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【Oracle Cloud ウェビナー】OCIでコンテナを活用しコスト約65%削減!ユーザー数...

【Oracle Cloud ウェビナー】OCIでコンテナを活用しコスト約65%削減!ユーザー数30万人超のスライドシェアサービス「ドクセル」の移行

Oracle Cloud ウェビナーシリーズ情報: https://oracle.com/goto/ocws-jp
セッション動画: https://go.oracle.com/ocws-jp-ondemand

oracle4engineer

August 07, 2024
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Transcript

  1. 1. Oracle Cloud Native分野の概観 スピーカ:田中 隆三郎 (日本オラクル 事業戦略統括 担当ダイレクター) 2.

    OCIでコンテナを活用しコスト約65%削減! ユーザー数30万人超のスライドシェアサービス「ドクセル」の移行 スピーカ:川畑 雄補 氏 (株式会社アプルーシッド 代表取締役社長) 3. Q&A 4. お知らせ/クロージング 本セッションのアジェンダ Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates. 2
  2. 開発・運用の全領域をカバー / 既存オンプレミスユーザーと新規クラウドユーザーをサポート / 開発者向けDBソリューション 4 Copyright © 2024, Oracle

    and/or its affiliates OracleのCloud Native /開発系ソリューションの特徴 アプリケーション 実行基盤 CI/CD / インフラ 運用自動化 コンテナ / サーバーレス / API管理 データ 管理 Observability & Messaging DevOps Resource Manager Ansible サポート Container Instances Container Engine (OKE) WebLogic Server for OKE Functions API Gateway Monitoring Notifications Events Logging Streaming Queue 統合型 DB (Converged DB) MicroTx 既存 オンプレミス ユーザー 新規 クラウド ユーザー 開発・運用の 全領域をカバー Lift & Shift / モダナイズ アプローチ Cloud Native 開発 アプローチ 統合型DB + トランザクショ ン・マネージャ
  3. 5 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates オープン標準/クラウド・オンプレミスの両環境を同一のテクノロジーでカバー オンプレミス

    クラウド Oracle Linux Oracle Cloud Infrastructure OS: Oracle Cloud Native Environment (OCNE) OCI Cloud Native サービス 群 … CNCFにて推進する OSS 群 H/W : Oracle Private Cloud Appliance
  4. 6 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates. OCI Cloud

    Native Services Landscape OCI Core Infrastructure OCI Cloud Native Landscape 開発・運用管理ツール アプリケーション実行基盤 API管理 Oracle Functions API Gateway サービス間連携 オブザーバビリティ OCI DevOps OCI Registry Resource Manager OCI Service Mesh Container Engine for Kubernetes (Managed/Virtual Nodes) メッセージング Queue Streaming Service Connector Hub Notifications Application Performance Monitoring Logging Monitoring Events WebLogic Server for OCI/OKE MicroTx 開発フレームワーク Helidon MP/SE/Nima Micronaut Compute Database Network Storage Container Instances
  5. コスト効果と開発生産性について POINT 03 Cloud RunからContainer Instance含むOCIへの移行 POINT 02 Web業界でのインフラアーキテクチャのトレンド POINT

    01 本日のウェビナーではこれらのポイントを重点的にお話しします 本日のポイント disclaimer:本資料の作成にあたっては、正確な情報提供を心がけておりますが、本資料の完全性、正確性について一切の保証を行いません。 かならず最新版の情報をご自身で調査するようにしてください。本資料に登場するロゴ、商標、サービス名は各社の登録商標または商標です。 ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  6. 9月 2022/4月 9月 2023/4月 9月 2024/4月 アカウント数 7,000 約3割が法人・団体の利用 超

    登録スライド数 20,000 全体公開スライドは約1万枚 枚突破 スライド共有サービス「ドクセル」は国産サービスとして 2021年3月にリリースして以降順調に成長いたしました 今回移行したドクセルについて ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  7. Google Cloud Oracle Cloud(OCI) CDN Cloud CDN / Firebase Hosting

    Cloudflare / Bunny.net 内部ネットワーク Serverless NEG Network load balancer アプリケーション Cloud Run Container Instance ストレージ Cloud Storage Object Storage データベース Cloud SQL (MySQL) MySQL (MDS) キャッシュ なし OCI Cache キュー Cloud Tasks OCI Queue Google CloudからOCIへの移行 Google CloudからOCIへの移行 ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  8. 移行の順番 サンプル Cloud CDN Cloud Run Cloud Storage Cloud SQL

    Cloud Run Queue worker Cloudflare Container Instance OCI Queue MySQL DS ① Object Storage ② ③ ② 移行に際しては、MySQL→アプリケーション回り→Queueとキャッシュの順で実施 OCI Cache ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  9. 移行の順番 サンプル Cloud CDN Cloud Run Cloud Storage Cloud Run

