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OCI Oracle Database Services新機能アップデート(FY24Q3)

oracle4engineer
March 13, 2024
590

OCI Oracle Database Services新機能アップデート(FY24Q3)

OCI上のOracle Database関連サービスのFY24Q3新機能に関するセミナーです。
今回は、下記のサービスの内容を含んでいます。

1.Autonomous Database(ADB)
2.Base Database Service(BaseDB)
3.Autonomous Recovery Service(ZRCV/RCV)
4.Exadata Database on Cloud@Customer(ExaDB-C@C)
5.Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure(ExaDB-D)
6.Database Migration Service(DMS)

oracle4engineer

March 13, 2024
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  1. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 2 OCIの下記サービスの、FY24Q3(2023/12-2024/02)分アップデートを掲載しています 1.

    Autonomous Database(ADB) 2. Base Database Service(BaseDB) 3. Autonomous Recovery Service(ZRCV/RCV) 4. Exadata Database on Cloud@Customer(ExaDB-C@C) 5. Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure(ExaDB-D) 6. Database Migration Service(DMS) この資料の内容
  2. https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/adbsn/index.html 2023/12 • ドキュメントの追加 • S3からのデータロード⼿順 • クラウド・リンク関連のディクショナリ・ビュー の追加 •

    RACデータベースに対するDBリンク 作成時に複数ホスト名の指定をサポート • Azure Functionsのファンクションを SQLファンクションとして実⾏可能に • テナンシ間でのクローン作成 (クロステナンシ・クローニング) をサポート 2024/1 • ソースと異なるワークロード・タイプの クローン作成をサポート • Autonomous JSON Database、 APEX ServiceでECPUモデルをサポート • Kerberos認証構成時にカスタム Kerberosサービス名の利⽤をサポート • タイムゾーン・ファイルの⾃動アップデートに 関するオプションの追加 2024/2 • SELECT AIのAIプロバイダとして OCI Generative AI Serviceをサポート • クロス・リージョンDRのピア・リージョンへ ⾃動バックアップのレプリケーションをサポート • 事前認証済リクエスト(PAR)URLによる 読取り専⽤のデータアクセスをサポート FY24Q3(2023/12 - 2024/2) の新機能、機能強化 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 4 ADB-S︓Autonomous Database Serverless(共有インフラストラクチャ)
  3. https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/adbsn/index.html 2023/12 • ドキュメントの追加 • S3からのデータロード⼿順 • クラウド・リンク関連のディクショナリ・ビュー の追加 •

    RACデータベースに対するDBリンク 作成時に複数ホスト名の指定をサポート • Azure Functionsのファンクションを SQLファンクションとして実⾏可能に • テナンシ間でのクローン作成 (クロステナンシ・クローニング) をサポート 2024/1 • ソースと異なるワークロード・タイプの クローン作成をサポート • Autonomous JSON Database、 APEX ServiceでECPUモデルをサポート • Kerberos認証構成時にカスタム Kerberosサービス名の利⽤をサポート • タイムゾーン・ファイルの⾃動アップデートに 関するオプションの追加 2024/2 • SELECT AIのAIプロバイダとして OCI Generative AI Serviceをサポート • クロス・リージョンDRのピア・リージョンへ ⾃動バックアップのレプリケーションをサポート • 事前認証済リクエスト(PAR)URLによる 読取り専⽤のデータアクセスをサポート FY24Q3(2023/12 - 2024/2) の新機能、機能強化 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 5 ADB-S︓Autonomous Database Serverless(共有インフラストラクチャ)
  4. https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/dedicated/nfaee/index.html 2023/12 • 既存Autonomous Exadata VM Cluster(AVMC)の変更をサポート • ACDプロビジョニング時に ⾃動バックアップを無効化可能に

    2024/1 • DBMS_CLOUD_NOTIFICATIONパッ ケージを利⽤した通知の送信をサポート 2024/2 • ACDのバックアップ先に関するイベントを追加 (空き容量不⾜、パーミッション設定等) • データベースSSL証明書のローリング・ローテーショ ン • Select AIによる⾃然⾔語プロンプトからのSQL ⽣成 FY24Q3(2023/12 - 2024/2) の新機能、機能強化 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 6 ADB-D︓Autonomous Database Dedicated(専有インフラストラクチャ)
  5. https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/autonomous-database/dedicated/nfaee/index.html 2023/12 • 既存Autonomous Exadata VM Cluster(AVMC)の変更をサポート • ACDプロビジョニング時に ⾃動バックアップを無効化可能に

