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DXの成功を担う次世代人材とは?即戦力を生み出すビジネスアーキテクト育成法をご紹介します

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November 11, 2025
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 DXの成功を担う次世代人材とは?即戦力を生み出すビジネスアーキテクト育成法をご紹介します

AIやIoTに代表されるデジタルテクノロジーの活用は、もはや特別な取り組みではなく、業種やビジネスモデルを問わず、変化し続ける市場で顧客に選ばれ続けるための、新たな事業基盤となりつつあります。 しかし、多くの企業でそのための人材が不足しているのが実情ではないでしょうか。

「DXのための研修は実施しているが、現場で成果が出ない」
「アイデアは出るものの、事業化まで繋がらない」

このような課題の根本には、単なるITスキルを持つ人材ではなく、ビジネスの視点でテクノロジーを捉え、事業変革を構想から実現まで一気通貫でリードできる人材(=DXビジネスアーキテクト)の不足があります。

本セミナーでは、DX推進を担う人材不足という根本課題に着目し、NCDCが多くのDX支援実績を通じ培ったノウハウを凝縮した「超・実践的DXビジネスアーキテクト育成プログラム」をご紹介します。
短期間で即戦力を育成するための実践的な研修の方法を解説しますのでぜひお気軽にご参加いただき、自社の変革をリードするDX人材育成のヒントをお持ち帰りください。

主な内容
・なぜ今「ビジネスアーキテクト」の育成が必要なのか
・DXプロジェクトを一気通貫で体験する「超・実践的」プログラムの紹介
・課題に合わせて選べるコースラインナップと導入のご案内

こんな方におすすめ
・DXを進めたいが、どこから着手すべきか悩んでいる方
・短期間で実践力を持つDX人材を育てたいと考えている方
・断片的な知識にとどまらず、体系的にDXを学びたい方

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November 11, 2025
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Transcript

  1. 講師紹介 新規ビジネスの実行に必要なセールスからテクノロジー までの幅広い知見とアジャイル開発の豊富な経験を武器 に、多くの新規サービス開発プロジェクトでPMを務め る。アジャイルプロジェクトのチームビルディングとス クラムマスター、アジャイルコーチなどを担った経験も 多数持つ。また、BubbleやAdaloなどのノーコード開発 ツールを用いたスピーディーなアプリ開発プロジェクト も得意とする。 経歴

    中央大学経済学部経済学科卒 NCDCに参画前に、アーティスト支援のWEBサービスを自ら立ち 上げた経験を持つ。自らの起業体験を活かし、新規サービスの 開発プロジェクト支援を得意とする。 Scrum Inc.認定スクラムマスター(RSM)であり、NCDCのアジャ イル方法論の策定リーダー。 シニアITコンサルタント 局 芳暁 Scrum Inc.認定スクラムマスター
  2. Business 新規事業立ち上げからの伴走 業務改革やIT改革の支援 Design ユーザ視点での設計 Technology 技術による課題解決 Innovation Consultant デザイナーやエンジニアと協力して、

    新規サービス立案の支援や新規性の高 いシステムの要件定義を行う。プロ ジェクト全体のマネジメント役も担う。 UX/UI designer UIデザインはもちろん、デザ イン思考やUXデザインのフ レームワークを用いて上流工 程(サービス全体のUX設計) を担う。 Engineer モバイルやWeb、クラウド、 IoTやAIなど、新しい領域の技 術に特化。つくるだけでなく 技術コンサルティングができ る知見を持つ者も多数在籍。 ⚫ AWS サービスパートナー ⚫ AWS Lambdaパートナー ⚫ 内製化支援推進AWSパートナー NCDCの事業領域 ⚫ 3領域でサービスを展開 ⚫ 各領域のスペシャリスト を社内に揃える体制 3
  3. デジタルビジネス立ち上げを一元的にサポート ⚫ デジタルビジネスに必要な企画から開発まで、一元的に提供しています。 ⚫ スモールスタートでの検証から、本開発・継続的な改善までサポートします。 4 ワークショップを中心とし た合理的なプロセスで、ビ ジネスモデルの検討からUX デザインまで、迅速に行い

