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[OCI Technical Deep Dive] Oracle Cloud VMware S...

[OCI Technical Deep Dive] Oracle Cloud VMware Solution が開くVMware仮想環境モダナイゼーションへの道(2024年10月29日開催)

Oracle Cloud Infrastructure(OCI) Technical Deep Dive(2024年10月29日開催)
https://go.oracle.com/LP=144488
[動画] https://www.youtube.com/watch?v=LsBM3F-IZRY
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Broadcom社によるVMware買収に伴う影響で、VMwareユーザーの多くが代替製品の検討を始めています。Oracle Cloud Infratsructureにもここ数ヶ月でお問合せが急増しており、仮想化環境の移行先としてクラウドへの注目が一層増していることがわかります。本セミナーでは、オンプレミスのVMwareの「次」のインフラとして、Oracleのクラウドサービス「Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)」を選択されたお客様の事例なども交えながら、スムーズなクラウド移行のために押さえておくべき勘所や、関連するクラウド機能の活用方法、また単なるクラウド移行にとどまらないその先のモダナイゼーションにおいてOracleが提供できる価値についてお話ししました。

oracle4engineer

November 10, 2024
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  1. Oracle Cloud VMware Solution 日本オラクル株式会社 2024年10月29日 vSphere + vSAN +

    NSX Bare Metal Compute OCI Technical Deep Dive – セッション1
  2. • VMwareを取りまく状況とOracle Cloud VMware Solution • Oracle Cloud VMware Solution

    (OCVS) とは? • OCVSユースケースと事例 • OCVSの構造 • OCVSのネットワーク • OCVSのストレージ • OCVSへの接続とL2延伸 • OCVSへの仮想マシンの移行 • バックアップ • パッチ適用・アップグレード • OCVS お役立ち情報 Agenda Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 2
  3. BroadcomによるVMware買収にともなうニュース Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 4 1.

    永続ライセンスの販売終了 • 永続ライセンスおよび追加サポート販売が即 時停止 • ライセンス追加、サポート更新の際にはサブ スクリプションの購入が必要 • 個別ライセンスからバンドルライセンスへ (VCF、VVF) Source: https://news.vmware.com/company/vmware-by-broadcom-business- transformation 2. VMware Cloud on AWS の商流変更 • AWSからの新規販売停止 • VMC on AWSはBroadcomからの販売へ Source:https://www.broadcom.com/blog/vmware-cloud-on-aws-here-today- here-tomorrow
  4. VMware買収によるOracle Cloud VMware Solutionへの直接の影響はありません • Oracle Cloud VMware Solution は

    Broadcom社との契約のもと、引き続きOracleがサービスを継続します • 買収に伴うOracle Cloud VMware Solutionの価格変更はありません • OCI契約時に、Oracle Cloud VMware Solutionsの提供価格を一定期間契約書により固定することが可能です オラクルは、オンプレミス/他社クラウドのVMware環境からの移行先として、引き続き Oracle Cloud VMware Solution を継続開発し、サービス提供します • オンプレミスVMwareからOracle Cloud VMware Solutionsへの移行 • 他社クラウドのVMwareサービスからOracle Cloud VMware Solutionへの移行 VMware環境をOCIに移行するためのツールと支援サービスを無償で提供します • Oracle Cloud Migrations : VMware環境/awsからOCIネイティブVMへの仮想マシンの移行ツール • Oracle Cloud Lift Service : Oracle Cloud VMware Solutionおよびクラウドネイティブへの移行支援サービス Broadcom社によるVMware買収の影響とオラクルの対応 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 5
  5. 初期構築 OCI契約開始 (価格が日本円で確定) OCI契約更新 (その時点の価格に更新) 価格固定 (注文書に記載がある価格) 契約更新時の価格 (注文書に記載がある価格) 価格固定

    ノード追加 外部要因による価格変動のリスクを最小化 OCI契約期間中は Oracle Cloud VMware Solutionの価格を固定できます Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 6 契約更新時の価格
  6. オンプレミス オンプレミスのVMware環境をできる限り「そのまま」「すばやく」クラウド環境に移行 Oracle Cloud VMware Solutionの特徴 Copyright © 2024, Oracle

    and/or its affiliates 8 VMware 仮想化環境 VMware 仮想化環境 Oracle Cloud VMware Solution クラウド化から将来のシステム拡張まで VMware環境の災害対策をクラウドで VMware Cloudで検証済み 既存のVMwareワークロードを変更することなく Oracle Cloudに移行可能です。また、部分的、段 階的移行や、移行後に他のOracle Cloudサービス を活用した将来的なシステム拡張も可能です。 オンプレミスVMWare環境のBCP環境としてクラ ウドを活用することが可能です。すべてのリー ジョンで導入可能で、クラウド-クラウドでの構 成も可能です。 VMwareへの包括的な管理アクセスとVMware vCenterとの互換性を維持しながら、VMware Cloud Foundationをオラクルの次世代クラウドで 実行可能です。 「そのまま」「すばやく」クラウド化 • 仮想マシン変換なし • vMotionなど実績豊富な移行技術の活用 • VLANも利用可(非NSX可能) • 非vSAN構成も可能 • 管理者権限を持つため運用変更が最小 いち早くクラウドのメリットを享受 • ライセンス費増加リスクの低減 • インフラコスト削減 • 最小限のクラウド移行コスト • クラウドネイティブ環境との連携
  7. OCVSを活用しVMware環境のモダナイゼーションの時間と原資を捻出 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 9 OCVSを活用した迅速なクラウドリフトにより

    モダナイゼーションのための時間と原資を確保 ITシステムのモダナイゼーション • クラウド・サービス活用によ る開発スピードの向上 • より進んだ自動化/API化 • AI活用 VM VM VM VM Oracle Cloud VMware Solution オンプレミス VM VM VM VM VM VM Cloud Native / Platform Engineering Container Data lake House AI Re-architecture / Rebuild Managed DB Re-platform / Refactoring Managed PaaS with Container Managed DB Managed NFS Container 仮想マシ ン ベアメタ ル Compute (IaaS) VM VM Step 1:続VMware Step 2:クラウドネイティブ VM VMware環境のクラウドリフト&モダナイゼーション全体イメージ
  8. Oracle Cloud VMware Solutionをご採用頂いているお客様 広がる Oracle Cloud の採用 1380店舗の運営を支えるVMware仮 想統合プラットフォームをOracle

    Cloudに移行 サンドラッグ 様 Oracle Cloud Infrastructureがベ ネッセの学校向け事業を支援するシ ステム群のクラウド移行において採 用 ベネッセコーポレーション様 クレジットカード加盟店契約業務 サービス基盤にOracle Cloud Infrastructureを選定 インテリジェント ウェイブ様 基幹システムのクラウド移行に Oracle Cloud VMware Solutionを 導入 SBS東芝ロジスティクス様 全社デジタル・トランスフォーメー ション推進に向け、大規模基幹シス テム基盤にOracle Cloud Infrastructureを採用 大日本印刷様 内製化に向けた基幹システムのクラ ウド移行にOracle Cloud VMware Solutionを採用 戸田建設様 転職サービス「doda」を支える基 幹業務システムの迅速なクラウド移 行に、Oracle Cloud VMware Solutionを活用 パーソルキャリア様 Oracle Cloud VMware Solutionを 採用して、仮想基盤上の全システム をクラウド環境へと移行 オルバヘルスケアホールディング ス様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 10
  9. 賛同パートナー各社様によるOCVS構築・運用サービス パートナー(敬称略) コンテンツ CTC Oracle Cloud上で提供されるネイティブなVMware環境 TIS TIS - Oracle

    Cloud VMware Solutionマイグレーションサービス キューブシステム OCVSへの移行サービスである「OCVS Lift Service」の提供開始 テリロジー OCVSとは OCVSで解決できること テクバン VMwareソリューションのクラウドサービスごとの比較とOCVSのメリット TDSL SBS東芝ロジスティクス、VMware環境の業務システム群をOracle Cloudに移行 システムエグゼ OCVSとは? その特徴や機能について解説 OCVS構築および機能検証結果報告書 CNS Oracle Cloud VMware Solution 移行・導入支援サービス提供開始 ラック ラック、VMwareの仮想サーバ環境をオラクルのクラウドプラットフォームに移行する「Oracle Cloud VMware Solution」の導入支援サービスの提供を開始 クロスキャット オンプレミスで運用中のVMwareの仮想サーバーを そのままOracle Cloud環境へ移行 「OCVS構築支援サービ ス」提供開始 NSSOL 「Oracle Cloud VMware Solution」トータル支援サービスの提供開始 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 11
  10. 3-64 x Bare Metal サーバー ORACLE CLOUD INFRASTRUCTURE オンプレミス・サーバー 10’s

    to 1,000’s of VMs 10’s to 1,000’s of VMs Hybrid Cloud Expansion データ・センター移行 Disaster Recovery ORACLE CLOUD VMWARE SOLUTION 80+ Oracle Cloud Services VMwareライセンス を含む従量課金 Oracle Cloud Infrastructure上でVMware環境を稼働するクラウドサービス Oracle Cloud VMware Solution Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 13 • vSphere, vSAN, ESXi, NSX, HCX • 柔軟な課金形態 (時間/月/1年/3年課金) スケーラブル 全てのOCIリージョンで 利用可能 完全な制御 • 32 – 8,192 コア • 2.3TB - 131TB メモリー • 154TB – 3.48PB NVMe SSD • 2つの日本リージョン(東京、 大阪)、Dedicated Region Cloud at Customer を含む全 OCIリージョン • root/admin権限 • VMwareバージョン、パッチ • Layer 2 ネットワーク
  11. 日本では東京と大阪の2リージョンで使用可能 Oracle Cloud VMware Solutionで使用可能なリージョン Copyright © 2024, Oracle and/or

    its affiliates 14 2024年10月時点 50 リージョン提供中; 7 予定; 18 マルチクラウド相互接続リージョン 全てのリージョンでOracle Cloud VMware Solutionを使用可能 現在のリージョン 予定されているリージョン マルチクラウド相互接続
  12. ワークロードに応じてインフラを拡張・縮小し、コストを最適化 高い柔軟性と拡張性 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 15

