report " https://opendata.cityofnewyork.us/wp-content/uploads/2020/09/2020_OpenDataForAllReport_Full.pdf の戦略プランのサマリーの日本語訳です。

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NaoyaShimizu

May 17, 2021
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Transcript

  1. https://opendata.cityofnewyork.us/wp-content/uploads/2020/09/2020_OpenDataForAllReport_Full.pdf ニューヨーク市 “Open Data for All 2020 Report” 戦略プラン(概要抜粋)日本語訳

  2. 2019年9月、NYCオープンデータの10周年を記念して、次の10年に向 けてプログラムを強化・成長させるための野心的な計画を立ち上げまし た。NYCオープンデータは、ニューヨーク市の生活のあらゆる側面を網 羅する約3,000種類のデータセットをキュレーションしています。この 強固な基盤の上に、次の10年を見据えるため、私たちは市政府内、産 業界、そしてニューヨーク市のシビックテック・コミュニティから人々 を集め、彼らの経験や専門知識を共有し、私たちと一緒にこの将来像を デザインしました。 議論を重ねた結果、「オープンデータの次の10年」は、「オープン データを見つけやすく、使いやすくする」「データを公開する市の職員

    を支援する」「データから学ぶことに関心のあるニューヨーカー同士の つながりを深める」という3つのテーマを中心に、27の主要な取り組み を行いました。 Dear New Yorkers (P5, 1/3)
  3. その後の1年間は、私たちの市にとって前例のない時期でした。世界的 な大流行や経済の不安定さとの戦いから、正義と公平性のための戦いま で、この時期のニューヨーカーは、自分たちを取り巻く世界をよりよく 理解するために、かつてないほどにデータを求めてきました。 同時に、私たちの仕事の基本的な使命は、国内最大の地方自治体の運 営から生み出される複雑な情報を、誰もがアクセスできるようにするこ とです。それが「オープンデータ・フォー・オール」です。オープン データは、ニューヨーカーのデジタルライブラリーであり、ニューヨー カーが政府とより良い関係を築き、共有された情報をもとにオンライン ツールを構築することを可能にします。

    Dear New Yorkers (P5, 2/3)
  4. この使命を果たすためには、市の各機関や事務所に配置されている オープンデータ・コーディネーター(ODC)の献身的な活動が不可欠で す。また、このデータを共有・利用するすべての人の創意工夫と市民意 識がなければ、実現できません。以下のページでは、公開された新しい データセット、あらゆるコミュニティのより多くのニューヨーカーにア クセスするための新しいプログラム、共有するデータの供給と質を向上 させるために作成された新しいリソースなど、私たちのチームとグルー プの努力について詳しくご紹介します。 情報技術・通信省(DoITT)と市長室データ分析課(MODA)のスタッ フで構成されるオープンデータチームは、「すべての人にオープンデー

    タを」というビジョンの実現に向けて、今後も努力を続けていきますの で、ぜひご参加ください。 Dear New Yorkers (P5, 3/3)
  5. 2019年、NYCオープンデータチームは、NYCのオープンデータの 次の10年に向けた戦略プランを「Next Decade of Open Data」と共 同で作成しました。この計画は「ユーザー体験の向上」「市(組 織)の能力強化」「コミュニティの構築」という3つの主要分野に渡 る、27の取り組みを網羅しています。1年経った今、これまでの進 捗状況をご紹介します。

    以降のページにて、各取り組みの時間軸とステータスを示しています。 - 進行中:重要な作業が開始されている - 計画中:必要となる計画と準備作業に着手している - 将来 :まだ着手していない Strategic Plan Updates (P6)
  6. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 ユーザーフレンドリーでダイナミックな プラットフォームの提供 1. NYCオープンデータの基礎となる コードへの公平なアクセスを確保しつ つ、新機能の設計・開発・試行・導入