    2024/1 • DBMS_CLOUD_NOTIFICATIONパッ ケージを利⽤した通知の送信をサポート 2024/2 • ACDのバックアップ先に関するイベントを追加 (空き容量不⾜、パーミッション設定等) • データベースSSL証明書のローリング・ローテーショ ン • Select AIによる⾃然⾔語プロンプトからのSQL ⽣成 FY24Q3(2023/12 - 2024/2) の新機能、機能強化 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 7 ADB-D︓Autonomous Database Dedicated(専有インフラストラクチャ)
  6. 8 本⽇ご紹介するアップデート <データベース管理> • 既存Autonomous Exadata VM Cluster(AVMC)の変更をサポート(ADB-D/ADB-C@C) • ACDプロビジョニング時に⾃動バックアップを無効化可能に(ADB-D/ADB-C@C)

    <可⽤性/DR> • RACデータベースに対するDBリンク作成時に複数ホスト名の指定をサポート(ADB-S) • クロス・リージョンDRのピア・リージョンへ⾃動バックアップのレプリケーションをサポート(ADB-S) <移⾏/テスト> • テナンシ間でのクローン作成(クロステナンシ・クローニング)をサポート(ADB-S) • ソースと異なるワークロード・タイプのクローン作成をサポート(ADB-S) <データ連携/サービス連携> • Azure FunctionsのファンクションをSQLファンクションとして実⾏可能に(ADB-S) • SELECT AIのAIプロバイダとしてOCI Generative AI serviceをサポート(ADB-S) • 事前認証済リクエスト(PAR)URLによる読取り専⽤のデータアクセスをサポート(ADB-S) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates ADB-S︓Autonomous Database Serverless(共有インフラストラクチャ) ADB-D︓Autonomous Database Dedicated(専有インフラストラクチャ) ADB-C@C︓Autonomous Database Dedicated Cloud@Customer
  7. 10 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 既存Autonomous Exadata

    VM Cluster(AVMC)の以下の設定項⽬のオンライン変更がサポートされました。 AVMCの拡張、縮⼩のために、新規AVMCの作成およびADBのクローニングを⾏う必要がなくなりました。 • 1VM当たりのCPU数 • 最⼤ACD数 • データベース・ストレージサイズ 留意点 • 1VM当たりのCPU数、最⼤ACD数の変更には ローリングによるACD、ADBの再起動を伴う 2023/12 Documentation: Manage Autonomous Exadata VM Cluster Resources Ability to scale up or scale down an Autonomous Exadata VM Cluster 既存Autonomous Exadata VM Cluster(AVMC)の変更をサポート Dedicated
  8. ACDプロビジョニング時にACDの⾃動バックアップを無効化することができるようになりました。 プロビジョニング時に⾃動バックアップを無効化し、あとから⾃動バックアップを有効化することも可能です。 バックアップ先の準備ができていない場合や、開発環境や検証環境などバックアップが不要な場合に指定いただけます。 11 Copyright © 2024, Oracle and/or its

    affiliates 2023/12 Documentation: Create an Autonomous Container Database 留意点 • 有効化した後の無効化は不可 • Autonomous Data Guardを構成する場合、⾃動バックアップの無効化は不可 バックアップの保持期間が 7〜95⽇で選択できるようになりました Dedicated Disable and Enable Automatic Backups ACDプロビジョニング時に⾃動バックアップを無効化可能に
  9. Create Database Links to Oracle RAC Database RACデータベースへのデータベース・リンク作成の機能拡張 プライベート・エンドポイントのRACデータベースにデータベース・リンクを作成する際に、RACを構成する複数ノードの ホスト名を指定できるオプションrac_hostnamesが追加されました。