    • 簡単なWebコンソール操作により、約2.5時間でVMware環境の構築が完了 • 本番環境用は最小3台のESXiホストから開始、64台まで拡張可能、ホストの追加/削除は約1時間 • テスト等の用途に、ESXiホスト1台構成のクラスタを提供 • 追加ESXiホストごとに課金単位(時間/月/1年/3年)を選択、クラスタ内での混合も可能 • Oracle Cloudが提供する専用線/VPNと組み合わせたオンプレミスDCとのハイブリッド構成 VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM お客様DC Oracle Cloud Infrastructure ......... VM VM VM ......... 拡張・縮小 • レイヤ2延伸 FastConnect(専用線)
  13. 16 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates VMware環境とOCIのNative環境間の通信がシームレスかつ追加費用ゼロ OCVSはお客様VCN内にプロビジョニング、OCIのサービスと低遅延でネットワーク接続

    Oracle Cloud リージョン Private Subnet Private Subnet コンピュート Public Subnet ログイン・ サーバー Private Subnet データベース Virtual Cloud Network Service Gateway NAT/IG Gateway ベアメタル・サーバー 10’s to 1,000’s of VMs ORACLE CLOUD VMWARE SOLUTION Autonomous Database Exadata Cloud Virtual Machine Bare Metal Compute Load Balancer OCVSとOCIサービス間の通信に特別なGatewayは必要ありません Object Storage Logging Auditing DDoS Protection 安定・広帯域・低遅延なフラット・ネットワーク
  14. 他クラウドのVMwareソリューションの違い Oracle AWS Azure GCP 機能 NSX-T, vSphere, vSAN, vCenter,

    HCX NSX-T, vSphere, vSAN, vCenter, HCX NSX-T, vSphere, vSAN, vCenter, HCX NSX-T, vSphere, vSAN, vCenter, HCX セキュリティ お客様がルート認証情報を持 ち、Oracleはルート認証情報 を持たず、メタ・データへの アクセスも不可 AWSがルート認証情報を持ち、 メタ・データへのアクセスが 可能 Azureがルート認証情報を持 ち、メタ・データへのアクセ スが可能 GCPがルート権限を持ち、メ タ・データへのアクセスが可 能 課金 統合 AWSとVMwareからそれぞれ 別に請求 統合 統合 アップデート、パッチ、アッ プレード お客様がアップグレード有無 およびタイミングを制御 AWSが制御し決定 Azureが制御し決定 GCPが制御し決定 提供リージョン 全ての商用リージョンおよび Dedicated Region Cloud@Customer 限定されたリージョン 限定されたリージョン 限定されたリージョン スケーラビリティ 最大64ESXi / クラスタ 最大16ESXi / クラスタ 最大16ESXi / クラスタ 最大32ESXi / クラスタ vCenter アクセス 完全な管理者アクセス 制限アクセス 制限アクセス 制限アクセス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 17
  15. クラウド移行のユースケース : Oracle Database 利用システムのクラウド化 Copyright © 2024, Oracle and/or

    its affiliates 19 Bare Metalサーバー アプリケーショ ン ORACLE CLOUD VMWARE SOLUTION Autonomous Database Exadata Cloud Database System 要件に応じて最適なOracle Database 管理不要な 自律型データベース オンプレ同様のデプロイ 自動管理ツール 高パフォーマンス アプリケーショ ン 高速・低遅延フラット・ネットワーク
  16. Oracle DBがvSphereで稼働している場合 → OCVSにアプリ-DBをそのまま移行 • Oracle Database SE 利用の場合が典型 •

    Oracle DatabaseのライセンスはBYOL • OCVS 3ノード最小構成の場合、Oracle SE 6プロ セッサライセンスで充足 • アプリとDBでクラスタ分離構成も可能 Oracle DBがvSphere外で稼働している場合 → アプリはOCVSに、DBはOCIのPaaSまたは Compute上に移行 • Oracle Database EE 利用の場合が典型 • Oracle DatabaseのライセンスはBYOL(to PaaS)またはサブスクリプションに移行 • プロセッサ・ライセンスBYOL時は基本的に1対1移 行(オプションの優遇措置あり) • Exadata Cloud Service や Autonomous Databaseへのアップスケール可能 Oracle Database 利用システムのクラウド移行の典型的なパターン Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 20 VMware App DB OCVS App DB VMware App DB OCVS App DB App App
  17. Oracleはマイクロソフト社の 認定モビリティ・パートナー*1 かつ Listed Provider*2 対象外のため、 専用ホスト*3 であるOCVS上の仮想マシンに対して ボリューム・ライセンス(2019年10月1日以降に購入したものも含む)*4 の持ち込み、

    および第三者によるSPLAライセンスの提供が可能 • ※OCVS上の仮想マシンに対し OracleからSPLAによるWindowsライセンスを発行することはできません • ※OEMライセンスは持ち込むことができません • *1 認定モビリティ・パートナー(Link) • *2 Listed Provider : Microsoft, Alibaba, Amazon, Google (Link) • *3 専用ホスト : OCIではベアメタルインスタンス(BM)、仮想マシン専用ホスト(DVH)、Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)が対象 • *4 Microsoft Exchange Server、Microsoft SharePoint Server、Microsoft SQL Serverなどのソフトウェア アシュア ランス(SA)によるライセンス モビリティの対象アプリケーション サーバー製品は、SAも併せて必要 https : //docs.cloud.oracle.com/en-us/iaas/Content/Compute/References/bring-your-own- license.htm#microsoftlicensing_topic-bring-your-own-license クラウド移行のユースケース : Windows仮想マシンのクラウド移行 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 21
  18. https://www.oracle.com/jp/news/announcement/benesse-moves-school-company-systems-to-oci-2024-04-17/ 1. Oracle Databaseをご利用中 2. Azure VMware Solutionも比較検討 3. 移行期間を大幅に削減することが出来、人的リソース

    を DX推進に集中することが出来ることを評価 公開事例 ベネッセ様 https://japan.zdnet.com/article/35218146/ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 22
  19. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates クラウドの制限により移行に困難: 株式会社サンドラッグ様は、店 舗拡大に伴い既存VMware環境の増強が課題となっていました。そ

    のためクラウドへの移行を検討していましたが、OSやミドルウェ アのクラウドの制限により、移行には大きな変更が必要でした。こ れは、他クラウドのVMwareサービスを使用した場合でも同様でし た。 自由度の高いOCVSで解決: しかし、OCVSはユーザーが完全に VMware環境を制御できるため、システムの変更をほぼ行うことな く、OSやミドルウェアもそのままクラウドへ移行することが可能 になりました。これにより移行期間と工数を大きく削減でき、今後 PaaSサービスの利用や集約によるさらなるコストの削減も可能と なりました。 • 他クラウドでは制限により難しかった移行が、自由度の高い OCVSで、システムをほぼ変更することなく可能に • クラウドの活用により、新店舗システムの迅速な展開が可能に • 今まで同様にVMware上のシステムを一括で管理でき、通常の クラウドVMの場合と比較して運用コストを削減 1380店舗の運営を支えるVMware仮想統合プラッ トフォームをOracle Cloudに移行 株式会社サンドラッグ様 VCN(仮想クラウド・ネットワーク) VM VM VM VM 仮想ストアコンピューター VM VM VM VM 仮想ストアコンピューター オンプレミス Oracle Cloud OCVS 自由度の高いOCVSにより、 オンプレミスのVMware環境をそのままクラウド移行 23 23
  20. • 販売管理、在庫、原価、会計などミッション・クリ ティカルな大規模基幹システムをOCIに移行 • Oracle Cloud VMware Solutionを活用して、700以上 の仮想サーバーをオンプレミス環境と同じアーキテク チャや管理性を維持しながら、クラウドへ移行

    • 統合データベース基盤をOracle Exadata Database Serviceに移行し、オンプレミス環境より高い性能、 可用性、データセキュリティ構成を実現しながら、コ スト最適化 • 東京、大阪リージョンを活用したDR構成を構築する ことで、より低コストで基幹システムに不可欠な高い レベルの可用性とデータ保護を実現 大日本印刷株式会社 様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 24 700以上の仮想サーバーと統合データベー スからなる大規模基幹システムをクラウド へ移行 Oracle Cloud Infrastructure (大阪リージョン) Oracle Cloud Infrastructure (東京リージョン) Private Private Object Storage バックアップ Private Private Exadata Cloud VCN Object Storage バックアップ Exadata Cloud VM VM VM VM VM ... VM VM VM VM VM ... OCVS OCVS VMware VMware DR構成による高い可用性 VCN SGW SGW DRG DRG https : //www.oracle.com/jp/news/announcement/dnp-adopts-oci-for-digital-transformation-2022-05-10/
  21. 戸田建設株式会社様は、内製によるシステム構築を進 めるにあたり、運用コストを削減し、かつユーザーが 環境を制御できる必要がありました。また、Oracle Databaseも多く運用していたため、データベース管理 コストの削減も求められていました。それらの課題を 解決するため、戸田建設株式会社様は、Oracle Cloud VMware Solutionを採用しました。 •