    を継続的に行うことができる、オープ ンソースのプラットフォームを検討す る。 中期 進行中 NYCオープンデータに関連した オープンソースツールの構築を最 初に検討。Two Sigma Data Clinicと協力して、データ発見 ツール「Scout」を発表しました。 2. 将来の開発に向けた要件を収集する際 に、プラットフォームの利用者をス テークホルダーとして組み入れ、多様 なユーザーニーズが反映されるように する。 短期 進行中 市の関係者とワークショップを行 い、市全体のデータ共有のための 要件を定義しました。 3. 市長障害者支援室(Mayor‘s Office for People with Disabilities ,MOPD) と協力して、あらゆる能力を持った 人々がより利用しやすいプラット フォームの実現に取り組む。 短期 進行中 市長障害者支援室と協力して、 「NYC Open Data Week」で 「声でデータにアクセスする」を テーマにしたイベントを開催。 NYCオープンデータのアクセシビ リティの見直しを開始しました。 ユーザー体験の向上
  7. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 ユーザーフレンドリーでダイナミックな プラットフォームの提供 4. ヘルプデスクの透明性と応答性を向上 させることで、NYCオープンデータ に関するコミュニケーションを効率化

    する。 短期 進行中 ヘルプデスクで未解決な問い合わ せの初期レビューを完了。類似組 織が使用しているヘルプデスクプ ラットフォームの調査を開始しま した。 5. データやメタデータの標準規格に関す るユーザーからのフィードバックを収 集し、現在のニーズを反映した標準規 格に更新する。 中期 進行中 データに関する既存のドキュメン ト事例を確認し、現在~将来の データセットの標準化を行うため の分析を行いました。 6. 既存のニューヨーク市の業績レポート とオープンデータを関連付け、ニュー ヨーク市の報告書、ダッシュボード及 びツールの基礎となるデータへ公平に アクセスできるようにする。 長期 将来 業績レポートに使用されるウェブ サイトのツールと基礎となるオー プンデータを、より正式に関連付 けるための基礎作りの一環として、 各省庁のウェブサイトのデータの 調査を実施しました。 ユーザー体験の向上
  8. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 ニューヨーク市に関 するデータのリポジ トリの作成 7. データセットのリクエストプロセス を見直し、人気の高いリクエストを

    優先的に公開できるようにする。 中期 将来 「公共データに関するリクエスト 一覧」のデータセットを更新し、 公開要求の多いデータセットにつ いて、情報を共有しています。 8. 公共図書館、地方検事、市民科学活 動など、ニューヨーク市の各部局以 外の、関連組織のためのオープン データ公開プロセスを正式に決める。 短期 進行中 セントラルパークにおけるリスの 調査データを公開。今後のニュー ヨーク市の部局以外のデータセッ トのモデルとします。 ユーザー体験の向上
  9. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 オープンデータ・コーディネーター (ODC)支援メニューの改善 9. オープンデータ・コーディネーター を指導するために、新人向けの定期 的なトレーニングや、ベテラン向け

    の「オフィスアワー」を実施する。 短期 進行中 2020年5月にオンライントレーニ ングを実施し、バーチャルオフィ スアワーの開催を開始しました。 10.教育やトレーニングを通じて、各組 織のリーダーや組織内の主要チーム (法務、コミュニケーション、ICT を含む)のオープンデータ利用に対 する組織内の理解と支持を深める。 中期 将来 11.オープンデータがどのようにサービ ス提供を改善し、公平性を促進し、 効率性を高めることができるかを共 有するためのケーススタディやプレ ゼンテーションを作成する。 長期 計画中 市(組織)の能力強化
  10. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 データセット公開の効率化 12.データセットの自動化プロセスと技 術サポートを改善し、各組織がデー タセットを最新の状態に保つことを 容易にする。 短期

