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DMM.com アジャイル導入の変遷と学び

DMM.com アジャイル導入の変遷と学び

DevLead by DMM #2 〜アジャイル開発 編〜
https://dmm.connpass.com/event/197452/preview/

で発表した資料です。

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ikeda-nishihide

December 16, 2020
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Transcript

  1. © DMM.com 自己紹介 池田 西秀 / @nshd29 合同会社DMM.com EC&デジタルコンテンツ本部 動画配信事業部  2011年

    DMMグループにWebディレクターとして入社。 動画事業のアジャイル導入でSMやPOとしてチームビルド、施策推進、 開発フロー整備などに関わる。 現在は動画事業のグロース領域のプロダクトマネージャー。 数字をもとにしたサービス改善や、プロジェクト推進上の課題解決、 プロセスの構築とチームビルドが比較的得意。 アジャイル歴 2014 新規事業(ニュース事業) でのアジャイル導入 2017~ 既存事業(動画配信)でのアジャイル導入(3チーム) 2
  2. © DMM.com 今日のテーマ 4 2012 2014 2017 2018 2020 20XX?

    DMMのアジャイル導入の変遷、 関わった際の失敗と改善の取り組みについて 初チャレンジ 全社導入 ビジネス貢献
  3. © DMM.com 10年間で増えたサービスは約3~4倍。 7 引用:DMMコーポレートサイト 先日公開したブランドCM によると、現在58事業 サッカー 農業 2.5次元

    太陽光発電 キャリア支援 ミュージアム 保険 etc……. 2012~ 新規事業が激増しアジャイルな組織化が求められる
  4. © DMM.com ①納期を決めて発注 10 ビジネスサイド 開発サイド アーキテクチャ 組織課題1:受発注構造 2012~ 新規事業が激増しアジャイルな組織化が求められる

    ④新規事業が増えるにつれ、短 納期で要求が五月雨になり、抽 象度も増加 ⑦スピードが遅くなるにつれ、一 度のリリースで多くを要求する ②納期と要求を守るために保守 的なシステム構成、納期に ⑤多くの要求に対し、機能要件を 詳細に求めるように ⑧リリース難易度が高くなるにつ れ、どんどん「リリースまでがゴー ル」に ③枯れた技術が導入、負債が溜 まりやすく、品質や開発スピード 低下 ⑥スピードを出すため、アーキテ クチャをどんどん共用し、影響範 囲が広がる、遅くなる
  5. © DMM.com 36 2017 目的にあわせ手法を工夫 :前進 アジャイル導入の変遷 2014 手法をなぞっただけ :失敗

    2018 上位目的(ビジネス)を意識 :さらに前進 2020 これから :??? 2020~ ⑤まとめ、これからのDMM