    ユーザーが制御可能なVMware環境 • クラウドによるインフラ管理コストの削減 • Oracle DatabaseのPaaSサービス活用による、データ ベース管理コストの大幅な削減 戸田建設株式会社様 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 25 Oracle Cloud VMware Solutionを活用して、 システムの内製化とクラウド移行、コスト 削減を推進 「弊社は2019年度から2022年度にかけて基幹システムの再 構築に取組んでおり、その基盤再構築において、内製され た社内システムのクラウド化を検討していました。 『Oracle Cloud VMware Solution』は、『OCI』上でのクラ ウド活用メリットとオンプレミスの環境での運用と同様の 自社でのVMware環境の制御を両立させることができます。 また今回、『Oracle Cloud Lift Services』を利用することで 弊社のミッション・クリティカルなシステムをクラウドへ 移行する際の最適な道筋をみつけることができました。今 後は、『Oracle Autonomous Database』などの『OCI』の IaaS、PaaSの活用も進めていき、BCP対策にも取組んでい く計画です。」 ICT統轄部 インフラ・セキュリティ部 部長 盛 茂実 氏
  22. • VMware管理用コンソール • VMware環境の操作 • VMware上のネットワーク設定 • OCIコンソール • SDDCの作成

    • ESXiホストの管理、追加/削除 • 課金にまつわる操作、管理 • ネットワーク管理 OCVSの操作を行う2種類のコンソール Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates インフラストラクチャ サーバー ネットワーク vCenterコンソール NSX Manager OCIコンソール 27
  23. Vmware管理ソフトウェア群は、 SDDC(Software-Defined Data Center) 単位にまとめて自動構成される • VMware vCenter Server •

    vSphere環境の管理コンソール • VMware ESXi • 各サーバー上に構成されるハイパーバ イザー型サーバ仮想化ソフトウェア • VMware vSAN (DenseIOシェイプ のみ) • 各サーバーの内蔵ストレージを束ねて vSANクラスタを構成し、ストレージ 仮想化を行う • VMware NSX • 仮想サーバーが稼働するためのオー バーレイネットワークを提供するネッ トワーク仮想化ソフトウェア • VMware HCX • オンプレミスや他クラウドと接続し、 ネットワークの延伸やvMotionによる 移行を実現する ※ OCIコンピュート・サービスに直接ESXiを インストールすることは不可 OCVSのVMwareソフトウェアの構成 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 28 Server VMware ESXi NSX (Network & Security Virtualization) vSphere Cluster VMware vCenter Server (Server Management) Server Server VMware ESXi VMware ESXi vSAN Shared Storage Hard disks SSD Hard disks SSD Hard disks SSD SDDC (Software-Defined Data Center)
  24. フォルト・ドメ イン1 フォルト・ドメ イン2 フォルト・ドメ イン3 Oracle Cloud VMware Solutionは、基本的に

    は最低3台以上* のベアメタル・サーバーが ESXiとして構成される • 各サーバーは異なるフォルト・ドメイン に分散し可用性を構成 • 4台以上のESXiホストを追加する場合は、 フォルト・ドメインが均等になるように 分散(最大64台) * DenseIOシェイプの場合は、検証・テスト 用途に限ってESXiホストが1台の構成(Single Host SDDC)も構成できる、サポート期間が SDDC作成から60日間に限定 SDDCの構造 - フォルト・ドメインとESXiホストの配置 OCI 可用性ドメイン ESXi 4 ESXi 5 ESXi 6 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 29 ESXi 1 ESXi 2 ESXi 3
  25. OCVS ESXiホストを構成するベアメタル・サーバー・シェイプの選択 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 30

    * CPUコア有効化数が選択できる場合も、メインメモリ、内蔵ストレージ、ネットワーク帯域などはコア数によらず同じです * サービス制限は、SDDCの数の他に該当のベアメタル・コンピュート・シェイプに対しても適用されます 標準(Standard)、内蔵SSDディスク搭載(DenseIO)、GPU搭載(GPU)から選択可能 カテゴリ シェイプ CPUとベース周波数 コア数 メモリ (GB) ネットワー ク帯域 最大 VNIC数 内蔵スト レージ GPU Standard BM.Standard2.x Intel Xeon Platinum 8167M (2.0 GHz) 12, 26, 38, 52 768 25Gbps x 2 200 - - BM.Standard3.x Intel Xeon Platinum 8358 (2.6 GHz) 16, 32, 48, 64 1,024 50Gbps x 2 256 - - BM.Standard.E4.x AMD EPYC 7J13 (2.55 GHz) 32, 64, 96, 128 2,048 50Gbps x 2 256 - - BM.Standard.E5.x AMD EPYC 9J14 (2.4 GHz) 48, 96, 144, 192 2,304 100Gbps x 1 256 - - DenseIO BM.DenseIO2.52 Intel Xeon Platinum 8167M (2.0 GHz) 52 768 25Gbps x 2 52 51.2 TB - BM.DenseIO.E4.x AMD EPYC 7J13 (2.55 GHz) 32, 64, 128 2,048 50Gbps x 2 256 54.4 TB - GPU BM.GPU.A10.4 Intel Xeon Platinum 8358 (2.6 GHz) 64 1,024 50Gbps x 2 256 7.68 TB NVIDIA A10 Tensor Core GPU x 4 (96GB)
  26. フォルト・ドメ イン1 フォルト・ドメ イン2 フォルト・ドメ イン3 SDDCの構造 - vSphereクラスター OCI

    可用性ドメイン Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 31 • SDDCあたり最大6クラスター構成可能 • 1つ目のクラスター(=管理クラスタ) : VMwareの管理VMと顧客VMを配置 • 2つ目以降のクラスター(=ワークロード・ クラスタ) : 顧客VMのみを配置 • クラスター単位で異なるシェイプが可能 (例 : AMDとIntel、DenseIOとStandard) • Oracleライセンスの分離要件にクラスター 単位で対応可能 • クラスターあたり基本的にはESXi最小3ホ スト以上、最大64ホストまたは32ホスト* • *ブロック・ボリュームを利用時はクラスター あたり最大32ESXiホストに制限(Standardシェ イプの場合は必ず該当) • Standardシェイプを使用したワークロー ド・クラスターの場合は2ホスト構成も可 能 vSphereクラスター1 (管理クラスター) ESXi 1 – AMD DenseIO ESXi 2 – AMD DenseIO ESXi 3 – AMD DenseIO vSphereクラスター2(ワークロード・クラスター) ESXi 4 – Intel Standard ESXi 5 – Intel Standard ESXi 6 – Intel Standard 2023/12/5 updated
  27. フォルト・ドメ イン1 フォルト・ドメ イン2 フォルト・ドメ イン3 SDDC (Software-Defined Data Center)

    の各 コンポーネントは、仮想マシンとして vSphereクラスタとvSANデータストア上に 構成 • 管理用の仮想マシン群 • vCenter • NSX Manager (別ESXiホストに分散) • NSX Edge x 2 (別ESXiホストに分散) • HCX Manager(オプション) • DRSポリシーはユーザーカスタマイズ可 能 SDDCの構造 – 管理用の仮想マシン OCI 可用性ドメイン Bare Metal Server Bare Metal Server Bare Metal Server ESXi ESXi ESXi vSphereクラスター & vSANデータストア vCenter nsxt -01 nsxt -02 nsxt -03 nsxt- edge-01 nsxt- edge-02 hcx-01 SDDC リソースプール Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 32
  28. フォルト・ドメ イン1 フォルト・ドメ イン2 フォルト・ドメ イン3 初期状態では、ESXiホストを跨ってNSXワー クロードセグメントが構成され、その上に ユーザーの仮想マシンを配置 NSXワークロードセグメント

    • VMware NSXで管理するユーザーワーク ロード用のネットワーク・セグメント、 仮想マシンをこの上に配置する • SDDC作成時に、最初の1つを同時に作成 可能(オプション) • NSXマネージャを利用して、セグメント の改変や追加が可能 • NSXを使用せず、vDS(仮想分散スイッチ) によるネットワーク構成も可能 SDDCの構造 - ワークロード・セグメントとユーザー仮想マシン Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 33 OCI 可用性ドメイン Bare Metal Server Bare Metal Server Bare Metal Server ESXi ESXi ESXi vSphereクラスター & vSANデータストア vCenter nsxt -01 nsxt -02 nsxt -03 nsxt- edge-01 nsxt- edge-02 hcx-01 SDDC リソースプール ワークロード ・セグメント VM VM VM VM
  29. OCVSはOCIのネイティブサービスとして顧客のVCN内に直接配置 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 35 Oracle

