Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

WITH コロナ時代をしぶとく生き抜く社会不適格者クリエイターの逆襲! ダメなオレの人生が変わった! ツール&TIPS編

Okudasan
August 13, 2020

WITH コロナ時代をしぶとく生き抜く社会不適格者クリエイターの逆襲! ダメなオレの人生が変わった! ツール&TIPS編

社会不適格者な自分ですが(普通の会社員に戻りたくないw)
独立以来4年、リモートスタイルで色んな失敗を繰り返し、
なんとなくスタイルが見つけつつあった中でのこのコロナ禍。

これまで新しいツールに触っては飽きを繰り返してきましたが、
ダメな自分でも使いこなせ、ゲーム開発において劇的な生産性向上に寄与したツール類とちょっとした使い方を紹介します

Okudasan

August 13, 2020
Tweet

Other Decks in Technology

Transcript

  1. AdobeXD AdobeCC経由で使用 プレビュー版だった2016年から使ってます ▪ AdobeのUI/UXプロトタイピングツール ▪ 「思考の速度でデザインする」がコンセプト – 操作が直感的でめちゃくちゃ軽い (操作はパワポに近い)

    ▪ デザインしてすぐ動く状態にできる – スマホ上ですぐに動作確認できたりする – WEBブラウザで動作するプロトタイプを共有可能 ▪ Pngやpdf形式で素材の出力可能 ▪ 毎月更新(毎月何かしら機能が追加される) – 近年ゲーム開発者向けの機能も充実 – 共同作業系の機能も少しずつ充実 ▪ AdobeCCの無料プランでも使用可能 ※ただし最近色々制限つくようになったはず・・・
  2. 長所 ▪ 操作が直感的で生産性激高 – 30~60分ほどチュートリアルやれば 基本機能はほぼ理解可能 ▪ スマホアプリ等のUIの検証の時間激減 以前: 仕様⇒デザイン⇒実装⇒確認(2~3日)

    XD: 仕様xデザインx実装⇒確認(1時間) ▪ グラフィックを作りながら そのままドキュメント資料にできたり (動作する仕様書にもなる) 下手するとXDだけでパワポいらず プロジェクトを巨大なメモ帳として使ってみたり。 短所 ▪ 更新が早いので常に触れてないと 以前の知識がすぐに古くなる ▪ たまに劇的に仕様が変わって 気に入ってた機能がなくなったり (コピペの仕様が変わった時は全俺が泣いた) ▪ 同一プロジェクトを 多人数で編集する機能は発展途上 ▪ 本格的な素材への落とし込みは PhotoshopやIllustratorを使わないと厳しい (特殊な効果を使わなければXDだけでも結構イケる) AdobeXD AdobeCC経由で使用 プレビュー版だった2016年から使ってます
  3. おまけ 意外に知らないWindowsの標準の 便利ショートカットキー ▪ 【部分キャプチャ】 「Windowsキー」+ 「Shift」 + 「S」 <Macの場合>Command

    + Shift + 4 【履歴ペースト】 「Windowsキー」+ 「V」 【画面の部分キャプチャ】 【履歴ペースト】
  4. Unity Collaborate (& Unity CloudBuild) • 公式のバージョン管理機能(「Unity Teams」の一部) – サブバージョンのシングルツリー版的な感じ

    – Unityエディタから直接コミットできる – 過去バージョンに復元も可能 – プロジェクトビュー上に更新ファイルが見える ▪ CloudBuildと組み合わせるとコミットしたものから 複数バイナリ(iOSとAndroidとか)生成させたりも可能 ▪ Teamsは3人くらいまで無料だったはず (嘘だったらすみません)
  5. 長所 ▪ 公式の機能らしく動作けっこう安定 ▪ Unity固有のファイルを的確に管理してく れるため、Git等で管理してる時のような 一部コミット忘れ的なトラブル少ない ▪ 1~3人くらいのプロジェクトに最適 (人数多くなると料金高かった気が)

    ⇒一人プロジェクトでは必ず使ってます 短所 ▪ ブランチを分けられない ▪ 多人数や大型プロジェクトには向いてない ⇒ただし次期バージョンはGitになるそう Unity Collaborate (& Unity CloudBuild) 現在そこそこ大きめのプロジェクトにて 頻繁にプロジェクトファイルを弄るメンバー間(メインプログラマーと奥田)で Gitと並列する形でUnityCollaboで繋がってますが、 Unity由来の更新のトラブル少なくてけっこういい感じだったりします。 (普段の更新をCollabo上で、定期的にGitへもPUSH)
  6. 結び ▪ 使い慣れたツールでも 特にクラウド型に移行しているものは 機能更新のベクトルが生産性を上げる方に向いていがちなので 最新版や更新内容にはアンテナ張っておいた方が良いと思います! – AdobeCCもPhotoshop/Illustratorだけのためとか結構勿体ないし アセット出力とかデータ出力系の機能がこの10年でパワーアップしている (意外に使ってない人多い)

    – AdobeXDはマジで熱いです – MSOffice系は共同作業が弱いと思って 多人数で編集するものはGoogleスプレッドシート等を使ってたけど 最近Officeの共同編集機能の進化が著しい – ちなみにこのスライドもOffice365の 「デザイナー機能」を使って自動レイアウト活用して作りましたww