    (従来は、RAC内の単⼀ホストのホスト名のみ指定可能) このオプションを使⽤することで、リンク先データベースのRACによる⾼可⽤性を活⽤することができます。 注意点 • ノードの指定はホスト名で⾏い、IPアドレスやSCANホスト名では指定できません。 2023/12 Documentation : Create Database Links from Autonomous Database to an Oracle Database on a Private Endpoint BEGIN DBMS_CLOUD_ADMIN.CREATE_DATABASE_LINK( db_link_name => 'PRIVATE_ENDPOINT_LINK', rac_hostnames => '["sales1-svr1.example.adb.us-ashburn-1.oraclecloud.com", "sales1-svr2.example.adb.us-ashburn-1.oraclecloud.com", "sales1-svr3.example.adb.us-ashburn-1.oraclecloud.com"]', port => '1522', service_name => 'exampleServiceName', ssl_server_cert_dn => NULL, credential_name => 'PRIVATE_ENDPOINT_CRED', directory_name => NULL, private_target => TRUE); END; / 13 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Serverless
  10. 14 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Replicate Backups

    to a Cross-Region Disaster Recovery Peer クロス・リージョンDRのピア・リージョンへの⾃動バックアップのレプリケーション クロス・リージョンDR(AuDG/バックアップ・ベースDR)のオプションとして、⾃動バックアップのピア・リージョン(スタンバイ)への レプリケーションが選択できるようになりました。 スイッチ・オーバー/フェイル・オーバーを実⾏した後も、直近最⼤7⽇間の範囲でバックアップの利⽤が可能になります。 2024/2 Documentation: Replicating Backups to a Cross-Region Autonomous Data Guard Standby Replicating Backups to a Cross-Region Backup Based Disaster Recovery Peer 留意点 • 最⼤7⽇間の⾃動バックアップがレプリケートされる • レプリケートされたバックアップ・サイズの2倍のバックアップ・ ストレージの追加コストが発⽣する • ピア・リージョン(スタンバイ側)でレプリケートされた ⾃動バックアップからのクローン作成が可能 • レプリケーションの有効化/無効化の切り替えは可 Serverless
  11. 16 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Cross Tenancy

    Cloning クロス・テナンシ・クローンの作成 テナンシをまたいだAutonomous Databaseのクローンの作成が可能になりました。 フル・クローン、リフレッシュ可能クローン、メタデータ・クローンのすべてのタイプのクローン作成がサポートされます。 注意点 • OCI CLIまたはAPIからのみ作成可能(2024/2時点) • クロス・テナンシのための適切なIAMグループの作成およびポリシーの設定が必要 [CLIの例: インスタンスからメタデータクローンの作成] 2023/12 Documentation: Cross Tenancy Cloning oci db autonomous-database create-from-clone --clone-type metadata --compartment-id ocid1.tenancy.oc1..unique_ID --source-id ocid1.autonomousdatabase.oc1.iad.unique_ID --db-name dbnameclone --admin-password password --data-storage-size-in-tbs 1 --compute-model ECPU --compute-count 4 Serverless
  12. 17 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Clone Database

    to Change Workload Type ソースと異なるワークロード・タイプのクローン作成 Autonomous Databaseのクローン作成で、ソースとなるADBと異なるワークロード・タイプを指定できるようになりました。 フル・クローンとメタデータ・クローンの作成時に、クローンのワークロード・タイプの指定が可能です。 既存のデータ・ディクショナリやオプティマイザ統計、圧縮はワークロード・タイプの変更による影響は受けません。 サポートされるクローン作成 • ADW ⇒ ATP • ATP ⇒ ADW • AJD ⇒ ADW/ATP/APEX Service • APEX Service ⇒ ADW/ATP ユースケースの例 • ワークロードの特性の変更 • デプロイメントのミス • 分析⽤のサンドボックスの作成 2024/1 Documentation: Clone Autonomous Database to Change Workload Type ソースの ワークロード・タイプ クローンのワークロード・タイプ ADW ADW/ATP ATP ADW/ATP AJD ADW/ATP/AJD/APEX Service APEX Service ADW/ATP/APEX Service Serverless
  13. 19 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Invoke Azure

