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視野はAIに、視座は人に / ai-for-breadth-humans-for-persp...

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視野はAIに、視座は人に / ai-for-breadth-humans-for-perspective

KomeKaigi 2026で講演しました

https://komekaigi.dev/

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Yukiya Nakagawa

October 31, 2026

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Transcript

  1. 仕事のさせ方が変わった 人間 01 03 大枠の ゴールだけを 伝える フィードバック して軌道修正、 許可を出す

    02 AI 05 アプローチを 提案する ゴールを 達成しているか 判断する 04 作業を 実施して、 成果を報告する 8
  2. AI と視野が合わない!? AI 更新・削除 には情報へのアクセス制限がある 特に警戒され制限さ れる 閲覧のみ 許可された範囲に限 っては自由

    インターネット上の公開情報 問題なし なお、業務で扱う情報の大半は、一般公開されていないので、そりゃあ不自由なのである 16
  3. AI の視野への入りやすさ 情報 エージェントに内蔵されているシステムプロンプト 2 CLAUDE.md / AGENTS.md の内容 3

    ポインタが示されているプロジェクト内ドキュメント 4 プロンプトでのユーザーとの会話 5 ポインタが示されているプロジェクト外ドキュメント 6 ポインタがないプロジェクト内ドキュメント 7 ポインタがないプロジェクト外ドキュメント ↑ 見つけやすい / 見つけにくい ↓ 1 視野に入るタイミング 起動時 ほぼ起動時 即時、または必要になったとき 随時 必要になったとき 検索でたまたま見つかれば 存在を認知できない 17
  4. 人間とAIの視野にはギャップがある 情報 人間 AI システムプロンプト 知らない 見えている 2〜5 AGENTS.md、ポインタ付きのドキュメント、会話 見えている

    見えている ポインタなしのプロジェクト内ドキュメント 6 見えている 基本見つからない リポジトリ内の など ポインタなしのプロジェクト外ドキュメント 7 見えている 存在を知らない 1 docs/ Google ドライブ、Notion、AIが見られないチャット 18
  5. 視野の外の話をしたら、AIはどう振る舞う? A. 訊く 「前提知識が足りな いので、追加の情報 提供をお願いします」 B B. 知ったかぶり それっぽい想像で埋

    めて、確認せずにい い感じに進める C. 迷子 見つからない情報を 延々と探して、諦め る のことをハルシネーションと呼んだりしますね 20
  6. ① これからやることを説明させる 人間が説明す AIにも説明 る させる → 聞いただけでは、 理解したとは限ら ない

    これからやること → 違和感がない 「目線が合ってそ う」 → 任せる ゴールを伝えて、アプローチを提案してもらい、許可を出す ── 許可の前に説明させるのは、目線が合っているかを見るため 25
  7. ユーザーの調べ物の手段を、AIにも ポインタ「今はこれに着目して」 GitHub Google スプレッドシートなど Issue / PR Slack ブラウザ

    ドライブ あなた = AIエージェント 同じ目線 インフラの読み取り Google Cloud / AWS / Cloudflare ログ・調査用DB 27
  8. 一般的な知識だけでは、視野を合わせるのが大変 領域 やったこと 馬券の種類 説明しなくても動いた モデルにすでに入っている常識の範囲 予想 競馬の機械学習アプローチの論文等から主要なアイデアを読ませて docs/ へ

    買い方の作戦 予想屋さんから教わった、期待値の扱いに関する資料を docs/ へ 競馬公式DB JRA-VAN データラボ(馬や過去レース、過去オッズのデータベース) そう、これは「② 材料と入手手段を与える」です。 DB のクライアントが Windows でしか動かないので、 PowerShell と仲良くなりました。 30
  9. 事例 2: Slack を起点とした目線の合わせ方 Slack 起点のIssue起票 イベントが発 生 お問い合わせメー ル

    新機能のアイデア エラー通知 Slack → に集約 ステークホル 着手 ダーと話し → て、不確実性 → を無くす 32
  10. 多くの文脈が集積する場所は? Google ドライブ 議事録、KPIのドキュメン トやスプレッドシート GitHub ソースコード、Pull RequestやIssueに残る課 題と解決の経緯 ナレッジベース

    Notion 見 などに残された知 Slack 情報が集まり、一定のベクトルを持って語られ、次にやるべきことが示され る場所 36
  11. Slack 連携の三段階 方式 手軽さ レベル1 リアクションで起票 ものすごく簡単 レベル2 チャンネル・スレッドを読ませて起票 手間

    レベル3 リアクション+後から深掘り 起票は簡単 どれも最終的には、GitHub Issueの形で「やるべきこと」をまとめる 扱える文脈 投稿分 周辺の話題まで レベル2に近い 1 37
  12. レベル1: リアクションで起票 「これは課題だな」 サーバーへ送る と思った投稿に、リ → アクション GitHub Issue →

    投稿の本文、発言者、 URL ◯ 起票の手間がものすごく簡単 ◯ SlackとGitHubの連携だけで成立 △ 1投稿分の情報しか入らない △ 人間も「これ何の文脈だっけ」とSlackを見に 行く羽目に AI エージェントの認知 : 「なんかそういう話題があるらしいぞ。知らんけど」 38
  13. レベル3: リアクション+後から深掘り リアクションで起票 課題を感じた時点で、絶対 に後回しにせず残す → ◯ 最近試し始めて可能性を感じた ◯ バランスが良さそうに見える

    着手前に深掘り に貼ってあるSlack の前後の会話を見て、 どんな課題を扱うIssueなの か Issue URL → レベル2に近い文脈 Issue とセッション 今は手動。GitHub Actions内で動くClaudeに任 せれば、自動化できるのでは? 40
  14. Slack に棲みつくAI 人間たち (解決すべき課題について話している) Claude どしたん?話聞こか?直しとこか? 「じゃあよろしく」 Pull Request →

    コードを修正して、 を作るところまで 料金は相応に高い。でも、目線の合い方は素晴らしかった 42