    ます。 関係者が多数いる場合の組 織横断、会社横断のファシ リテーションも得意です。 新規性の高いプロジェクト ではMVP(Minimum Viable Product)を用いた検証を行 うなど、目的に応じて段階 的な開発を企画します。 早い段階でモックやプロト タイプを用意してユーザの 評価を確認します。 ユーザとのタッチポイントとなる各種デバ イスのフロントエンドデザインから、クラ ウドサービスを駆使したバックエンドの開 発まで。多様なテクノロジーをインテグ レーションします。 ⚫ AI / IoT ⚫ モバイル・ウェブ アプリ開発 ⚫ クラウドインテグレーション ⚫ システムアーキテクチャコンサルティング など ビジネスモデルのデザイン スモールスタート・PoC システム・インテグレーション ユーザ視点を大切にした アイデア・企画 モックやプロトタイプ の開発・検証 システム・アプリ開発 継続的な改善
  4. DX推進におけるよくある誤解 ⚫ デジタル化≠ DX ⚫ 紙の電子化やツールの導入が目的化していませんか?DXは、デジタル でビジネスモデルそのものを変革すること ⚫ システムを開発できるエンジニアを雇えば、新しいシステムがで きてDXが進む

    ⚫ DXには戦略策定や組織変革視点、対外交渉できる人材が必要不可欠 ⚫ DX人材は社内にいないから、外部の人を採用する ⚫ 社内ビジネス文化や既存業務の理解を最初からする必要がある、継続 的な人材確保が難しい、などの理由から社内育成も不可欠 16
  5. ビジネスアーキテクトを社内で育てるためには? ⚫ ビジネスアーキテクトを社内で育成するためには、以下4つの柱を 総合的に推進することが不可欠です 25 組織文化の醸成と 環境整備 体系的な育成 プログラムの設計 実践的な経験機会の

    創出 適切な評価と フィードバック ・経営層の継続的な関与と支援 ・失敗を許容し、異分野協力を促進する文化の構築 ・権限委譲と意思決定プロセスの改善 ・幅広い知識・スキルを習得するためのプログラム提供 ・外部トレーニングや専門書籍の活用 ・ナレッジマネジメントの仕組み構 ・戦略的プロジェクトへの積極的な参画 ・メンター制度の導入 ・明確な評価と報酬制度の確立 ・キャリアパスの提示と多角的な視点での評価
  6. 演習課題例 ⚫ 新規サービス系DXのアイデアを事業計画に落とし込む5つのステッ プを、具体的なケーススタディを通じて体験します 29 ステップ 目的(何を検証するか) フレームワーク 具体的なアウトプットの例 Step

    1:提供価値の定義 「誰に、どのような価値を提 供できるか」を明確にする。 ビジネスモデルキャンバス (BMC)。 顧客セグメント(例:東京の レストラン)、収益モデル (Web経由のB2Bサブスクリプ ション)を提案。 Step 2:事業性の評価 事業者視点:**「儲かるの か?」**を論理的に検証する。 売上とコストのシミュレー ション。 初年度30区画、5年で最大100 区画といった目標に基づき、 黒字化の時期を予測。 Step 3:顧客体験の設計 使用者視点:**「使うか?買 うか?」**を検証する。 カスタマージャーニーマップ (CJM)。 顧客の不安(例:「どの野菜 を選べばいいか分からな い」)を特定し、サービスに 必要な機能を具体化。 Step 4:実現性の検討 洗い出した機能をテクノロ ジー視点で実現可能か検討す る。 システム構成図 AWS Greengrassとドローンを 連携させ、リアルタイムで畑 の情報を収集・分析する構成 案など、戦略的な技術選定。 Step 5:実行計画の策定 不確実性の高いDXプロジェク トを円滑に進める。 プロジェクト計画(ロード マップ) 要件定義と設計以降で契約を 分ける二段階の計画を立案し、 アジャイルやPoCを適切に選択。
  7. 演習課題例 ⚫ あなたは九州地区で各種野菜を栽培・販売している大規模農業法人(ネクストアグリ社)にコンサルをしようとしていま す ⚫ ネクストアグリ社は、畑の周りには多くの遊休農地が存在しているため、それらを買い取ってテクノロジーを活用して新 しいビジネスを考えています。 ⚫ 遊休農地の一部を東京等の企業と契約し、栽培の委託を請け、農作物が収穫できたら企業に送るというビジネスです。 ⚫