    Remote Functions Azure Functionsの呼び出し Autonomous DatabaseからSQLファンクションとしてOCI Functions、AWS Lambaに続いて、Azure Functionsを 呼び出すことができるようになりました。本機能を利⽤することでSQLでアプリケーション機能の強化や拡張が可能です。 設定にはDBMS_CLOUD_FUNCTIONパッケージを使⽤します。 利⽤⼿順 1. Azure Functionsでファンクションを作成 2. 1に対するクレデンシャルの作成(DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIALプロシージャ) # Azureサービス・プリンシパルを利⽤したアクセスも可能 3. ファンクション・カタログの作成(DBMS_CLOUD_FUNTION.CREATE_CATALOGプロシージャ) 4. ファンクションを呼び出すPL/SQLラッパーファンクションであるクラウド・ファンクションの作成 (DBMS_CLOUD_FUNTION.SYNCプロシージャまたはDBMS_CLOUD_FUNCTION.CREATE_FUNTIONプロシージャ) 5. クラウド・ファンクションをSQLから実⾏ 2023/12 Documentation: Steps to Invoke Azure Function as SQL Functions Autonomous Database Functions select func1(xx) from dual; func1() Serverless
  14. 20 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Select AI

    with OCI Generative AI SELECT AIのAIプロバイダとしてOCI Generative AI Serviceをサポート SELECT AI(⾃然⾔語プロンプトからのSQLを⽣成し、実⾏する機能)のAIプロバイダとして、従来から利⽤可能だった OpenAI、Cohere、Azure OpenAIサービスに加えて、OCI Generative AI Service(⽣成AIサービス)が利⽤できる ようになりました。これにより、OCI以外のサービスを利⽤することなく、SELECT AIの機能を利⽤できるようになりました。 利⽤⼿順 1. クレデンシャルの作成(DBMS_CLOUD.CREATE_CREDENTIALプロシージャ)#リソース・プリンシパルも利⽤可能 2. AIプロファイルの作成(DBMS_CLOUD_AI.CREATE_PROFILEプロシージャ) 3. セッションで使⽤するAIプロファイルの設定(DBMS_CLOUD_AI.SET_PROFILEプロシージャ) 4. ⾃然⾔語⼊⼒によるSQLの実⾏(SELECT AI) 2024/2 Documentation: Use Select AI to Generate SQL from Natural Language Prompts SELECT AIでサポートされるAIプロバイダ︓ ・OpenAI ・Cohere ・Azure OpenAI Service ・OCI Generative AI Service NEW! Serverless
  15. 21 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Pre-Authenticated Request

    URLs for Read Only Data Access 事前認証済リクエストURLによる読取り専⽤のデータアクセスをサポート Autonomous Databaseのデータに対して読み取り専⽤の事前認証リクエスト(PAR) URLの⽣成、管理ができるように なりました。 ブラウザやRESTクライアントからPAR URLにアクセスすることで、表またはビュー内のデータやクエリの実⾏結果を取得できます。 2024/2 Documentation:Use Pre-Authenticated Request URLs for Read Only Data Access on Autonomous Database 留意点 • PAR URLの⽣成、管理はDBMS_DATA_ACCESSパッケージを利⽤ • データアクセスに指定するSQLはSELECT⽂ • データアクセスにバインド変数は利⽤できない • DB内に作成できるアクティブなPAR URLの数は最⼤128 • 有効期間またはアクセス許可回数のどちらかの指定が必要 • 有効期間(デフォルト/最⼤)︓90⽇(129600分) • アクセス許可回数(デフォルト)︓なし • 1レスポンスで取得できるレコード数は最⼤100レコード (100レコードを超える場合は次のページへのリンクが含まれる) • 1レスポンスのデータサイズは最⼤1MB https://<PAR URL> {"items":[ {"COUNTY":"Main","SPECIES":"Alder","HEIGHT":45}, {"COUNTY":"First","SPECIES":"Chestnut","HEIGHT":51}, {"COUNTY":"Main","SPECIES":"Hemlock","HEIGHT":17}, : {"COUNTY":"Main","SPECIES":"Redwood","HEIGHT":78}], "hasMore":false, "limit":100, "offset":0, "count":30, "links": [ {"rel":"self", "href":"https://dataaccess.adb.us-ashburn- 1.oraclecloudapps.com/adb/p/F5Sn..._example/data"} ]} REST APIやブラウザでアクセス Serverless
  16. 22 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Pre-Authenticated Request

