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野生の onbording と onbording 設計 #kyototechtalk

野生の onbording と onbording 設計 #kyototechtalk

さっちゃん

June 07, 2023
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Transcript

  1. 2023/6 の Mackerel 開發 team の onboarding はてな Mackerel 開發

    team 組 buddy 技術 group application engineer ? ?
  2. 2023/6 の Mackerel 開發 team の onboarding はてな Mackerel 開發

    team 組 buddy 技術 group application engineer orientation orientation orientation
  3. 2023/6 の Mackerel 開發 team の onboarding はてな Mackerel 開發

    team 組 buddy 技術 group application engineer orientation orientation orientation
  4. 2023/6 の Mackerel 開發 team はてな Mackerel 開發 team 組

    buddy 種類の定まった sprint goal 種類の定まった task
  5. onboarding に於ける buddy の役割 開發 team 組 buddy 信賴關係 學習

    team 參加 OJT account 作成等。 GitHub で issue を作って管理 いい task をやる。 最近は「3ヶ月で3連勝」 mentoring 「入門」system
  6. onboarding に於ける buddy の役割 開發 team 組 buddy 信賴關係 學習

    team 參加 OJT account 作成等。 GitHub で issue を作って管理 いい task をやる。 最近は「3ヶ月で3連勝」 mentoring 「入門」system ?
  7. 「入門」system (例) • 領域 1-2 : API サーバー (Play /

    Scala) [未入門] ◦ tutorial ◦ Hatena-Textbook ◦ Scala研修テキスト ◦ Play Framework でおもちゃを作る ▪ 實績解除 : Scala研修テキストを一通りやる ◦ 實績解除 : API の追加または修正を本番 release まで 1 つ完遂する
  8. 「入門」system (例) • 領域 1-2 : API サーバー (Play /

    Scala)💮 ◦ tutorial ◦ Hatena-Textbook ◦ Scala研修テキスト ◦ Play Framework でおもちゃを作る ▪ 實績解除 : Scala研修テキストを一通りやる ◦ 實績解除 : API の追加または修正を本番 release まで 1 つ完遂する
  9. 「入門」system/「實績解除」の種類 • document A を見ながらその內容 A を說明できる • tutorial をやる

    • 自分だけのおもちゃを作る • 該當領域の task を 1 つ完遂する
  10. 「入門」system/「實績解除」の種類 • document A を見ながらその內容 A を說明できる ◦ 情報に一通り觸れる •

    tutorial をやる ◦ 親しむ • 自分だけのおもちゃを作る ◦ 實驗場を持つ (壞してよいオモチャ) • 該當領域の task を 1 つ完遂する ◦ 手順に一通り觸れる ◦ 價値を發揮する
  11. 「入門」system (例) • 領域 1 : システム ◦ 領域 1-1

    : インフラ ◦ 領域 1-2 : API サーバー ◦ 領域 1-3 : フロントエンド ◦ … • 領域 2 : チーム ◦ … • 領域 3 : プロダクト ◦ … • 領域 4 : その他 ◦ …
  12. 「入門」system (例) • 領域 1 : システム ◦ 領域 1-1

    : インフラ ◦ 領域 1-2 : API サーバー ◦ 領域 1-3 : フロントエンド ◦ … • 領域 2 : チーム ◦ … • 領域 3 : プロダクト ◦ … • 領域 4 : その他 ◦ …
  13. 2022/4 の Mackerel 開發 team はてな Mackerel 開發 team sub

    team buddy が無い (mentor はゐる) 樣々な sprint goal 樣々な task
  14. 2022/4 以前の onboarding で起こってゐた問題 • onboarding の參考にするものが見當たらない ◦ 何をするかは mentor

    各人に全て任される ◦ 新人は、何に習熟するべきかわからない • 目の前の task に追はれてしまふ ◦ onboarding を系統だって行ふ傳統が無かったので、目の前の task だけが視野に入って來る ◦ 學習する餘裕を作り出す習慣が無かった
  15. 2022/3 (ノ)・ω・(ヾ) 新卒が來るね (〃l _ l) はい (ノ)・ω・(ヾ) onbording 何か考へたいね

    (〃l _ l) はい (ノ)・ω・(ヾ) 何とかしといて (〃l _ l) はい (なんも知らんが) (※脚色してゐます)
  16. 「入門」system の目指した事 • 入門するといい事項を一覽する • 新人が價値を發揮する明瞭な機會 • 敎材 list •

    入門完成迄の目安を示す • 強制的に餘裕を作り出す • 新人と mentor や新人と sub team が協力する
  17. 目指した事 • 入門するといい事項を一覽する • 新人が價値を發揮する明瞭な機會 • 敎材 list • 入門完成迄の目安を示す

    • 強制的に餘裕を作り出す • 新人と mentor や新人と sub team が協力する • 入門するといい事項を一覽する • 完遂するべき task を探す切っ掛け • 敎材 list • 手が空いた時にやる學習 course 現在の役目
  18. 目指した事 • 入門するといい事項を一覽する • 新人が價値を發揮する明瞭な機會 • 敎材 list • 入門完成迄の目安を示す