    Cloud リージョン Private Subnet Private Subnet コンピュート Public Subnet ログイン・ サーバー Private Subnet データベース Virtual Cloud Network Service Gateway NAT/IG Gateway ベアメタル・サーバー 10’s to 1,000’s of VMs ORACLE CLOUD VMWARE SOLUTION Autonomous Database Exadata Cloud Virtual Machine Bare Metal Compute Load Balancer Object Storage Logging Auditing DDoS Protection Oracle Cloud リージョンにおけるOCVSの配置
  30. OCIの仮想クラウドネットワーク(VCN)は、レイヤー3通 信(サブネット)とレイヤー2通信(VLAN)をサポート • サブネット : OCIネイティブサービス用、レイヤー3 サポート • VLAN :

    OCVS用、レイヤー2サポート (MACアドレス、IP/GARP/ARP、ブロードキャスト/ マルチキャストなど) • サブネット、VLANは互いにIPアドレス重複が不可 OCI側で構成したVLANを、vSphereの仮想マシンが利用 するセグメント(NSXまたはポートグループ)として構成 可能 VLAN上のvSphere仮想マシンと、サブネット内のOCIネ イティブのインスタンス(Compute, Base-DB, ExaDBな ど)は、VCNルーティングを介して通信を行う(同一セグ メント上への配置は不可 VCNはレイヤー3通信(サブネット)とレイヤー2通信 (VLAN)が同居 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 36 VCN vSphere VLAN Subnet Virtual Machine Database Exadata Cloud Service Load Balancer vSphere 7.0 分散スイッチ(vDS) + VLAN構成で、 vSphere-OCI間のping応答約0.3ms程度 (社内環境での実測値) VCN ルーティング
  31. SDDC VCN 仮想マシンはNSXオーバーレイまたはVLANでバッキングされたセグメント上で稼働 • ユーザーの仮想マシン用にNSXオーバーレ イ、またはVLANでバッキングされたNSXセ グメントやNSXを使用しないポートグルー プを作成できる • NSXオーバーレイ・セグメント上の仮想マ

    シンの外部通信(North-Southトラフィック) はNSX Tier-0ゲートウェイ・ルーターを経 由する、T0ゲートウェイのWAN側はNSX Edgeアップリンク1 VLANに接続されており、 さらにVCNでルーティングされてVCN内の インスタンスや外部ネットワークと通信す る • VLANでバッキングされたNSXセグメントや ポートグループ上の仮想マシンの外部通信 は、接続するVLANを通してVCNで直接ルー ティングされる • VLANの通信は、ネットワーク・セキュリ ティ・グループによる通信制御を受ける (セキュリティリスト利用不可) ワークロード・セグメントの構成と外部接続 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 37 vCenter NSX Manager HCX利用時 VLAN-<SDDC>-HCX VLAN-<SDDC>-vMotion VLAN-<SDDC>-NSX Edge Uplink1 VLAN-<SDDC>-vSphere 追加VLAN 1 HCX IX HCX WO HCX NE HCX Manager NSXセグメント(オーバーレイ) NSX T0 Gateway NSX T1 Gateway VM VM VM VM VM VM 追加VLAN 2 NSXセグメント(VLAN Backed) or ポートグループ サブネット Autonomous Database Database Cloud Service Exadata Cloud Service Bastion/ JumpServer Load Balancers Web Servers VCN ルーティング Service Gateway Dynamic Routing Gateway Internet/NAT Gateway Internet オンプレミス or 他リージョン Oracle Services Network OCIリージョン 他VCN
  32. NSXワークロード・セグメントと外部ネットワークの通 信を確立するための4つのウィザードが用意され、OCI のネットワーク(VCN)を直接操作せずにネットワークが 構成できる • オンプレミス・ネットワークへの接続を構成 • Oracle Service Network*

    への接続を構成 • NATゲートウェイ経由でのインターネットへの接続 の構成 • VCNリソースへの接続の構成 ウィザードを利用せず、自身でVCNをカスタマイズした り、上記パターン以外の構成も可能 * Oracle Services Network : OCIリージョン内のVCNの外側にあるリソース (SaaSサービスなど)が存在するネットワーク OCVSに付属するネットワーク構成ウィザード Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 40
  33. VCNのインターネット・ゲートウェイを経由して、 vSphereの仮想マシンでインターネットからのト ラフィックを受信できる • 大まかな手順 • OCIでパブリックIPを予約 • VLANのプライベートIPに予約したパブリックIPを マップ

    • VCNにインターネット・ゲートウェイを構成し、 インバウンド通信に対するルート表とネットワー ク・セキュリティ・グループを設定 • NSX ManagerでNATルールを構成し、インター ネットからのトラフィックを構成 ネットワークの応用構成例 : パブリックIPの割り当てによるインターネットからの通信の受信 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 41 https : //blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/learn-how-attach-a-public-ip-guest-vm-oracle-cloud-vmware-solution
  34. https : //blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/achieve-multitenancy-within-oracle-cloud-vmware-solution-using-vrf ネットワークの応用構成例 : OCI VLANを用いた複数ワークロード・セグメントの分離 Copyright © 2024,

    Oracle and/or its affiliates 42 • VCNにVLANを追加し、ESXiホストにアタッ チすることで、NSXや分散スイッチからVLAN でバッキングされたセグメントとして直接利 用できる • オンプレミスでVLAN(802.1q)を利用したセグ メント分離をしている場合に、同等の環境が OCVSでも利用可能 • 追加できるセグメント数の上限は、ESXiホス トの仮想NIC上限に依存 • Standard2/DenseIO2 -> 追加10個まで • Standard.E4/DenseIO.E4/Standard3 -> 追加118 個まで
  35. マルチテナンシ・ネットワークモデル (VLANによるL2分割モデル) ESXi 1 ESXi 2 ESXi 3 物理NIC0 物理NIC1

    (ESXi1と同じ) SDDC用VNIC x 10 oci-prov-vnic 顧客1用追加VNIC SDDC用VNIC x10 顧客1用追加VNIC 共通(SDDC)VCN サブネット (subnet-<SDDC>) Management Network 仮想NIC→ SDDC用VLAN x10 テナント1 VLAN 顧客1 VCN テナント2 VLAN 顧客2 VCN 顧客2用追加VNIC 顧客2用追加VNIC DRG 管理NW CPE DRG 顧客1NW 顧客2NW クラスター毎にESXiの追加VNICの数まで顧客NWをホストできる (DenseIO.E4で118個) DRGを共有することもできる FastConnect/VPN FastConnect/VPN FastConnect/VPN vCenter VM VM 顧客毎にDRGを占有することもできる VM VM VM VM NSX VR VM VM NSX VR オーバーレイNW オーバーレイNW VLAN、NSXオーバーレイどちらも利用可能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 43
  36. データストアの選択肢 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 45 1.

    vSANデータストア • ホスト内蔵NVMeディスクをvSANで束ねてデータストアとして使用 • DenseIOシェイプで利用可能 (Standardシェイプでは利用不可) • OCVSの料金に含まれる 2. VMFSデータストア • ESXiホストにiSCSIでアタッチしたOCIブロック・ボリュームをVMFSデータストアとして構成 • すべてのシェイプで利用可能 • 別途OCIブロック・ボリューム利用分が課金 3. NFSデータストア • OCIファイル・ストレージをNFSデータストアとして構成 • すべてのシェイプで利用可能 • 別途OCIファイル・ストレージ利用分が課金
  37. VMware vSANの機能でESXiホストの内蔵SSDをデータストアとして構成(DenseIOシェイプの み利用可) • DenseIOシェイプの場合は、クラスタ作成時に構成 する全ESXiホストの内蔵ディスクをvSANで束ねて1 つのデータストアを構成済 • ホストに8台あるNVMe内蔵SSDディスクのうち1台を キャッシュ、残り7台に実データを格納

    • vSANクラスターは最低3ノード以上必要 • クォーラム(Quorum)よる生存メンバーの監視 • 2つ以上のデータコピー + 監視ノード • ESXiホストが1ノード完全にダウンしても、必ず1つの データコピーが生き残りアクセス可能 • ストレージポリシーの初期設定(変更化) • RAID-1、FTT=1 • FTT(failures to tolerate : 許容できる障害数) = 1 • 重複排除、圧縮、vSAN暗号化は未有効化(有効化可) 選択肢1 - vSANデータストアの利用 SSD x8 SSD x8 SSD x8 vmdk vmdk Witness Replica-1 Replica-2 Witness vSphere vSAN RAI D Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 46
  38. OCIブロック・ボリュームをESXiにアタッチし、VMFSデータストアとして利用 OCIブロック・ボリュームをデータストアとして利用 • ブロック・ボリュームを同時に複数ESXiホスト(~32 台)にiSCSIでアタッチ • ボリューム1本あたり • サイズ :

    50GB~32,768GB(32TB) • VPU : 10 (Balanced)~50(UHP) • 性能上限 : 125,000 IOPS or 1,280GB/s (VPU,サイズ依存) • マルチパス・アタッチ不可 • 1本~32本のボリュームでVMFSを構成しデータスト アとして利用 (計50GB~992TB) ユースケース • Standardシェイプで構成されるvSphereのプライマ リデータストアとしての利用 • DenseIOシェイプで構成されるvSphereの追加デー タストアとしての利用(プライマリはvSAN) 選択肢2 - VMFSデータストアの利用 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 47 OCI Block VolumesをOracle Cloud VMware Solutionと統合(https : //docs.oracle.com/ja/learn/integrate-oci-block-volumes-ocvs/) ESXi 1 Block Volume 1 ESXi 2 ESXi 3 ESXi 32 ・・・ vSphere Block Volume 2 Block Volume 3 Block Volume 4 Up to x32 Block Volume 32 ・・・ ・・・ ブロックボリューム利用時は クラスタサイズは最大32ホス トまで Standardシェイプの場合 は管理VM用途に最初の1本 (8TB, VPU10)が構成済 合計32ボリュームまで アタッチ可能
  39. データストア・クラスタでボリューム上限性能近くまで引き出せる 内蔵NVMe vSAN BM.DenseIO.E4 x 4ホスト • 4K Random Read70%-Write30%