    URLs for Read Only Data Access 事前認証済リクエストURLによる読取り専⽤のデータアクセスをサポート • クエリ(SELECT⽂)に対する事前認証済リクエストURLの作成 2024/2 Serverless SQL> set serveroutput on SQL> DECLARE 2 status CLOB; 3 BEGIN 4 DBMS_DATA_ACCESS.GET_PREAUTHENTICATED_URL( 5 sql_statement => 'SELECT id, name FROM test WHERE id < 3', -- SELECT⽂ 6 expiration_count => 10, -- 有効アクセス回数 7 result => status -- PAR URLを含む実⾏結果を返す変数 8 ); 9 10 SELECT JSON_SERIALIZE(status PRETTY) INTO status FROM dual; 11 12 DBMS_OUTPUT.PUT_LINE(status); 13 END; 14* / id name 1 Michael 2 Jane 3 Matt TEST表
  17. 23 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Pre-Authenticated Request

    URLs for Read Only Data Access 事前認証済リクエストURLによる読取り専⽤のデータアクセスをサポート • 実⾏結果 2024/2 Serverless { "status" : "SUCCESS", "id" : "hT2S8Bs4eP6gRSyCYtQ-TZX8aop0HWh_ZSZzNBvazyk6Ek6uyRHYiqJKHp1G5Nen", "preauth_url" :"https://dataaccess.adb.ap-tokyo-1.oraclecloudapps.com/adb/p/tBMXymnW7GPHxItS1fie2tI 70j3jFJi_m66MyAqns1268EQZROLTRPpV8dwwl0-OE7C_JIMYq-E/data", "expiration_ts" : "2024-05-22T08:03:17.027Z", "expiration_count" : 10 } PL/SQLプロシージャが正常に完了しました。 SQL>
  18. 24 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates Pre-Authenticated Request

    URLs for Read Only Data Access 事前認証済リクエストURLによる読取り専⽤のデータアクセスをサポート • クエリ(SELECT⽂)に対する事前認証済リクエストURLへのアクセス ※⾒やすいように改⾏を⼊れています。実際のレスポンスは1⾏で返されます。 2024/2 Serverless [opc@tools ~]$ curl -w '¥n' https://dataaccess.adb.ap-tokyo-1.oraclecloudapps.com/adb/p/tBMXymnW7GPHx ItS1fie2tI70j3jFJi_m66MyAqns1268EQZROLTRPpV8dwwl0-OE7C_JIMYq-E/data {"items":[{"ID":1,"NAME":"Michael"},{"ID":2,"NAME":"Jane"}], "hasMore":false, "limit":100, "offset":0, "count":2, "links":[ {"rel":"self", "href":"https://dataaccess.adb.ap-tokyo-1.oraclecloudapps.com/adb/p/tBMXymnW7GPHxItS1fie2t I70j3jFJi_m66MyAqns1268EQZROLTRPpV8dwwl0-OE7C_JIMYq-E/data" } ] } [opc@tools ~]$
  19. 25 本⽇ご紹介したアップデート <データベース管理> • 既存Autonomous Exadata VM Cluster(AVMC)の変更をサポート(ADB-D/ADB-C@C) • ACDプロビジョニング時に⾃動バックアップを無効化可能に(ADB-D/ADB-C@C)

    <可⽤性/DR> • RACデータベースに対するDBリンク作成時に複数ホスト名の指定をサポート(ADB-S) • クロス・リージョンDRのピア・リージョンへ⾃動バックアップのレプリケーションをサポート(ADB-S) <移⾏/テスト> • テナンシ間でのクローン作成(クロステナンシ・クローニング)をサポート(ADB-S) • ソースと異なるワークロード・タイプのクローン作成をサポート(ADB-S) <データ連携/サービス連携> • Azure FunctionsのファンクションをSQLファンクションとして実⾏可能に(ADB-S) • SELECT AIのAIプロバイダとしてOCI Generative AI serviceをサポート(ADB-S) • 事前認証済リクエスト(PAR)URLによる読取り専⽤のデータアクセスをサポート(ADB-S) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates ADB-S︓Autonomous Database Serverless(共有インフラストラクチャ) ADB-D︓Autonomous Database Dedicated(専有インフラストラクチャ) ADB-C@C︓Autonomous Database Dedicated Cloud@Customer
  20. Oracle Base Database Service (BaseDB) Autonomous Recovery Service(RCV/ZRCV) FY24Q3 サービスアップデート

