プロジェクトの理由(課題) KING OF TIMEの抱える課題 KING OF TIMEは2004年にサービスイン、それ以降⼤きなUXUIの変更はない。 開発⾯での課題 l UXUIに対して指針がない。そのため • 機能追加が⾏われる際に、UXUI⾯での統⼀が図られていない。 • 開発者がどう作ればいいか迷う。 ⇒ 結果、ベストとは⾔いがたいものになってしまっている状態。 ⇒ վળ͍ͨ͠ࢥ͍͋ΕͲɺ俺たち開発だからデザインのことよくわかんないし...という悲しい状態に。
プロジェクトの理由(課題) KING OF TIMEの抱える課題 営業・サポート⾯での課題 l UXUIの優れた後発サービスと競合になった際に、そこが理由で負ける場合がある。 ⇒ ユーザーは同じ機能なら、当然 ⾒た⽬のいい⽅を選びますよね? ⇒ 沢⼭、サービスを評価するのは⼤変だから ぱっと⾒て⾒栄えのよさそうな⽅から評価しますよね?
パートナー選定プロセスとその理由 最初の選定 まず、条件として下記を考えWebサイトを参考に7社選びました。 l WebサービスのUXUI作成ができる。 l Javascriptに造詣が深い。 l 弊社技術者とペアプログラミングが可能 l ⼤規模サイトの作成に関わったことがある。 l UXUIについてのコンサルティングができる。
NCDCさんを選んだ理由 選定理由 l NCDC様とA社は独⾃基準のポイントでは拮抗していた。 l 単純なUXUIの改修によるユーザーへの効果だけではなく、ビジネス⾯での戦略から効果を測るという提案があ った。 l 競合分析を⾏い最も効果的なアプローチの提案があった。 l ユーザーアンケートという、我々が全く思いつかなかった提案をしてくれた。 l 我々の⾔うことを鵜呑みにせず、きちんと俯瞰した視点から提案があった。 l 技術者のスキルが確かなものだった。我々のエンジニアへのスキルトランスファーも踏まえた ペアプロを⾏ってくれた。
パートナー選定を終えて 感想 l 正直、きつかったです。 1ヶ⽉とはいえ、3本同じプロジェクトを同時にこなしていたので頭の混乱度、時間的制約は かなりあった。 l ただ、徐々に⾃分たちの中で今後のプロジェクトの成功に対する確信も⾼まっていった。 l 本プロジェクトの成功の鍵はパートナー選定と、それを⾏ったことによる⾃分たちの変化。 ⇒ ⼟壌はできたのであとはやるだけ!
UXUI改修のプロセスの紹介 実際に⾏ったこと l 150画⾯を、⼩出しに出すのではなく⼀気に変更を⾏いました。 ⇒ 段階的に⾏うとユーザーに負荷がかかるため l 旧UIは既存顧客⽤に残し、サーバーサイドは⼿を⼊れず新UIを新設しました。 ⇒ 既存ユーザーへの配慮と最悪の事態に備え、ロールバックを容易くするため。 l 1年後に旧UIは撤廃予定でそれまでは2重メンテを続けていきます。
実施プロセスの中でのNCDCの活動に対す る評価 評価 l KING OF TIME のUXUI改善をする上でのパートナーとして当初期待していたことを完璧にこなしてくれた。 l デザイン⾯においての疑問に丁寧に答えてくれた。なぜこの⾊なのか、なぜこの場所にこれがあるのか等、 あいまいな質問にも丁寧に答えてくれた。 ブランディングワークショップを開催し、皆の持っているイメージからデザインの⽅向性を導いてくれた。 l ⼀時期、JSの速度が出ずに困っていたがすばらしいエンジニアスキルとUXの変更で期待に応えてくれた。
UXデザインに対する今後の取り組み KING OF TIME 次フェーズはUXの変更を⾏い、既存顧客の定着率を⾼める。 新規サービス 新規サービスを始める際に、同じテーマでUIを作成することにより、 会社として⼀体感のあるサービス展開を⽬指す。 デザインの内製化 デザイナーを社内で雇⽤し、スピードアップとҰ෦ͷ内製化を進める。
·ͱΊ まとめ l パートナー選びは最重要項⽬なので納得⾏く選考を⾏う ⇒ ⼀時的にコストがかさむがそれも投資と考える l UXUI改善も投資の⼀つなので、もっとも効果的で費⽤対効果の⾼い部分から⼿を付ける ⇒ ⼿がつけやすいところから⾏うと、何をやっているのかわからなくなる。 また⼿をつける部分は⼀気に⾏う。 l 改善の⽬的をメンバー全員で共有し、腑に落ちるようにする ⇒ ⽬的がはっきりしているため、部署間での連携がスムーズに⾏く