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STORES 決済 電子マネー編 / Welcome Fintech Community #2

STORES 決済 電子マネー編 / Welcome Fintech Community #2

Welcome Fintech Community #2 〜Fintechドメインを深掘るLT会〜で発表した資料です。
発表時のスライドのTypo修正と、会場内でのやり取りを反映したスライドを追加したものになります。

※ 発表資料としてのわかりやすさのために抽象的に書いている箇所がいくつもありますので、正確性が欠けていることはご承知おきください。

Hayato Nishimura

August 14, 2024
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Transcript

  1. 自己紹介 3 ヨヨイ 本名: 西村 駿人(にしむら はやと) ネット上では nhayato で活動

    STORES 株式会社所属(2022年7月〜) STORES 決済のバックエンドエンジニア PCI DSS監査対応やったことある側
  2. あの図の右側の詳細 27 電子マネー ブランドB アクワイアラー B 加盟店 当然、このような図になっていてもおかしくはない 電子マネー ブランドA

    アクワイアラー A 電子マネー ブランドC アクワイアラー C ※契約相手がある話なので 明言はしませんが...... 一般論としてブランド・ ACQごとに、連携する情報は異なる
  3. 加盟店申込後にどのようなことが行われているか 29 加盟店側の初回申込時の申告情報で分岐を作って、各決済手段ごとに情報連携 電子マネー ブランドB 加盟店 電子マネー ブランドA 電子マネー ブランドC

    A B C 情報連携に関する機能を 新規ブランドのために追加する 内部処理フローの整理や Web向けのAPIのスキーマも変更 (当初は電子マネーが1ブランド のみのため、それに特化)
  4. (おまけ)会場での対面でのQ&A • Q. Impress Watch の記事って結局どういうこと...? ◦ A. 書いてある内容をお伝えしました(うまく説明できた自信はない) ◦

    iPhoneの仕組み, 電子マネーの仕組み, クレジットカードの仕組みの合わせ技である • (スライドにQAって書いてありましたけど)QAってどこが大変でしたか? ◦ いわゆる状態遷移のテストがそれなりに膨大であるという認識 ◦ 例: ▪ 業種ごとに利用の可否があり、組み合わせがある • また、利用可否だけでなく、特別な料率を利用できる業種などもある ▪ 加えて、内部的には決済手段ごとに審査状態を持つ • (決済手段Aは審査完了、Bは審査中とか) ◦ QAチームがシステムの分析から、網羅的にテストを担当しています 39