Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
GitHub Projectsにおける チケットの ステータス更新自動化について
Search
NearMeの技術発表資料です
PRO
July 30, 2024
Programming
2
320
GitHub Projectsにおける チケットの ステータス更新自動化について
NearMeの技術発表資料です
PRO
July 30, 2024
Tweet
Share
More Decks by NearMeの技術発表資料です
See All by NearMeの技術発表資料です
ローカルLLMを⽤いてコード補完を⾏う VSCode拡張機能を作ってみた
nearme_tech
PRO
0
120
初めてのmarimo (ハンズオン)
nearme_tech
PRO
0
21
ローカルLLM
nearme_tech
PRO
0
37
LlamaIndex Workflow: Build Practical AI Agents Fast
nearme_tech
PRO
0
22
Box-Muller法
nearme_tech
PRO
1
36
Kiro触ってみた
nearme_tech
PRO
0
280
今だからこそ入門する Server-Sent Events (SSE)
nearme_tech
PRO
4
540
ReactNative のアップグレード作業が (意外に)楽しかった話
nearme_tech
PRO
2
130
強化学習アルゴリズムPPOの改善案を考えてみた
nearme_tech
PRO
0
83
Other Decks in Programming
See All in Programming
複数人でのCLI/Infrastructure as Codeの暮らしを良くする
shmokmt
5
2.3k
20251127_ぼっちのための懇親会対策会議
kokamoto01_metaps
2
450
Go コードベースの構成と AI コンテキスト定義
andpad
0
130
「コードは上から下へ読むのが一番」と思った時に、思い出してほしい話
panda728
PRO
39
26k
Cap'n Webについて
yusukebe
0
140
Canon EOS R50 V と R5 Mark II 購入でみえてきた最近のデジイチ VR180 事情、そして VR180 静止画に活路を見出すまで
karad
0
130
Navigating Dependency Injection with Metro
l2hyunwoo
1
140
これならできる!個人開発のすゝめ
tinykitten
PRO
0
120
DevFest Android in Korea 2025 - 개발자 커뮤니티를 통해 얻는 가치
wisemuji
0
160
ZOZOにおけるAI活用の現在 ~モバイルアプリ開発でのAI活用状況と事例~
zozotech
PRO
9
5.8k
大規模Cloud Native環境におけるFalcoの運用
owlinux1000
0
150
Context is King? 〜Verifiability時代とコンテキスト設計 / Beyond "Context is King"
rkaga
10
1.3k
Featured
See All Featured
Breaking role norms: Why Content Design is so much more than writing copy - Taylor Woolridge
uxyall
0
110
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
13k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
24k
Statistics for Hackers
jakevdp
799
230k
Max Prin - Stacking Signals: How International SEO Comes Together (And Falls Apart)
techseoconnect
PRO
0
46
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
35
2.3k
The SEO identity crisis: Don't let AI make you average
varn
0
32
Impact Scores and Hybrid Strategies: The future of link building
tamaranovitovic
0
170
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1032
470k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
72
12k
Pawsitive SEO: Lessons from My Dog (and Many Mistakes) on Thriving as a Consultant in the Age of AI
davidcarrasco
0
32
Agile Leadership in an Agile Organization
kimpetersen
PRO
0
45
Transcript
0 GitHub Projectsにおける チケットの ステータス更新⾃動化について 2024-07-26 第100回NearMe技術勉強会 YO
1 目次 • Projectsでのチケット管理 • Projectsの機能を使って行える自動化 • Actionsを使わないとできない自動化 • ワークフローを作ってみて
2 要約 • GitHub Projects (V2)で複数のRepositoryのチケットを管理する • チケットのステータス更新を自動化したい • ステータス更新自動化の際、UI上で完結するもの(Projectsの
workflow)と、ワークフローの設定を記述しないといけないもの (GitHub Actions)がある • Personal Access Tokenの設定方法については割愛する
3 Projectsでのチケット管理 理想の運用 • マネージャーから見てチケットのステータス、各人の業務量が分かる状態 • 開発者は事務的な作業を頑張らなくてもよい状態 自動化の背景 • 「どの人がどんなタスクを持っている」のか都度コミュニケーションが発生してしまう
• 開発者がチケットのステータス更新を忘れてしまうことで、マネージャーはリ アルタイムなチケットの進捗が分からない • (今後)チケット更新がリアルタイムで行われないと、チケットを消化するのに 要した実測値が正しくとれない
4 Projectsでのチケット管理 Projectとは? • UserまたはOrganizationに紐づく機能 • 複数のRepositoryのIssueを一覧化したりIssueをボードに並べることが できる(ソート、フィルター、グルーピング) なぜGitHub Projects?
