https://sre-next.dev/2025/schedule/#slot074
テレメトリーの生成・収集を標準化するフレームワークであるOpenTelemetryから、セマンティック規約という概念を取り上げて、その概観と効能について解説します。セマンティック規約は、メトリクス名や属性名といったデータに対して共通の名前を定義するものです。命名が標準化されることで、オブザーバビリティツールはプラットフォームや言語などの違いを超えてシグナル間を相関付けやすくなります。
また、オブザーバビリティプラットフォームMackerelに新しく登場したAPM機能においても、セマンティック規約に準じた形式でトレースを投稿すると、アプリケーションの内部の様子を分かりやすく可視化することができます。Mackerel APMにおけるセマンティック規約の活用例をデモとしてご紹介します。