    ⽇本オラクル株式会社 データベース・ソリューション部 2024 年 03⽉ 13⽇
  21. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 27 Oracle Base

    Database Service (BaseDB) • Oracle Linux 8のサポート開始 • スタンバイ・データベースでの⾃動バックアップ取得およびリストア • SQLワークシートでPDB接続が可能に • OCI Vault利⽤時におけるCross-region Data Guardの条件が追加
  22. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 28 Oracle Linux

    8のサポート開始 • RU19.21以上でDBを新規作成した場合、 Oracle Linux 8で作成 • コンソール/APIを利⽤してBaseDBのOSをOracle Linux 8(OL8)にアップグレード可能 • 新たにOL7上でRU19.21以上を利⽤したい場合はRU19.20以下で作成後、アップデート 2023/12/6 追加 既存データベースの詳細画⾯に アップグレード案内が表⽰ 「更新」からアップグレード可能
  23. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 29 SQLワークシートでPDB接続が可能に 2023/12/13

    追加 • データベース・ツールのSQLワークシートでPDBに接続 • SQLおよびPL/SQLをOCIコンソールから直接実⾏し、PDBにオブジェクトを作成可能 考慮事項 • SQLワークシートの利⽤には接続の事前作成が必要 • 接続の作成時にはOCI Vaultの指定が必要(要事前作成)
  24. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 30 OCI Vault(顧客管理キー)を利⽤してCross-region

    Data Guardを構成する際は、 暗号化キーを仮想プライベート・ボールトに保管 プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースで同じ暗号化キーを利⽤ OCI Vaultキーの単⼀障害点に対する保護を提供 Oracle管理キーでも Cross-region Data Guardは利⽤可能 ※通常のOCI Vaultは Cross-region Data Guardで利⽤できません OCI Vaultの詳細はこちら OCI Vault利⽤時におけるCross-region Data Guardの条件が追加 2024/2/5 追加
  25. スタンバイ・データベースで⾃動バックアップをスケジュールし、保持期間とバックアップ・スケジュールを構成可能 • プライマリ環境からスタンバイ環境へObject Storageへの⾃ 動バックアップ取得の負荷をオフロード • スタンバイ・バックアップを使⽤してスタンバイ・データベースをリ ストア(in-place restore) •

    可⽤性ドメイン(AD)をまたがるスタンバイ・バックアップから新し いデータベースを作成(out-of-place restore) • スタンバイ環境でオンデマンドのフル・バックアップ作成 考慮事項 • オブジェクト・ストレージへのバックアップでのみ利⽤可能 • データベースが19c以降で利⽤可能 • スタンバイ・バックアップを利⽤したプライマリ・データベースのリストア 操作は不可 スタンバイ・データベースでの⾃動バックアップ取得およびリストア Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 31 2023/12/6 追加
  26. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 32 Autonomous Recovery

    Service(RCV/ZRCV) • NRT/KIXで⾃動バックアップのデフォルト保存先が⾃律型リカバリ・サービスに変更 • 全てのリージョンでリカバリ・サービスのサービス制限が⾃動付与
  27. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 33 Autonomous Recovery

    Service (RCV/ZRCV) が⾃動バックアップのデフォルト保存先として表⽰ • ⾃律型リカバリ・サービスは⾃動バックアップ取得先の推奨 • 全リージョンで新規データベース作成時と⾃動バックアップの新規構成時にデフォルト表⽰ • BaseDBとExaDB-Dで実装 NRT/KIXで⾃動バックアップのデフォルト保存先が⾃律型リカバリ・サービスに変更 新規DBシステム作成時 ⾃動バックアップの構成 初回有効化時 ※バックアップ取得先へのアクセスが可能なIAMポリシーとネットワークの設定が必要 2024/2/5 追加
  28. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 34 全てのリージョンでリカバリ・サービスのサービス制限が⾃動付与されます。 •