    Queue worker Cloudflare Container Instance OCI Queue MySQL DS ① Object Storage 移行に際しては、MySQL→アプリケーション回り→Queueとキャッシュの順で実施 ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  10. 移行の順番 サンプル Cloudflare Container Instance MySQL DS Object Storage ②

    ② 移行に際しては、MySQL→アプリケーション回り→Queueとキャッシュの順で実施 Cloud Tasks ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  11. 移行の順番 サンプル Cloudflare Container Instance OCI Queue MySQL DS Object

    Storage ③ 移行に際しては、MySQL→アプリケーション回り→Queueとキャッシュの順で実施 OCI Cache ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  12. Google Cloudでは基本的にIPアドレスを指定するのはDNSサーバのみ。 OCI移行時にはひさびさにネットワーク設計が必要に いろいろと面倒くさいが、Node JS SDKを使ったデプロイスクリプトを書くことで 基本的な本番アップ体験はGoogle Cloud時代と近いものに 移行中のMySQLアクセス はインターネットを通る

    Cloud Run側は出口IPの固定 が必要 東京同士ならそこまでレイ テンシはないし、Direct接続 するまでもない バージョン間のトラフィ ック振り分け OCIではNLBのバックエンド グループに割り当てて割合 指定 Cloud Runでは管理画面で トラフィック割合を指定す るだけ 本番公開前の 動作確認方法 OCIではインスタンスにパブ リックIPをつけてIP制限で 動作確認 Cloud Runではリビジョン ごとに専用URLが付与され ていた ネットワーク周りの移行設計 ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  13. ObjectStorageの移行はQiitaなどのドキュメントを読めば 簡単にできましたが、Queueは苦戦 Object Storageの移行に ついて 01 02 Push queueとPull queue

    のちがい その他の移行 https://qiita.com/letian/items/937f8f6b69f7ee25d9c1 Cloud Tasksは原則Push型のQueueサービス (というか指定したエンドポイントにHTTP  Postを実行してくれる使い方) OCI queueは原則pull型キュー ワーカーからとりに行く部分の対応が必要 ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  14. S3互換APIに CORSヘッダが対 応していない PHPのSDK・情報 がほぼない Pay as you go ア

    カウントの挙動が 謎 OCI独自の用語が 謎。コンパートメ ントとは? IAMがSQL文にな っていて謎かつス コープも不明 移行の難しかったところ ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  15. 安定したサービスをコンテナを活用しコストパフォーマンスよく移行すること ができましたが、いくつか根本的な課題もありました。 ネット上に情報が少ない 中の人がスライドや技術ブログ で発信してくれてはいるもの の、個人開発者やベンダーによ る検証記事はまだまだ少ないた め、細かい部分でつまづく可能 性がある。その分営業・技術担 当の支援があるので本番はよい

    が、ちょっと遊んでみたい場合 に不便。 SDK・APIドキュメントが 不十分 CI/CDを自動化する際や、コード からStorageやQueueなど認証が 必要なサービスを呼び出す際、 PHPはそもそもSDKがなく、そ の他の言語についてもドキュメ ントが少なく苦労しました。 便利系機能がかなり弱い たとえばCDN系は非常に弱く、 SSLをコンソール上で生成する こともできません。自前で生成 し定期的にアップロード・アタ ッチする必要があります。その ためCloudflareなど3rdPartyを 活用することになりました。 CognitoやFirebaseなど開発系 SaaSもほぼありません。 OCIに足りないもの ©2024 UPLUCID, K.K. All Rights Reserved.
  16. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates. 2 実践 Kubernetes

    ハンズオン ~ OKEでKubernetesを体験しよう ~ (※隔月次開催) Oracle Cloudを題材に、Kubernetesを体験できるビギナー向けのハンズオン アジェンダ 1. Kubernetes / OKE,OCIR 概要説明 2. ハンズオン 1 ・OKEクラスターの作成と動作確認 など 3. Oracleが提供するCI/CSサービス 4. ハンズオン 2 ・OCI DevOpsのセットアップ など 5.まとめ 次回、9/27に開催予定
  17. Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates. 3 OCI チュートリアル

    Oracle Container Engine for Kubernetes(OKE)でKubernetesを動かしてみよう https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/cloud-native/oke-for-beginners/
  18. Oracle Code Night オラクルのテクノロジーだけに限定しない、Developer(開発者)の Developer(開発者)による Developer(開発者)のための開発者向けコミュニティ Meetup セミナー Oracle Code

    online 開催情報は Connpass で公開中︕ oracle-code-tokyo-dev.connpass.com 過去開催 Oracle Code online は YouTubeにて公開中︕ youtube.com/c/JapanOracleDevelopers ほぼ毎週、さまざまなテーマで開催中!