    一区画あたり月10万円(送付料込み)。初年度で30区画程度をサブスクしたいと考えています。今後5年で最大100区画を サブスクしたいと考えています。 ⚫ 現地では学生アルバイトを中心に農地の管理を行います。 ⚫ 週一回ドローンで農地を撮影して、契約企業に農地のドローン写真を送ります。 ネクストアグリ社の本来業務の農 地 遊休 農地 遊休 農地 遊休 農地 遊休 農地 遊休 農地 遊休 農地 遊休 農地 遊休 農地 果物 米 冬野菜 夏野菜 東京のアパレル企業と契約 収穫できたら企業に送る
  8. Step 1:提供価値の定義 31 ⚫ ビジネスモデルキャンバス(BMC) ⚫ 価値を中心にビジネスモデル(価値を誰に届けて売上を上げる?どうやって その価値を作る?そのコストは?)を一覧する ⚫ 例

    ⚫ 顧客を「東京のレストラン」と設定し、「自社農園産の野菜」とい うブランディングの付加価値を提供。収益モデルはWeb経由のB2Bサ ブスクリプション
  9. Step 2:事業性の評価 33 ⚫ 売上とコストのシミュレーション事業者 ⚫ 視点:**「儲かるのか?」**を論理的に検証する ⚫ 例 ⚫

    初年度30区画、5年で最大100区画という目標に基づき、必要な投資 や黒字化の時期を予測し、事業の継続性を客観的に評価する。
  10. Step 4:実現性の検討 37 ⚫ システム構成図の具体化 ⚫ 洗い出した機能をテクノロジー視点で実現可能か検討する ⚫ 例 ⚫

    AWSサービスを全面的に採用し、開発・運用の手間を削減しつつ拡張 性を持たせた構成案。特にドローンとAWS Greengrassを連携させ、畑 の情報をリアルタイムで収集・分析する画期的なアイデアを考案
  11. Step 5:実行計画の策定 39 ⚫ プロジェクト計画の立案(PoC/アジャイルの選択) ⚫ 不確実性の高いDXプロジェクトを円滑に進めるロードマップを策定 する ⚫ 例

    ⚫ 要件定義と設計以降で契約を分ける二段階の計画を立案。基本機能 (区画・野菜登録と選択)を迅速にリリースし、フィードバックを 得た後に、第二フェーズでIoTやAIといった高度な機能を追加開発す るアプローチ。
  12. 演習進め方例 ⚫ 新規サービス系DXのアイデアを事業計画に落とし込む5つのステッ プを、具体的なケーススタディを通じて体験します 41 ステップ 目的(何を検証するか) フレームワーク 具体的なアウトプットの例 Step

    1:提供価値の定義 「誰に、どのような価値を提 供できるか」を明確にする。 ビジネスモデルキャンバス (BMC)。 顧客セグメント(例:東京の レストラン)、収益モデル (Web経由のB2Bサブスクリプ ション)を提案。 Step 2:事業性の評価 事業者視点:**「儲かるの か?」**を論理的に検証する。 売上とコストのシミュレー ション。 初年度30区画、5年で最大100 区画といった目標に基づき、 黒字化の時期を予測。 Step 3:顧客体験の設計 使用者視点:**「使うか?買 うか?」**を検証する。 カスタマージャーニーマップ (CJM)。 顧客の不安(例:「どの野菜 を選べばいいか分からな い」)を特定し、サービスに 必要な機能を具体化。 Step 4:実現性の検討 洗い出した機能をテクノロ ジー視点で実現可能か検討す る。 システム構成図 AWS Greengrassとドローンを 連携させ、リアルタイムで畑 の情報を収集・分析する構成 案など、戦略的な技術選定。 Step 5:実行計画の策定 不確実性の高いDXプロジェク トを円滑に進める。 プロジェクト計画(ロード マップ) 要件定義と設計以降で契約を 分ける二段階の計画を立案し、 アジャイルやPoCを適切に選択。
  13. ⚫ 長期的な視点を持ち、お客さまと一緒に考え、そのプロセスも財産としていただく伴走型 の支援を得意としています。 ⚫ システム開発においても、内製化の体制構築支援からエンジニア・デザイナーなど専門職 のスキルトランスファーまで多数の実績があります。 お客さまが主役となるプロジェクト設計 45 お客さま デジタルビジネスを