    別途追加申請も可能 前提条件 • バックアップ取得先へのアクセスが可能なIAMポリシーとネットワークの設定 ⾃動付与されるサービス制限 • 保護されたデータベースの合計ストレージ量 (protected-database-backup-storage-gb)︓10,240GB • 保護されたデータベースの合計数 (protected-database-count) ︓10 全てのリージョンでリカバリ・サービスのサービス制限が⾃動付与 2024/2/5 追加
  29. 参考情報 OCIチュートリアル Database編 107: Autonomous Recovery Service (RCV/ZRCV) をセットアップしよう Copyright

    © 2024, Oracle and/or its affiliates 35 コンテンツ • サービス制限の引き上げリクエスト • IAMポリシー・ネットワークの設定 • BaseDBにリカバリ・サービスを有効化 • 保護DBの運⽤
  30. FY24 Q3 新機能 •Provision a VM Cluster with Either an

    OL7 or OL8-Based Image •Enhancements to Serial Console Functionality Oracle Exadata Database Service on Cloud@Customer (ExaDB-C@C) Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 37
  31. VM Cluster 作成時に ESS 22、ESS 23 の選択が可能に Provision a VM

    Cluster with Either an OL7 or OL8-Based Image Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 38 2024/2/28更新 Display all available versions 最新の6バー ジョン Exadata guest version 新しいボタン
  32. シリアルコンソール接続機能の拡張 • Manage Serial Console Access to ExaDB-C@C Systems機能の拡張 •

    OCI Cloud Shell経由のシリアル・コンソール・アクセス • コンソールの履歴機能が利⽤可能(最⼤1MB分キャプチャ) • シリアルコンソールセッションの複数DBノードへの同時接続は不可(例︓node1接続時はnode2には接続できない。 node1の接続を終了後、node2へ接続が可能になる) • 接続されたシリアルコンソールセッションは24時間後に⾃動で終了 • opcユーザー、rootユーザーに事前にパスワードの設定が必要 Enhancements to Serial Console Functionality Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 39
  33. 以前は Create console connection だったのが Launch Cloud Shell connection へ変更

    Enhancements to Serial Console Functionality Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 40
  34. Console history > Generate current history Enhancements to Serial Console

    Functionality Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 42
  35. Console history > Save and close Enhancements to Serial Console

    Functionality Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 43
  36. Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure (ExaDB-D) FY24Q3 サービスアップデート

    ⽇本オラクル株式会社 データベース・ソリューション部 2024 年 3⽉13⽇
  37. 他サービスでの実装状況 ExaDB-D New Feature BaseDB ExaDB-C@C January 14, 2024 Enable

    Data Guard Across Different VCNs or Compartments in the Same OCI Region January 29, 2024 Enhancement to the OCI Console to Remove Database and Storage Servers ExaDB-Dアップデート FY24Q3 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 46
  38. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 47 • 2024/01/15より、割当済みのExaDB-D/ADB-Dのサービス制限で、14⽇間利⽤されていないことが確認されたリク

    エストについては⾃動でリセットされます • 新規サービス制限リクエスト時 : リクエストが承認されて割り当てられた⽇から14⽇後に、Exadata Cloud Infrastructureが作成されていない場合、割当済み制限が⾃動リセット (リクエスト承認のメール通知に明記) • 既存の割当済みサービス制限: 14⽇間Exadata Cloud Infrastructureが作成されなかった場合、割当済みの 制限が削除 • 1⽉14⽇-15⽇の間に、Customer Notification(CN)を送付。CN送付から14⽇後、使⽤されていない割当済み制限は⾃動 リセットされます • プロビジョニング済み(利⽤中)のリソースが削除されることはありません • 引き上げ済みの制限が削除された後に利⽤予定の場合、再度サービス制限の引き上げをリクエスト • サービス制限の申請は、Exadata Cloud Infrastructure利⽤開始予定⽇の14⽇前以内での申請を推奨 利⽤されていない割当済みサービス制限の⾃動リセット 2024/01/10 追加 14⽇後 既存のサービス・リミットをお持ちのお客様が CNを受け取る プロビジョニングされていない サービス・リミットが失効
  39. • 同⼀リージョン内の異なるVCN間やコンパートメント間でもData Guardアソシエーションの有効化が可能になり、構築・ 管理可能な構成パターンが増えた • Data GuardアソシエーションによるData Guard構成がとれる条件 • 同⼀/別リージョン間での、Exadataサービス・インスタンスのVM