    • IOPS : 約280,000 IOPS • Throughput : 約1,100MB/s • 256K Sequential Write100% • IOPS : 約73,000 IOPS • Throughput : 約18,000MB/s ブロック・ボリューム VMFS + DS Cluster BM.Stanard3.64 x 8ホスト + 16TB Block Volume(VPU:50) x10, 10 datastores • 4K Random Read70%-Write30% • IOPS : 約1,200,000 IOPS • Throughput : 約5,000MB/s • 256K Sequential Write100% • IOPS : 約52,000 IOPS • Throughput : 約10,000MB/s ※値は全て10個のデータストアの総計1280 ※VPU50のブロックボリューム1本あたりの理論性能上限値 : 125,000 IOPS, 1,280MB/s vSANデータストアとVMFSデータストアの全負荷テスト Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 48 ←上限値(12.8GB/s)の80% ←上限値(125万IOPS)に近い テストはベンチマークツール(VDBENCH)を用い理想的な全負荷条件下で計測した参考値です。実環境での性能を保証するものではあ りません。一般的にストレージの実用負荷は全負荷性能の80%以下が理想とされています。
  40. OCI ファイル・ストレージ(FSS) をNFSデータストアとして構成 OCIのファイル・ストレージ・サービス(FSS)を使 い、データストアを追加可能 • vCenterからFSSをNFS外部ストレージとして マウントして利用 • エクスポートしたDumpの置き場、移行ファ

    イルの配置先、バックアップファイル置き場 などへの利用を推奨 参考Blog https : //blogs.oracle.com/cloud- infrastructure/post/oci-fss-service-is-now- vmware-certified 3. NFSデータストアの利用 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 49
  41. vSANデータストア VMFSデータストア NFSデータストア 利用するストレージ ESXiホスト内蔵SSD (NVMe) OCI Block Volume (iSCSI)

    OCI File Storage Service (NFS) 利用できるシェイプ DenseIOのみ すべてのシェイプ すべてのシェイプ ストレージ料金 ESXiホスト料金に含む OCI Block Volumeが別途課金 OCI File Storageが別途課金 最小実効容量 50GB/クラスタ 下限なし 最大実効容量 1PB/クラスタ 8EB 容量不足時の追加方法 ESXiホストを追加 ボリュームの拡張(~32TB) ボリュームの追加(~32本) 自動拡張 (最大8EB) I/O応答速度 超速 早 (<50ms程度) 中 I/O帯域(IOPS)のスケーリング 良 WSFCの利用 可能 不可 不可 OCVSで利用できるデータストアの比較 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 50
  42. OCVSはOracle Cloud Infrastructureのネイティブ・サービスのため、その他のOCIサービスと同じ方法で アクセス可能です。インターネット、IPsec VPNによる拠点間接続、閉域/専用線接続(FastConnect)が選 択可能です。 OCIまでのアクセス経路 Oracle Cloud Infrastructure

    IPsec VPN FastConnect 専用線 Internet お客様 ネットワーク キャリア網 Customer Data Center VCN a Internet Gateway SSL VPN 閉域網/専用線 Public IP Private IP Private/Public IP Public IP Private IP Private/Public IP Dynamic Routing Gateway Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 52
  43. ⚫レイヤー2延伸とは、物理的に離れた複数の拠 点を同一のネットワーク(LAN)で接続すること 例、クラウドとのハイブリッド構成によるオンプレ ミス DC の拡張 ⚫主なユースケースとメリット • クリティカルなシステムの移行 ✓

    DC 間でシステムが止めずにシームレスに移行できる • 既存環境の設定変更不可 ✓ アプリケーションレイヤでの設定変更(例、IP アドレス) が不要 • BCP 要件が厳しいシステムのDR ✓ シンプルな仕組みで多くのシステムを切り替え レイヤー2延伸の利用 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 53
  44. ⚫ VMware NSX を使ったオーバーレイレイヤー2延伸 ※ NSX とは VMware 社が提供するネットワーク仮想化ソフトウェア製品 •

    NSX 上での設定実施可能 • その他のサービスライセンスの購入が不要 • 接続両方とも NSX が利用している必要がある ⚫ HCX を利用したレイヤー2延伸 ※ HCX とは VMware のオンプレミス環境と VMware vSphere ベースのクラウド間をシームレスに接続し、相 互運用やアプリケーション・モビリティを実現する技術 • 大量な仮想マシンが一気に移行したい場合や切替のタイミングを自由に設定し たい場合は、 Bulk Migration や Replication Assisted vMotion (RAV)などのオ プションを利用できる • 移行以外にもその他の便利な運用機能を持つ • 一部のオプション (例、RAV) は HCX Enterprise ライセンスが必要なため、別 途料金がかかる • FastConnect 接続が必要 (※1) ⚫ サードパーティ製ルーターを利用したL2延伸 • オンプレミスの延伸元セグメントに設置した仮想アプライアンス(または物理 ルーター)と、OCVSの延伸先セグメントに設置した仮想アプライアンスとの間 でL2VPNを構成 • インターネット経由でも利用可能 ※ 1. Internet/IPSec などでも MTU のサイズが 1150 以上であれば対応可能 OCVS におけるレイヤー2延伸の利用方法 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 54 各接続方法のメリットと制限事項
  45. 1. OVFテンプレートのエクスポート・インポート • 既存環境の仮想マシンをOVFテンプレートでエクスポートし、OCVS環境へインポート 2. VMware Hybrid Cloud Extension (HCX)

    を利用 • HCX Cold Migration によるコールド移行 • IPアドレス、Macアドレスの変更なし • ダウンタイムが発生 • HCX Bulk Migrationによるウォーム移行 • vSphere Replication機能を利用し同時に多数の仮想マシンを移行可能(並列、スケジューリング移行可) • ダウンタイムが発生するが切り替え時のみに最小化できる • HCX vMotion Migration によるライブ移行 • IPアドレス、Macアドレスの変更なし • オンラインで仮想マシンを移行、ただし1台ずつ移行する • HCX Replication Assisted vMotion によるライブ移行 • vSphere ReplicationとvMotion機能の併用により、同時に多数の仮想マシンをオンラインで移行可能 • HCX Enterprise ライセンスが必要(Standardシェイプには標準付属、DenseIOの場合は追加サブスクリプション/BYOL) 3. サードパーティー製のツールを利用 • Zerto Virtual Replication (Deploy Zerto to protect your VMware SDDC in the cloud against disasters) • Veeam Backup & Replication (Deploy Veeam to protect your VMware SDDC in the cloud against disasters) • Commvault Backup & Recovery (Deploy Commvault to protect your VMware SDDC in the cloud against disasters) OCVSへの仮想マシンの移行方法 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 56
  46. https : //docs.oracle.com/ja/solutions/migrate-vmware-workloads-oraclecloud/ 大まかな構成ステップ • 100Mbps以上の通信環境(FastConnectまたは IPsec VPN)でオンプレミスDCとOCIリージョ ンを接続 •

    OCVSのSDDC作成時にHCXを有効化して構成 • OCVSのHCX Managerからダウンロードした HCXコネクタOVAを、オンプレミスの vSphere環境にデプロイ • サイト・ペアを構成し、移行 HCXを利用したオンプレミスからOCVSへの移行 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 57 図 : HCXを利用した仮想マシン移行イメージ
  47. 機能 概要 HCX Advanced *1 HCX Enterprise *2 HCX Cold

    Migration 仮想マシンを停止してオフラインで移行。1台ずつシリアルに 行われるため、同時に移行は不可。 〇 〇 HCX vMotion Migration 仮想マシンを完全無停止で移行。1台ずつシリアルに行われる ため、同時に移行は不可。 〇 〇 HCX Bulk Migration 仮想マシンのレプリケーションを行い、切り替え時に仮想マ シンの再起動(数分のダウンタイム)を行い移行。複数の仮想 マシン(最大200VM)の同時移行が可能。 〇 〇 HCX Replication Assisted vMotion バルク・マイグレーションを無停止(vMotion)で行う機能 × 〇 Mobility Optimized Networking L2延伸環境下でのトロンボーン現象*による非効率な通信の 防止 * 延伸元サイトにDefault Gatewayが存在することで、延伸先(OCVS)上のVM 間の通信が延伸元(オンプレミス)のルーターを経由すること × 〇 HCX : 機能ごとの必要ライセンス *1 DenseIOシェイプにはHCX Advancedライセンスが同梱されます *2 StandardシェイプにはHCX Enterpriseライセンスが同梱されます。またDenseIOシェイプでも、追加サブスクリプションまたは BYOLでの利用が可能です Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 58
  48. 仮想マシンのバックアップ • OCVS上の仮想マシンのバックアップをOCIではサービスとしては提供しておらず、サードパーティ 製ツールを利用する必要がある • Veeam、Commvault、ZertoなどvSANに対応する主要なバックアップツールがOCVSでも利用可能、 またほとんどのバックアップツールはオンプレミスからの仮想マシン移行にも活用できる • vSANでは、HotAddとNBDがトランスポートモードとして使用可能 •