    強みにできる企業を目指す 必要なものを自らつくり、 改善し続けられる 体制の整備、技術の獲得 ユーザーのインサイトや テクノロジーを理解して 企画できる知識の獲得 外部依存せず、社会の変化や技術の進化に対応し、自走できるチカラの獲得 コンサルティングや研 修、ワークショップ スキルトランスファー お客さまの目的に応じた 伴走支援のご提案 豊富なDX支援経験により 蓄積されたノウハウ DX戦略策定、PoC、 新規デジタルサービス企画、 UX/UIデザイン、 アジャイル開発、DevOps、 システムのモダナイズ、DX ブートキャンプ…
  14. NCDCのビジネスアーキテクト育成プログラムとは? ⚫ 短期集中によってDXを推進する知識を取得できる研修プログラムです ⚫ 豊富なショートケース課題を自ら解くことで、実践的な知識を習得できます ⚫ 最終日にはビジネス創造から事業計画、システム開発企画までの一連の流れを 総合演習として取り組みます 46 DXを推進するビジネスアーキテクトに特化した内

    容を 1~3日間集中で実施します 数多くのショートケースと最終日の総合ケースを 解き、講師とディスカッションができるアクティ ブ・ラーニング型の研修です。eラーニングなどで は体験できません。 DXコンサルティングの実績が豊富なコンサルタン トが講師を務めます。実案件でのお悩みや相談も 受ける ことが可能です。 短期集中 アウトプット中心 実践的内容
  15. ビジネスアーキテクト育成プログラム 基本プログラム構成 ⚫ 基礎知識なしから1~3日間でDXに必要な知識をインプットし、各セッション毎の ショートケース課題と最終日の総合演習でアウトプットします 47 DX概要・DXの基礎 • DXの定義 •

    DX事例 • DXのトレンド • DXの種類 • DXの戦略 Day1 DXを実現するテクノロジー • アプリケーションアーキテク チャ • データベース • クラウドコンピューティング • AI・データ分析 • 生成AI • IoT 等 DXビジネスの創造 • ビジネスモデルとは • サービス創造プロセス • 各種ビジネスフレームワーク • 収益シミュレーション • 事業計画 Day2 顧客価値の設計 • UXとUXデザイン • ペルソナ • カスタマージャーニーマップ DXプロジェクト推進 • 開発プロセスの基礎 • プロジェクト計画 • 契約のポイント Day3 総合演習 • ビジネスを創造する • ビジネスフレームワークでビ ジネスモデルを考える • 顧客価値を設計する • 収益シミュレーション • ビジネスを実現するシステム 構成を考える • システムの見積もり • プロジェクト計画 • 事業計画 まとめ • 受講生のアクションプラン作成 と発表
  16. ⚫ 数多くのショートケースと総合演習を自ら解くことで短期での育成を可能にします ショートケース、総合演習 48 各セクションに用意されているショートケースの例 サービス アイデアの 発散 アイデアの 絞り込み

    ビジネスモ デル検証 事業計画 立案 サービス実 現のための テクノロ ジーの選定 システム化 計画策定 事業計画の 見直し Day3の総合演習の一連の流れ。以下の項目を実際にグループワークを通じて体験いただきます