    進行中 データセットの自動化プロセスを 効率化する新技術を試験的に導入 し、対象となるデータセットの半 分以上が自動化されました。 13.より多くの公的データセットが共有 されるよう、データ公開に向けた新 規データを決めるための手法を再設 計する。 短期 進行中 2020年のコンプライアンス報告 プロセスにおいて、市のウェブサ イトに新たなデータ棚卸一覧を導 入。各組織が公開を約束したデー タセットの数が、2019年から3分 の2以上増加しました。 市(組織)の能力強化
  11. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 NYCオープンデータポリシーと施策の 策定 14.市の最高プライバシー責任者および市 長情報プライバシー室と協力して、 オープンデータの責任ある公開に関す る明確なプライバシーポリシーとガイ

    ドラインを策定し、施行する。 短期 計画中 15.新たな技術システムの調達の際に取り 込むことができる、オープンデータの 相互運用性とアクセスに関するベスト プラクティスを共有する。 中期 計画中 16.技術標準マニュアル内のオープンデー タポリシーガイダンスを更新し、組織 内のデータコーディネート、データ品 質基準、データ公開プロセスを改善す る。 短期 進行中 データセットの特定から公開後の 維持までのデータのライフサイク ルに焦点を当てた技術基準マニュ アルの更新及び再設計を行ってい る。 市(組織)の能力強化
  12. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 NYCオープンデータポリシーと施策 の策定 17.公開されたデータセットが更新された 基準にどのように準拠しているかを チェックするための、新しい品質保証 システムを構築する。

    中期 計画中 18.市のRecords Access OfficerやOpen Recordsチームと協力して、NYCオー プンデータを市全体のFOIL(情報公 開法)プラクティスやリソースと連携 させる。 中期 計画中 19.オープンデータのKPIを導入・追跡し、 プログラムの健全性を一目でわかりや すく示す。 短期 進行中 更新中のNYCオープンデータ・ ダッシュボードのベータ版は、 2021年前半に一般に公開される 予定です。 市(組織)の能力強化
  13. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 インパクトと成功のストーリーを共有 する 20.「Powered by NYC Open

    Data」ブ ランドを立ち上げ、NYCオープン データを活用した取り組みを明らか にし、利用や引用のガイドラインを 作成する。 短期 進行中 「Powered by NYC Open Data 」は、Open Data Week 2020の宣伝にも使われました。 21.ケーススタディ、コミュニケーショ ン、ストーリーテリングに焦点を当 て、オープンデータを利用した際の インパクトを明確に示す。 中期 将来 22.オープンデータコーディネーター同 士の定期的な意見交換を促し、ベス トプラクティスの収集・共有を支援 する。 短期 進行中 経験豊富なODCは、2020年5月の オンライントレーニングにおいて、 トレーニングビデオの作成に協力 し、バーチャルパネルに参加しま した。 コミュニティの構築
  14. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 イ ン パ ク ト と

    成 功 の ス ト ー リ ー を 共 有 す る 23.オープンデータへのアクセスを向上 させ、公平なアクセスを可能にする ために、市全体の既存プログラムの プロセス・サービス・カリキュラム とオープンデータの統合に継続的に 取り組み。 長期 将来 「すべての人にオープン データを」という約束を果 たす 24.オープンデータを使用して課題を解 決したい人々と、それを支援する技 術に精通したコミュニティとの繋が りを促進し、オープンデータを使用 することで得られる知見に対するア クセスの公平性を高める。 長期 将来 25.図書館の訪問者がNYCオープンデー タにアクセスするための「Data Counts」パイロット版の評価を実施 し、スケールアップの可能性を探る。 短期 計画中 コミュニティの構築
  15. 戦略的な取組 時間軸 状態 進捗状況 「すべての人にオープン データを」という約束を 果たす 26.毎年恒例である「オープンデータ ウィーク」の開催を継続する。 短期

    進行中 「NYC Open Data Week 2020」 では、5つの行政区で行われた30 以上のイベントに2,000人以上の ニューヨーカーが集まりました。 27.「Learn About NYC」イベントシ リーズをベースに、課題にフォーカ スしたコミュニティセッションを開 始する。 中期 将来 コミュニティの構築