    クラスタ同⼠ • 同⼀DBバージョン間 • フィジカル・スタンバイを1つ管理可能 Dara Guardアソシエーション有効化が可能な構成の拡張 2024/01/14 追加 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 48
  40. • インフラストラクチャで追加済みのデータベース・サーバーの削除が可能に • 現状、データベース・サーバーのみ柔軟なスケーリング機能として利⽤可 • ストレージ・サーバーは限定的な利⽤に限られる • 前提 • 対象サーバーがVMクラスタで使⽤されていない状態

    • データベース・サーバー • 対象サーバー上にVMが存在しない状態 =VMクラスタのメンバーから削除済みの状態 • ストレージ・サーバー • 対象サーバー上にDisk Groupがない状態 = ⼀度もVMクラスタに追加されていない場合 データベース・サーバーの削除 2024/01/29 追加 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 50
  41. • OCI Release Note https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/services/database/ • ExaDB-D Administration Guide What’s

    New https://docs.oracle.com/en/engineered-systems/exadata-cloud-service/ecscm/exa-whats- new.html#GUID-02D01BAE-F5F8-42BA-9082-213F0AF08BD4 参照) ExaDB-Dリリースノート Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 51
  42. BaseDB/ExaDB-D/ExaDB-C@Cにて実⾏可能な操作が変更となる • 変更内容 • 上記対象サービス上において、2024/1/15よりサポート終了済のバージョン(11.2/12.1/12.2)は コンソール/API上からの作成・管理操作ができなくなります • 影響する操作 • 新規作成

    • アウトオブプレイスリストア • DGアソシエーションに関する操作 • ソフトウェア・イメージの作成 • 暫定ソフトウェア更新 • 対応⽅針 • 19cへの移⾏/アップグレードを推奨 起動・停⽌など、上記の「影響する操作」に含まれない操作は実⾏可能ですが、 将来的に実⾏不可能になる可能性もあるため19cへのアップグレード/移⾏をお願いします データベースサポート終了バージョンの扱いについて 2024/01/10 追加 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 53
  43. Data Pump Export/Import⽤の転送メディアとしてファイル・ストレージがサポート • ターゲットDBがADB以外の場合 OCI Database Migration Service Copyright

    © 2024, Oracle and/or its affiliates 62 「ファイル・ストレージ経由のデータ・ポンプ」を 選択する エクスポート⽤のディレクトリ・オブジェクトの 情報を⼊⼒する インポート⽤のディレクトリ・オブジェクトの 情報を⼊⼒する
  44. Data Pump Export/Import⽤の転送メディアとしてファイル・ストレージがサポート OCI Database Migration Service Copyright © 2024,

    Oracle and/or its affiliates 63 FSSのマウント・ターゲットを指定し、インポート・ ディレクトリ・オブジェクト名を⼊⼒する • ターゲットDBがADBの場合
  45. Data Pump Export/Import⽤の転送メディアとしてファイル・ストレージがサポート ご利⽤にあたっての前提条件︓ • OCIのFSS(ファイル・ストレージ・サービス)でファイル・ストレージの作成が必要です • 共有ファイル・システムはソースDBとターゲットDBの両⽅のホストに対してマウントされている必要があります • サポートされるソースDB

    • DMSでサポートされているAmazon RDSを除くすべてのオンプレミスDB • サポートされるターゲットDB • ADBを含んだすべてのOCI共同管理データベースとオンプレミスのExadata • Data PumpのExportを実⾏するには、共有マウントの読取り書込み権限がソース・ホストに必要になります • Data PumpのImportを実⾏するには、共有マウントに読取り権限がターゲット・ホストに必要になります OCI Database Migration Service Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates 64