    • 強制的に餘裕を作り出す • 新人と mentor や新人と sub team が協力する • 入門するといい事項を一覽する • 完遂するべき task を探す切っ掛け • 敎材 list • 手が空いた時にやる學習 course 現在の役目
  19. 「入門」system の目指した事 • 新人が價値を發揮する明瞭な機會 ◦ 各領域で task を一つ完遂する ◦ (目の前の

    task に追はれてる) sprint goal の達成をではなく、實績の解除を目的とする樣、意識を 切り換へる ◦ 本番 release されるものを作ったり、運用作業を覺えたり、會議で役を負うのは、わかり易く「價値 を發揮できてる」と考へられるのではないか
  20. 「入門」system の目指した事 • 入門完成迄の目安を示す ◦ 「この領域を學んでください」だけでは、何ができればいいのか … ◦ 實績は、解除できたかできてゐないか判定できる ▪

    だうすれば入門できるかわからなければ、實績を解除すればいい • (裏 : 迷ひ無く入門できるなら、實績解除は無視していい )
  21. 「入門」system の目指した事 • 體系的に餘裕を作り出す ◦ 「入門をやってるから」と言ひ譯に使って貰ひたい ▪ (私見では 10% くらいの時閒を入門で或いは何かで遊んで欲しい

    ) ◦ 他の、餘裕を作り出す仕組み ▪ SLO。error budget ▪ 頑健な sprint goal • goal はギリギリだと急に澁滯する ▪ ではない會 • 1 sprint (二週閒) の內の半日遊んで (夢を追ひ求めて) いい事にしてる • 指定された task「ではない」事をしていいので、この名になった
  22. 「入門」system の目指した事 • 新人と mentor や新人と sub team が協力する ◦

    實績は、解除できたかできてゐないか判定できる ▪ それで入門ができたかできてゐないかは、等しいとは限らない (だいたい等しくなる樣に努め はしたが…) ▪ sub team が話し合って「いいんぢゃない」と言ふのが、入門完成の條件 • 體系性と野生の ballance をとりたかった ▪ 「入門濟と見做すのに、實績を全て解除する必要は無い」とした • 新人が活躍してくれるのが、入門の目的 • 實績解除しなくても活躍できるなら、入門完成でいい
  23. 「入門」system は結局どんな役目を果たしたか • 入門するといい事項を一覽する • 新人が價値を發揮する明瞭な機會→完遂するべき task を探す切っ掛け • 敎材

    list • 入門完成迄の目安を示す • 強制的に餘裕を作り出す→手が空いた時にやる學習 course • 新人と mentor や新人と sub team が協力する 實際に果たした役目だけが、team の構造や狀況が變はっても殘った 果たさなかった役目は、新人の能力と、sub team の獨自の努力が果たした
  24. 「入門」system は結局どんな役目を果たしたか • 入門するといい事項を一覽する • 新人が價値を發揮する明瞭な機會→完遂するべき task を探す切っ掛け • 敎材

    list • 入門完成迄の目安を示す→活躍する試みを個別に支援する • 強制的に餘裕を作り出す→手が空いた時にやる學習 course • 新人と mentor や新人と sub team が協力する→頻繁な、時閒をとった會話 實際に果たした役目だけが、team の構造や狀況が變はっても殘った 果たさなかった役目は、新人の能力と、sub team の獨自の努力が果たした
  25. 「入門」system を今後だうしてゆくといいだらうか? • 入門するといい事項を一覽する ◦ 入門用とは別に在る skill map (本格 skill

    map) と繋ぎたい ◦ 本格 skill map にも實績解除が有ってもいいのではないか ? • 完遂するべき task を探す切っ掛け ◦ →OJT と聯繋したい。だうしようかな〜 • 敎材 list ◦ →文字通り敎材 list が在ればいい? ▪ おすすめ本 list と統合してはだうか • 手が空いた時にやる學習 course ◦ →まぁそのままでいいかな ▪ 夢を追ひ求めても貰ひたいし、それを支援したい。だうしようかな〜
  26. 「入門」system を今後だうしてゆくといいだらうか? • 入門するといい事項を一覽する ◦ 入門用とは別に在る skill map (本格 skill

    map) と繋ぎたい ◦ 本格 skill map にも實績解除が有ってもいいのではないか ?→本格 skill map への統合? • 完遂するべき task を探す切っ掛け ◦ →OJT と聯繋したい。だうしようかな〜 • 敎材 list ◦ →文字通り敎材 list が在ればいい? ▪ おすすめ本 list と統合してはだうか→敎材 list と實績解除の分離? • 手が空いた時にやる學習 course ◦ →まぁそのままでいいかな ▪ 夢を追ひ求めても貰ひたいし、それを支援したい。だうしようかな〜
  27. 參考文獻 オンボーディングは 3ヶ月で3連勝を目指す - id:onk のはてなブログ https://onk.hatenablog.jp/entry/2023/04/30/231208 福島眞人「學習の生態學 ――リスク・實驗・高信賴性」 2010/8/4

    Dave H. Hoover、Adewale Oshineye「アプレンティスシップ・パターン 徒弟制度に學ぶ熟練技術者の技と心得」 2009/11/3 (柴田 芳樹譯 2010/7/6) プロダクトを10年運用する チームをつくる / DevSumi2020 - Speaker Deck https://speakerdeck.com/daiksy/devsumi2020?slide=23
  28. license David in Lisburn “Gorilla Baboon_256” 2013 CC by 2.0

    https://www.flickr.com/photos/tatchie/9319984208