• マネージャーは複数のリポジトリのチケットを一元的に管理したい • 開発者側の既存の運用をなるべく変えたくない(GitHubのIssueで開発 のチケットを管理、チケット管理のためにツールを増やしたくない)
5 Projectsの機能を使って行える自動化 今回の説明で使用するProject • スタータスは以下の5つ ◦ 📪とりあえず ◦ 📚着手前 ◦
⌨開発中 ◦ 👀レビュー中 ◦ ✅マージ済み
6 Projectsの機能を使って行える自動化 トリガー アクション Repositoryに新しいIssueが追加 Projectsに追加する Issueに紐づいたPull Requestが マージされた Issueのステータスを「✅マージ済
み」にする Issueのステータスが「✅マージ済 み」になった Issueをクローズする
7 Actionsを使わないとできない自動化 Actionsとは? • Repositoryに紐づく機能 • Repository内での操作を自動化できる
8 Actionsを使わないとできない自動化 トリガー アクション IssueにDraft PRが追加 Issueのステータスを「⌨開発中」にす る IssueにPRが追加 Issueのステータスを「👀レビュー中」
にする Issueに追加されたDraft PRがPRに変更 された 「⌨開発中」から「👀レビュー中」に移動 する Issueに追加されたPRがDraft PRに変更 された 「👀レビュー中」から「⌨開発中」に移動 する Issueにassigneeが追加 「📪とりあえず」から「📚着手前」に移動 する
9 Actionsを使わないとできない自動化 ①起案 ②棚卸 ③実装はされたが 承認はまだのもの ここの自動化 • 「実装が作られた」を感知 •
Project上でチケットを移動 ④承認
10 Actionsを使わないとできない自動化 1. 開発者がPull Requestを作成する(トリガー 1) 2. GitHub ActionsがPull Requestの説明を読んで、メンションさ
れたIssueに作成されたPull Requestの種類に応じたコメント を書きに行く(トリガー 2) 3. GitHub ActionsがIssueにコメントされたのを感知して、コメン ト内容に応じてProject上でIssueを移動 • Issueにコメントが記載 される • PR作成 • Draft PR作成 • Draft PR→PR • 閉じられてたPR再開 YO YO
11 Actionsを使わないとできない自動化 作成したワークフロー • キーワード ◦ Expressions : ${{ }}を使うことで環境変数などをワークフロー内に埋め込める
機能 ◦ Contexts : トリガーやジョブに関する情報にアクセスするための機能 ◦ GitHub CLI : GitHubを使用するためのコマンドラインツール • 以下のGistのコードで解説 https://gist.github.com/yutaokamoto/1bd9bffc70319fb09db256b7e193658c
12 ワークフローを作ってみて 苦労した点 • GitHub Actionsに慣れること ◦ Expressions ◦ Contexts
◦ GitHub CLI • GitHub Projects (Classic)だとコメントを記載するのが簡単にできるっぽ い • Issueに関するワークフローはメインのブランチにマージされないと実行 されない • Actionが書き込んだコメントに改行が入ってしまう
13 ワークフローを作ってみて 苦労した点 • GitHub上で自動化の実行を行ってみないと分からないことも多く、デ バッグがやりづらかった ◦ debug loggingというログを詳し目に出してくれる機能に途中で気づいた
14 Thank you