    バックアップの保存先として、OCIの各ストレージサービス(Object Storage, File Storageなど)が利用 可能 ESXi/vCenter/NSX Managerなどのバップアップ • vSphereが標準提供する機能を利用してユーザー自身でバックアップ OCVSの各コンポーネントのバックアップの考え方 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 60
  49. サードパーティ製ツールによる仮想マシンのバックアップ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 61 サードパーティ製ツールを利用したバックアップ

    を構成するためのソリューション・プレイブック が、OCIアーキテクチャ・センターで公開されて いる • Veeam Backup & Replication • 障害に対するクラウドでVMware SDDCを保護するための手段のデ プロイ • Commvault Backup & Recovery • クラウド内のVMware SDDCを災害から保護するCommvaultのデプ ロイについて • Zerto IT Resilience Platform • Zerto IT Resilience Platformを使用したOracle Cloud VMwareソ リューション環境の保護について Veeamを利用したバックアップ構成の例
  50. Oracle Cloud Infrastructure の機能範囲 → ユーザー作業不要 • クラウド・サービスとしてOracleによって定常的にパッチ適用、機能追加が行われる • オンラインで実施され、ダウンタイムは発生しない

    • 対象 : SDDCプロビジョニング・ウィザード、課金やメータリングに関する機能、アンダーレイのネットワーク (VCN、VLAN)に関する機能、OCIコンソールなど VMware の機能範囲 → ユーザー作業が必要 • OCVSを構成するVCF(VMware Cloud Foundation)のコアコンポーネント、およびHCXは、ユーザー自身による パッチ適用、バージョンアップが必要 • 任意のタイミングで作業を実施することができる • OCVS特有のパッチなどはリリースされず、VMware社のリリースするパッチをそのまま適用する • 作業は、基本的にはオンプレミスのVMwareコンポーネントへのパッチ適用/バージョンアップ作業と同じ • 対象 : vSphere(vSANを含む)、ESXi、vCenter Server、NSX、HCX OCVS構成コンポーネントに対するバージョンアップの考え方 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 63
  51. • OCVS特有のソフトウェア・スタックなどはリリースされておらず、VMware社による基本イメージ を使用する • OCVSにはSDDC Managerは付属しないため、vSphere Lifecycle Manager, NSX Manager,

    HCX Managerの各ツールを利用してアップデートを実施する • NSX、HCXについてはOracle Cloud Support経由でモジュールを入手 • vSphere(ESXi) • 入手 : vSphere Lifecycle Manager を利用してvmware.comからダウンロード • vCenter Server(vSphere VLAN)からhttps://hostupdate.vmware.comへのアクセス経路が必要(プロキシ経由、オンプレミス経由も可能) • 適用 : vSphere Lifecycle Manager を利用して適用 • リンク : vSphere Lifecycle Manager について • NSX, HCX • 入手 : Oracle Cloud Support(無償) にサービス・リクエスト(SR)を申請してモジュールを入手 • 適用 : NSX Manager、HCX Manager を利用して適用 OCVSにおけるVMware製品のパッチ入手、適用方法 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 64
  52. ESXi に対するパッチ適用 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 65

    • オンプレミス環境と同様な方法で実施 • vCenter にログインし、アップデート情報を 確認 • アップデートの前にホストを1台ずつメンテナ ンスモードに変更し、ローリングでパッチを 適用 • 仮想マシンにアフィニティルールを適用して いる場合には、パッチ適用前に手動で他のホ ストに移行する必要がある
  53. インプレイス・アップデート • 現行クラスターにパッチやアップデートを直 接適用する方法 • 特徴 • シンプルで作業工数が少ない、比較的短期間での アップデートが可能 •

    ホストを1台ずつメンテナンスモードに変更し、 ローリングでパッチを適用可能(一時縮退) • オプションで一時的に時間課金のESXiホスト(最低 8時間)を追加することで、作業時の縮退を回避で きる、課金期間(1年コミット、3年コミット)は新 ホストに引き継ぎ可能 アウトオブプレイス・アップデート • 現行クラスターとは別にアップデートされた クラスターをもう一つ作成し、そこに仮想マ シンを移行する方法 • 特徴 • 切り戻しが可能、仮想マシン単位でテストを行い ながらアップデートが可能 • 時間課金(最低8時間)のクラスタを作成し、移行完 了後に古いクラスタを破棄、課金期間(1年コミッ ト、3年コミット)は新クラスタのホストに引き継 ぎ可能 • 異なるシェイプへの変更も可能(ただし変更した場 合は課金期間の引き継ぎは不可) パッチ適用の選択 – インプレイスとアウトオブプレイス Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 66
  54. 以下の流れでSDDC内のソフトウェアをv7から最新のv8にアップグレードするためのワークフロー機能 がサポートされた。 1. SDDCのアップグレード 2. 統合管理クラスタをアップグレード 3. 統合管理クラスタ内のvCenter Serverなどの管理ソフトウェア・コンポーネントをアップグレード •

    NSX ManagerやNSX Edgeのアップグレード • vCenter Serverのアップグレード 4. 統合管理クラスタ内のESXiホストをアップグレード(クラスタ内のホストの追加と削除を繰り返す) • OCIコンソールからワークフローに従ってホストを追加 • 追加されたホストは毎時コミットメントで請求が開始 • ホストについて削除を行う • 古いホストが削除されると、その請求間隔を使用するように新しいホストが更新される 5. (必要に応じて)ワークロードクラスタのESXiホストをアップグレード Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 67 vSphere 7 から vSphere 8 へのインプレース・アップグレード https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/VMware/Concepts/upgrade8.htm 2024/8/27 New
  55. https : //blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/search.html?contentType=Blog-Post&default=VMware* Oracle Cloud Infrastructure Blog – OCVS関連ポスト Copyright

    © 2024, Oracle and/or its affiliates 70 最新のリリース情報から、 アーキテクトによる応用構成 まで様々なポストあり
  56. Oracle Cloud Lift Services クラウド移行に向けた “フィジビリティスタディ支援” 現行システムの評価を検証し、クラウド移行の課題とロードマップを可視化 クラウド移行に向けた “実機検証 (PoC)

    の支援” PoCを通じて、クラウド移行の問題やリスクに対するソリューションを検証 プロジェクト初期フェーズの “早期立ち上げ支援” クラウドサービスを利用して、検証・開発環境の導入、立ち上げをご支援 主なサービス内容 • お客様のクラウド移行をご支援する無償サービス • 現行システムのクラウドへの移行検討で妨げとなる課題 に直面しているお客様をご支援 サービス概要 1. クラウド移行に精通したオラクルの専任エンジニアが、 移行のご支援をいたします 2. OCIのノウハウがないお客様でも、環境を迅速に構築 し、ご利用頂くことができます 3. お客様がクラウド環境の準備に伴う初期費用や時間 を抑えることができます 4. 併せてお客様プロジェクトメンバーに対して、クラウド環 境の利用・運用するための知識を持てるよう、スキル トランスファーのご支援をさせていただきます お客様のベネフィット 主なワークロード High Performance Computing applications on Cloud Oracle Database On Exadata Cloud VMware on Cloud ※その他ワークロードに関しましては、担当営業にご相談ください クラウド移行に向けた “ケーススタディ支援” クラウドへの移行事例を共有し、新たな観点でのクラウドメリットを可視化 71 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Oracle DBを OCI の ExaCS に移行する VMware環境を OCI の OCVS に移行する HPC アプリケーションを OCI の HPC環境に移行する • OCI … Oracle Cloud Infrastructure • ExaCS … Oracle Exadata Cloud Service • OCVS … Oracle Cloud VMware Solution
  57. 遂にAMDの最新シェイプがOCVSでも利用可能に。E4シェイプの代替シェイプとして活用を 第4世代EPYCプロセッサ (Genoa) を搭載したBM.Standard.E5シェイプがOCVSで利用可能になり、E4よ りもさらに高性能なVMware環境基盤を提供可能に • BM.Standard.E5は、E4と比較しパフォーマンスが最大2倍に向上した高性能シェイプ(OCI Blog) • AMD

    EPYC 9J14 × 2基 • DDR5規格かつメモリチャネル × 12 [OCVS] BM.Standard.E5シェイプがOCVSで利用可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 74 2024/9/19 リリースノート: AMD E5 standard shape now available for OCI VMware Solution シェイプ名 OCPU数 メモリー (GB) ネットワーク帯域 (Gbps) BM.Standard.E5 192 2,304 100 × 1 BM.Standard.E4 128 2,048 50 × 2 • OCVSにおける仕様や注意点 • 使用可能なコア数:48, 96, 144, 192 • Standardシェイプクラスタの仕様に注意 • 最大32ホストのクラスタを構成可能 • 月次価格設定コミットメントと単一ホストコミットメントは非サポー ト • 2024/10/7現在、同一シェイプのクラスタへの追加のみサポー ト (右図, FAQ - サポートされるシェイプ・マトリックス)
  58. 互換性が保証された最新のSDDCバンドルへワークフローベースでアップグレード可能に 以下の流れでSDDC内のソフトウェアをv7から最新のv8にアップグレードするためのワークフロー機能 がサポートされた。 1. SDDCのアップグレード 2. 統合管理クラスタをアップグレード 3. 統合管理クラスタ内のvCenter Serverなどの管理ソフトウェア・コンポーネントをアップグレード

