Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
RDB ばっかり使ってきたエンジニアが DynamoDB を使って感じたこと
Search
n-sasakawa
July 13, 2021
Programming
0
930
RDB ばっかり使ってきたエンジニアが DynamoDB を使って感じたこと
n-sasakawa
July 13, 2021
Tweet
Share
Other Decks in Programming
See All in Programming
FigmaとPHPで作る1ミリたりとも表示崩れしない最強の帳票印刷ソリューション
ttskch
43
19k
Three ways to use AI on Android: The Good, the Bad and the Ugly
marxallski
0
100
Going beyond Apache Parquet's default settings
xhochy
0
120
Build Apps for iOS, Android & Desktop in 100% Kotlin With Compose Multiplatform (mDevCamp 2024)
zsmb
0
420
if constexpr文はテンプレート世界のラムダ式である
faithandbrave
3
670
初心者のためのRubyKaigi入門/RubyKaigi Introduction
a_matsuda
8
1.4k
Netty Chicago Java User Group 2024-04-17
sullis
0
200
Hanami and htmx
bkuhlmann
0
220
単体テストを書かない技術 #phpcon_odawara
o0h
PRO
27
8.5k
Goのエラースタックトレースの歴史と今後
sonatard
10
1.8k
PostmanでAPIの動作確認が楽になった話
h455h1
0
180
AppRouter Panel Talk
yosuke_furukawa
PRO
1
450
Featured
See All Featured
Music & Morning Musume
bryan
41
5.6k
Writing Fast Ruby
sferik
622
60k
Building an army of robots
kneath
300
41k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
13
4.6k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
33
6k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1357
200k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
457
32k
Side Projects
sachag
451
41k
How GitHub Uses GitHub to Build GitHub
holman
468
290k
Gamification - CAS2011
davidbonilla
77
4.6k
Debugging Ruby Performance
tmm1
70
11k
Six Lessons from altMBA
skipperchong
22
3k
Transcript
RDB ばっかり使ってきた エンジニアが DynamoDB を使って感じたこと 株式会社オークン 笹川直輝 竹内智哉
笹川 経歴 ガス系SIer 名刺管理サービスで常駐 株式会社オークン 受託開発 今後やりたいこと 保育業界を変えて行きたい ※今やろうとしていることはITと全く関係あ りません
使ったことがあるAWSのサービス S3 Lightsail Cognito(コグニート)等
竹内 経歴 総合商社 経理部でレシート整理 株式会社オークン 受託開発 今後やりたいこと IoT機器の発明(ハードウェア学習中) 使ったことがあるAWSのサービス CodePipeline
CloudWatch Lambda
はじめに
超超超初心者だからこそ感じたこと
きっかけ 社内勉強会でやったことないことをやってみ よう! RDBばっかりだから、NoSQL使ってみよう! ・SQL使わなくて良い。 ・AWSマネージドサービス。 ・低レイテンシー なんか凄そう!
まずは AWSのチュートリアルを実施
基礎コース
ほうほうなんとかついていけそうだ。 こうやってテーブル作成して、こうやって取得するのか。 今はふわっとしているが、中級コースをすると、身につきそうだ。
中級コース
全くわからん
全くわからん点① 難しそう&知らないカタカナが多すぎる スパース フィラー値 スパイキー
全くわからん点② それを組み合わせて使ってくる スパイキーなワークロード スパースセカンダリインデックス
全くわからん点③ 複数のエンティティを1テーブルに入れる え、正規化ちゃうの。。。
DynamoDBを使ってみて感じたこと
RDBと似ている ・特定のAttributeを持たない項目があっても良い →特定のカラムに値を持たないレコードがあっても良いように設定可能(=NULL許可)
RDBと違う ほぼ全部。
RDBと違う ・Attributeには「値を入れるタイミング」で型が指定される →どんな値(=型)でも入ってしまうということでは? 例.[Age]の中身はStringかNumberかそれ以外か、、、不安だ。 ・アクセスパターンを想定してテーブルを設計する →RDBでは静的なデータ構造を考えていたが、DynamoDBではデータにアクセスされる動的な ストーリーを想定する。これは新感覚。 ・DynamoDBはあらゆるスケールで一貫したパフォーマンスを実現する →100TBを越えるテーブルでも、読み取りや書き込みのパフォーマンスはテーブルのサイズが 1GBより小さい場合と同じ。「レコードが増えてクエリが重くなる」とは無縁。
まとめ RDBに慣れている為、DynamoDBの仕組みがより難解に感じる。 DynamoDBの恩恵(速度とスケール)を受けるのはサービスが成熟した頃かな。 でもRDBと全く違う仕組みだからこそ、 RDBよりもDynamoDBの活躍どころとなるサービスやプロダクトがきっとある! どちらも知っておけば将来的にリレーショナルと非リレーショナルを 常に比較して選定することができる!
終わりに 全くわからない、RDBと何が違うのという段階から始めた。 わからないなりにハンズオンを繰り返すと DynamoDBの輪郭が見えてきた。 ハンズオンでもそれ以外でも実際にサービスを試してみることが大事だなと感じた。