    • NSX ManagerやNSX Edgeのアップグレード • vCenter Serverのアップグレード 4. 統合管理クラスタ内のESXiホストをアップグレード(クラスタ内のホストの追加と削除を繰り返す) • OCIコンソールからワークフローに従ってホストを追加 • 追加されたホストは毎時コミットメントで請求が開始 • ホストについて削除を行う • 古いホストが削除されると、その請求間隔を使用するように新しいホストが更新される 5. (必要に応じて)ワークロードクラスタのESXiホストをアップグレード [OCVS] VMwareソフトウェア v7からv8へのローリングアップグレードをサポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 75 2024/8/27 リリースノート: VMwareソフトウェア v8ローリングアップグレード https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/releasenotes/oracle-cloud-vmware-solution/in-place-upgrade-vsphere-v8.htm
  59. • VDIソリューションと統合しUXを向上 • RTX vWS (NVIDIA RTX Virtual Workstations) •

    NVIDIAのRTXテクノロジーをサポートする唯一の仮想ワークステーションで、 グラフィック用途のワークロードでパフォーマンスを提供 • VMware Horizon VDI, Citrix VDI • デスクトップの一元管理が可能に • 補足事項(参照:NVIDIA GPUシェイプ) • 時間コミットメントは利用不可 • 単一ノードSDDCを作成可能 遂にOCVSのESXiホストとしてGPUシェイプが登場し、VDIやグラフィックス、AI推論用途に最適な環境 を提供可能に • BM.GPU.A10.4は約100GBのGPUメモリを搭載したX9ベースの高性能ベアメタル・シェイプ • CPU:Intel X9 (Intel Xeon Platinum 8358) × 2基 • GPU:NVIDIA A10 24GB × 4枚 VDIやAI推論などのワークロードに最適な環境をOCVSで提供可能に GPU OCPU GPU Memory (GB) CPU Memory (GB) Local NVMe (TB) Network帯域 (Gbps) 4 64 96 1024 7.68 2 x 50 [OCVS] GPUシェイプ(BM.GPU.A10.4)が利用可能に Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 76 2024/6/20 • Introducing New Oracle Cloud VMware Solution Compute Shapes to Accelerate Cloud Migration • New GPU shape with an Intel® Xeon® processor and NVIDIA Tensor Core A10 GPU now available on Oracle Cloud Infrastructure VMware Solution Oracle Cloud VMware SolutionとGPU: ビジネスの成長に応じてより多く のユースケースに対応
  60. メリットと押さえておきたい注意点 コスト最適性とクラスタの柔軟性がより一層向上 • 柔軟なクラスタ構成でリソースの無駄を最小化 • 異なるOCPU数のシェイプをMix • DenseIOシェイプとStandardシェイプをMix • 旧シェイプから新シェイプへのESXiホスト乗り換えが容易に

    Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 77 2023/12/5 出典: Announcing the availability of mixed-shape clusters for Oracle Cloud VMware Solution https://blogs.oracle.com/cloud- infrastructure/post/mixedshape-clusters-oracle-cloud-vmware-solution おおまかな利用方法と注意点 1. ホストを追加したいクラスタを選択 2. クラスタのシェイプと互換性のあるホストを作成 • 追加できるホストのシェイプはクラスタのシェイプに 依存(表) • 最大クラスタサイズはクラスタ内のホスト構成に依存 • DenseIOシェイプのみのクラスタ: 64ホストまで • Standardシェイプ含むクラスタ: 32ホストまで • GPUシェイプは現在Limited Availability (LA) 3. プロビジョン後にSDDCへホスト追加(チュートリ アルを参考にvSphereやNSX等の設定を行う) リリースノート: Support for mixed-shape clusters in Oracle Cloud VMware Solution https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/9ff194b2-bb99-4872-89f3-585dd692d232/ [OCVS] Mixed Shapeクラスタ ‐ クラスタ内で同一CPUベンダーのシェイプが共存可能
  61. 一つのSDDCで異なる性質のクラスタが共存。クラスタの管理性、拡張性、コスト最適性を向 上 ワークロードごとにクラスタを分離 • SDDC内にはマルチベンダーCPUが共存可能(※クラスタ内は不可能) • クラスタ内でMixedシェイプも利用可能 SDDCを二種のクラスタで構成(最大6クラスタ) • 統合管理クラスタ

    • 最小3台構成 • vCenterなどのSDDC管理コンポーネントをホスト → クラスタ一つに管理リソースを集約 + 管理を一元化 • ワークロード・クラスタ • 構築時の最小台数がシェイプによって異なる • Dense: 3ホスト • Standard: 2ホスト • GPU (LA) : 1ホスト → Oracle DB等のライセンスコストを最適化 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 78 2023/12/5 出典: Introducing a new dimension of flexibility with multiple clusters for Oracle Cloud VMware Solution https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/multiple- clusters-oracle-cloud-vmware-solution [OCVS] Mixed Shapeクラスタ - マルチクラスタSDDCをコンソールから構築
  62. https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/c47e1271-bba6-420e-8567-c47df642e8f5/ • OCVSバンドルのライセンスが以下のように変更される予定 [OCVS] バンドル・ライセンスの変更予定の発表 Copyright © 2024, Oracle and/or

    its affiliates 79 2023/9/1 ソフトウェア 現在のライセンスタイプ 変更後のライセンスタイプ vSphere Enterprise Plus 変更なし NSX Data Center Enterprise Plus Advanced vSAN (DenseIOシェイプの み) Enterprise Advanced(+暗号化機能) HCX (Standardシェイプ) Enterprise Advancedへ変更が可能に • NSX 3.2.xのライセンスタイプ別の機能はこちら • NSX 4.0のライセンスタイプ別の機能はこちら • vSANのライセンスタイプ別の機能はこちら
  63. • 現在、サポートされているvSphere 7.0のバンドルに加え、vSphere 8.0バンドルが提供開始 • ただし、version 7からのアップデートはサポートされず、version 8のSDDCを作成後、移行する必 要あり •

    この際、請求コミットメントの転送(2023/6/13 リリース)を行い、元ホストの契約を継続可能 (Link) [OCVS] vSphere version 8.0がサポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 80 vSphere 7 vSphere 8 ESXi 7.0 U3k 8.0 NSX 3.2.2 4.0.1.1 vSAN 7.0 U3k 8.0 vCenter 7.0 U3k 8.0 HCX 4.5.2 4.6.3 https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/24341d35-4111-4a0d-be51-697c8c7a9a8b/ ESXi 7.0ホス ト 請求コミットメント 請求コミットメント 24時間以上残って いる月次コミット メント 24時間以上残って いる3年コミットメ ント 2023/8/21 ESXi 8.0ホス ト
  64. https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/51a2e085-ec58-46e0-b3d4-f5fcc2b1a60a/ • ブロック・ボリュームは、共有可能オプションで複数インスタンスにアタッチすることができる • これまで、ブロック・ボリュームにつき、最大で8インスタンスにアタッチ可能であったがその上限 が大きく拡張された • OCVSのStandardシェイプクラスタのサイズ制約が緩和 • DenseIOシェイプクラスタでも拡張データストアとしてより利用しやすく

    • ブロック・ボリュームの性能タイプがUltra High Performance (UHP) か否かによって最大数が異なる • UHP性能タイプの最大数は、マルチパス・アタッチできるインスタンスの最大数 • ブロック・ボリュームあたりのIOPS、スループット上限値に注意 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 81 2023/8/11 ・・ ・ ブロック・ボリューム インスタンス 性能タイプ アタッチ可能 最大インスタンス数 UHP未満 32 UHP 25 [Block Volume, Compute] ブロック・ボリュームを共有できるインスタンス数が拡張
  65. • OCVS(Oracle Cloud VMware Solution)において、 ESXiホストと HCX Enterpriseライセンスはコミットメント ベースで請求される(前者は毎時、月次、1年、3年のいずれかから、後者は月次から) •

    請求コミットメントを、削除されたESXiホストも含めて交換できるようになった • 削除されたホストの請求をもとに新しいホストを作成、あるいは既存ホストとの請求を交換 • アクティブなホスト間での請求を交換(ESXiホストの置換機能の使用時、ESXiホストのアップデート時など) • →やむを得ず新しくホストを作成し直す場合や、より期限が長い請求コミットメントが削除済みホストに割り当 てられている場合、それを既存のホストに引き当てることが可能に(下図は例) • 注意点 • 転送先と転送元のホストのシェイプは同じである必要がある点 • 請求コミットメントを交換して削除済みホストに割り当てたとしても、終了日までコミットが失効はしない点 • 請求コミットメントのタイプによって交換できない点(特に毎時コミットメント、詳しくはこちら) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 82 2023/6/13 ESXiホスト ESXiホスト 請求コミットメント 請求コミットメント 24時間以上残っている月 次コミットメント 24時間以上残っている3 年コミットメント https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/changes/214bfe0a-7b63-4a63-ad45-38fc18e6f0ee/ [OCVS] 請求コミットメントとHCXコミットメントのセットがESXiホスト間で交換可能に
  66. • DenseIO(内蔵SSDあり)シェイプに加え、3種類の Standard(内蔵SSDなし)シェイプがESXiホストとして新た に利用可能に →シェイプの詳細Link • Intel : BM.Standard2.52 •

    Intel : BM.Standard3.x (16/32/48/64からコア数選択可) • AMD : BM.Standard.E4.x (32/64/96/128からコア数選択可) • vSANデータストアは不使用、代わりにOCIブロックボ リュームをVMFSデータストアとして標準利用 • 別途有償のブロック・ボリュームが必要 • SDDC作成時にウィザードでデータストア構成可能 • 管理VM用に最初の8TB(VPU=10)の1ボリュームが必ず構成される • クラスタあたり最大ESXi 8ノードまで(ブロック・ボリューム側の 制約) • Standardシェイプ利用時の制約、特記事項 • クラスタあたりESXi 8ノードまで • 月次価格設定コミットメントが利用不可(時間、年、3年は可能) • 単一ノードSDDCが利用不可(必ず3ノード以上) • HCX Enterpriseライセンスが付属(別途購入不要) [OCVS] ブロック・ボリュームを利用したStandardシェイプのサポート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 83 2023/5/9 ▼OCVSのESXiホストのシェイプで新たにStandardが追加 ▼SDDC作成ウィザードでブロック・ボリュームをデータストアとして構成可能に
  67. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 84 [OCVS] ESXiホストにブロック・ボリュームをアタッチして利用が可能に

    •OCI ブロック・ボリュームは低価格で高い冗長性と パフォーマンスを実現したストレージ vSAN、OCI ファイル・ストレージの他にOCI ブロッ ク・ボリュームがOCVS SDDCのストレージとして利 用可能に 4ステップで利用開始 ① OCI ブロック・ボリュームを作成 ② OCVSのESXiホストへのアタッチ ③ iSCSI用vmhbaを設定 ④ OCVSクラスタへのVMFSデータストアの追加 ブログ : OCI Block VolumesをOracle Cloud VMware Solutionと統合https : //docs.oracle.com/ja/learn/integrate-oci-block-volumes-ocvs/ https : //docs.oracle.com/ja/learn/integrate-oci-block-volumes-ocvs/ 2022/9
  68. OCVS上で Horizon, Site Recovery Manager, vRealize Cloud Management, Tanzu のサポート

    VMware Horizon 仮想デスクトップ • チュートリアル : Oracle Cloud VMwareソリューションにVMware Horizonをインストールおよび構成 • https : //docs.oracle.com/ja/learn/horizon_on_ocvs/index.html • ブログ : Oracle Cloud VMware SolutionのVMware Horizon検証設計 • https : //blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/ja-vmware-horizon-validated-design Site Recovery Managerによる災害対策 • ブログ : VMware Disaster Recovery with Site Recovery Manager is now available for Oracle Cloud VMware Solution (OCVS) • https : //core.vmware.com/blog/vmware-disaster-recovery-site-recovery-manager-now-available-oracle-cloud-vmware-solution-ocvs • ソリューション・プレイブック : 障害に対するクラウドでのVMware SDDCの保護 • https : //docs.oracle.com/ja/solutions/implement-dr-for-ocvs/learn-implementing-vmware-site-recovery-manager.html vRealize Cloud Managementによる統合運用 • ブログ : Manage your Oracle Cloud VMware Solution with VMware vRealize Cloud Management • https : //blogs.vmware.com/management/2022/02/ocvs-with-vrealize.html VMware Tanzu standard edition • ブログ : VMware Tanzu support for Oracle Cloud VMware Solution • https : //blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/vmware-tanzu-support-for-oracle-cloud-vmware-solution • ブログ : Create and manage Kubernetes clusters on Oracle Cloud Infrastructure with Cluster API • https : //blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/post/create-and-manage-kubernetes-clusters-on-oracle-cloud-infrastructure-with-cluster-api [OCVS] 各種VMware製品の動作確認、デプロイ方法の公開 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 85
  69. Oracle Cloud VMware Solutionの バージョン 6.5, 6.7 から 7.0 へのアップグレードが可能

    OCVSでは現在vSphere 6.5, 6.7, 7.0を選択してプロビジョニングが可能。6.5, 6.7は2022/10/15でGeneral Supportが終了予定。VMwareソフトウェアライフサイクル詳細はVMwareのサイトを参照のこと。 • VMwareのソフトウェアのライフサイクル • VMware Blog OCVS ソフトウェアのアップグレード・ワークフロー • SDDC および ESXi ホスト・ソフトウェアを 6.x から 7.x にアップグレードするためのステップバイステップのワー クフロー。アップグレードされた新しい SDDC とホストの作成の自動化 + 必要となる手動作業手順の提示。 • 新しいvSphere 7.0 SDDCとESXiホストがプロビジョニングされ、VMware HCXを介してワークロードが新しい SDDCに移行される アップグレードの注意点 • アップグレード・ワークフロー中、プロビジョニングと移行には2つの追加のVLANが必要。 • アップグレード中は新ホストは時間課金での課金が発生。 • アップグレードが完了したら旧ホストを削除すると、旧ホストの課金間隔を引き継ぐことができる。 [OCVS] VMware ソフトウェアのアップグレード Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 86 2022/8/30
  70. OCVSテスト利用のための1ノードのSDDC環境が利用可能に [OCVS] Oracle Cloud VMware Solutionのシングル・ホストSDDC Copyright © 2024, Oracle

    and/or its affiliates 87 2022/8/2 シングル・ホストSDDC(単一ホストSDDC)によって、低コストにOCVSをデプロイしてテスト利用するこ とが可能 • 本番ワークロードはサポートされない • SLA定義なし • VMware HAなどの複数のホストを必要とする機能は動作しない • VMwareからのサポートが60日間に限定 • シングル・ホスト SDDC のユースケース例 • 学習用環境、PoCや事前検証、開発、ワークロードの動作確認 • 移行検証、VMware HCXやvMotionの検証など 課金 : 時間課金か月次課金のみ選択可能 • 例)DenseIO.E4の32 OCPU 時間課金の場合最低8時間利用 • ¥36.564 x 32 OCPU x 8時間 = ¥9,360
  71. キャパシティを予約しておくことで必要な時にノード拡張が可能 • Oracle Cloud VMware SolutionのSDDCのホストをプロビジョニングする際に容量予約が利用可能に なった。 • あらかじめ容量予約を作成しておくことによって、ノード追加が必要になった時のためにキャパシ ティを確保できる。

    • 予約中で利用されていないキャパシティはコンピュート・インスタンスのオンデマンドの85%の費用で予約し ておくことが可能。 [OCVS] OCVSで容量予約が利用可能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 88 2022/5/24
  72. AMDプロセッサを搭載したE4ベースのシェイプが利用可能になり、これまでより小さい構成 も可能 • OCVSで VMware ESXi ホストを作成する際に、 BM.DenselO.E4 シェイプを選択することが可能に なった

    • BM.DenseIO.E4 : コア数を1ノード当たり 32、64、128コアから選択可能 • 最小構成が32コア x 3ノードで、これまでよりも安価に構築可能。128コアの場合は単価が下がる。 • 1ノード当たりのスペック • プロセッサ : AMD, Base frequency 2.55 GHz, max boost frequency 3.5 GHz • メモリ : 2048 GB • ローカルNVMe : 54.4 TB NVMe SSD Storage • ネットワーク : 2 x 50 Gbps [OCVS] Oracle Cloud VMware SolutionでAMD E4 Denseシェイプが選択可能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 89 Intel (X7) AMD (E4) CPU : 52コア 32 / 64 / 128コア メモリー : 768 GB 2 TB ストレージ : 51 TB 54.4 TB ネットワーク : 25 Gbps x 2 50 Gbps x 2 https : //blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/announcing-the-oracle-cloud-vmware-solution-spring-release-ja 2022/4/19 価格情報 https : //www.oracle.com/cloud/price-list.html#compute-vmware
  73. OCVSの障害やメンテナンス情報を管理者に通知 通知(Notification)サービスを利用して、OCVSのSDDC やESXiホスト、ベアメタルインスタンス、ネットワー ク・コンポーネントを監視して管理者に通知すること が可能。 SDDCの編集画面から一括で通知設定が可能 二種類の通知 • VMwareベア・メタル・インスタンス・アラーム •

    監視(Monitoring)サービスを使ったBMインスタンスの アラーム設定 • ホストのメンテナンスや障害に関する通知が可能 • VMwareイベント • イベント(Event)サービスを使った通知 • SDDCやインスタンス、ネットワークなどのOCIリソー スに対する、作成、変更、起動停止などのアクション を契機に通知 Oracle Cloud VMware Solutionの通知設定 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 90 2022/3/24
  74. SDDC vSANデータストア より柔軟にOCVSのストレージ領域を拡張可能 Oracle Cloud VMware Solutionのストレージ領域としてOCI ファイル・ストレージ・サービスが利用可能に • ファイル・ストレージ・サービスのファイル・システムをvSANのデータストアとして追加可能になった

    • これまではvSANはローカルNVMeのみで構成されていたのでデータストアを拡張したい場合にはノード追加する必要 があったが、ファイル・ストレージを追加することによってより柔軟に拡張が可能 OCIファイル・ストレージをOCVSのセカンダリ・ストレージとして利用可能 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 91 ローカルNVMe ベアメタル インスタンス ローカルNVMe ベアメタル インスタンス ローカルNVMe ベアメタル インスタンス ファイル・ストレージ セカンダリのデータストアとして追加 NFSアクセス ブログ : OCI File SystemサービスがVMwareの認定を取得 https : //blogs.oracle.com/oracle4engineer/post/oci-fss-service-is-now-vmware-certified-ja 2022/3/23