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Microsoft Fabric AI Demo @Tech Boost Summit 2025

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October 10, 2025
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Microsoft Fabric AI Demo @Tech Boost Summit 2025

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Ryoma Nagata

October 10, 2025
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Transcript

  1. Microsoft MVP for Data Platform 永田 亮磨 (ZEAL CORPORATION) X:

    @ryomaru0825 Linkedin: ryoma-nagata-0825 Qiita: ryoma-nagata Microsoft Fabric 実践デモ
  2. 自己紹介 永田 亮磨(Ryoma Nagata) • Microsoft MVP for Data Platform

    • Microsoft Certified Trainer • Databricks Solutions Architect Champion • 株式会社ジール • Microsoft Data Analytics Solution の導入など • 主な活動場所 • Qiita : @ryoma-nagata • X(Twitter) : @ryomaru0825 • connpass : • JSSUG (Japan SQL Server User Group) • JEDAI - The Data & AI Meetup 推しサービス(≒守備範囲) Databricks / Power BI / Machine Learning PurviewDG / Microsoft Fabric
  3. はじめに  アジェンダ  Microsoft Fabric について  デモ ・

    機能紹介  対象オーディエンス  データ活用・AI活用をこれから強化したい方  Microsoft Fabric の全体像を短時間でつかみたい方  ゴール  OneLake と Copilot / AI がどう連携するかを理解する
  4. オンプレミス・クラウド データソース Microsoft Fabric データの蓄積・仮想化 Microsoft Fabric - データと AI

    をつなぐ統合プラットフォーム  全てのデータは OneLake に通じる  全てのデータ分析を Copilot ・ AI が支援 OneLake コピー / データフロー クラウドストレージ データベース 構造化・非構造化 ミラーリング ショートカット データの入力 カスタマー 360 ビジネス KPI ファイナンス データの使用 モデル・レポート SQL/KQL/Python データエージェント
  5. 実際のシナリオで Fabric を理解する  Databricks(受注, 製品マスタ)+ S3(顧客フィードバック)を統合  フィードバックを整形、AI 分類

     AI を活用したデータ分析 オンプレミス・クラウド データソース OneLake Microsoft Fabric 顧客フィードバック (Amazon S3) 受注情報 / 製品マスタ (Azure Databricks) レイクハウス モデル・レポート データエージェント ミラーDB ミラーリング ショートカット AIによるデータ分析 AIによる可視化支援 仮想化・自動取込 ニアリアルタイム同期 Python (Spark) AIエンリッチメント
  6. 実際のシナリオで Fabric を理解する  Databricks(受注, 製品マスタ)+ S3(顧客フィードバック)を統合  フィードバックを整形、AI 分類

     AI を活用したデータ分析 オンプレミス・クラウド データソース OneLake Microsoft Fabric 顧客フィードバック (Amazon S3) 受注情報 / 製品マスタ (Azure Databricks) レイクハウス モデル・レポート データエージェント ミラーDB ミラーリング ショートカット AIによるデータ分析 AIによる可視化支援 仮想化・自動取込 ニアリアルタイム同期 Python (Spark) AIエンリッチメント
  7. Azure Databricks Unity Catalog のミラーリングとは  Azure Databricks で管理されたデータを Fabric

    OneLake 上で利用可能にする  Azure Databricks からの Microsoft Fabric Mirrored Catalog - Microsoft Fabric | Microsoft Learn  Unity Catalog 上のメタデータがコピーされ、Databricks 内のDelta テーブルに対して直接接続(メ タストアミラーリング)  最適なパフォーマンスを得る場合には このデータをソースにして Fabric 内でデータ準備を行うと◎ Azure Databricks Unity Catalog ミラーリング ニアリアルタイム同期 データのコピーなし (メタデータのみの複製) Fabric OneLake OneLake Security による 行・列・テーブルのアクセスポリシー
  8. 実際のシナリオで Fabric を理解する  Databricks(受注, 製品マスタ)+ S3(顧客フィードバック)を統合  フィードバックを整形、AI 分類

     AI を活用したデータ分析 オンプレミス・クラウド データソース OneLake Microsoft Fabric 顧客フィードバック (Amazon S3) 受注情報 / 製品マスタ (Azure Databricks) レイクハウス モデル・レポート データエージェント ミラーDB ミラーリング ショートカット AIによるデータ分析 AIによる可視化支援 仮想化・自動取込 ニアリアルタイム同期 Python (Spark) AIエンリッチメント
  9. OneLake のショートカットとショートカット変換  ショートカットを作成することで、データをコピーせずに、OneLake 上で 外部データを仮想化(リンク)  内部ショートカット:OneLake 上の別の場所のフォルダに接続 

    外部ショートカット:OneLake 外のクラウドデータレイク上のフォルダに接続  ショートカット変換(プレビュー)  ショートカット先にあるファイルを 自動的に解析・変換して構造化  csv/json/parquet ファイル の自動テーブル化  txt ファイルの 自動 AI 処理(PIIマスキング、キーフレーズ抽出、感情分析など) ショートカット データのコピーなく既存資産を活用 マルチクラウド接続に対応 Fabric 内外のデータレイク 右クリックによる構成と自動変換 ソースフォルダ あて先フォルダ Fabric OneLake
  10. 実際のシナリオで Fabric を理解する  Databricks(受注, 製品マスタ)+ S3(顧客フィードバック)を統合  フィードバックを整形、AI 分類

     AI を活用したデータ分析 オンプレミス・クラウド データソース OneLake Microsoft Fabric 顧客フィードバック (Amazon S3) 受注情報 / 製品マスタ (Azure Databricks) レイクハウス モデル・レポート データエージェント ミラーDB ミラーリング ショートカット AIによるデータ分析 AIによる可視化支援 仮想化・自動取込 ニアリアルタイム同期 Python (Spark) AIエンリッチメント
  11. Fabric ノートブックによる AI データエンリッチメント(PySpark / Data Wrangler)  ノートブックスタイルでの Copilot

    支援つきのコーディング  データラングラーを使用することで、ローコードでデータ変換スクリプトを生成可能  AI関数は Fabric 内に組み込み済みの AI モデルによるデータ変換を提供する Python (Spark) + データラングラー + AI関数 Python データ処理を ローコードで作成 感情分析・分類などの AI 処理
  12. 実際のシナリオで Fabric を理解する  Databricks(受注, 製品マスタ)+ S3(顧客フィードバック)を統合  フィードバックを整形、AI 分類

     AI を活用したデータ分析 オンプレミス・クラウド データソース OneLake Microsoft Fabric 顧客フィードバック (Amazon S3) 受注情報 / 製品マスタ (Azure Databricks) レイクハウス モデル・レポート データエージェント ミラーDB ミラーリング ショートカット AIによるデータ分析 AIによる可視化支援 仮想化・自動取込 ニアリアルタイム同期 Python (Spark) AIエンリッチメント
  13. Fabric データエージェントによる自然言語による分析と応答  自然言語で OneLake 上のデータにクエリ・分析(T-SQL / DAX / KQL

    を自動生成)  Fabric データ エージェントの作成 (プレビュー) - Learn how to create a Fabric data agent | Microsoft Learn  分析結果をもとに要約・説明・洞察を会話形式で提示  Copilot Studio と連携して、独自の会話型データ分析体験を拡張可能 データへの質問 分析 インサイトの提供 データエージェント
  14. 実際のシナリオで Fabric を理解する  Databricks(受注, 製品マスタ)+ S3(顧客フィードバック)を統合  フィードバックを整形、AI 分類

     AI を活用したデータ分析 オンプレミス・クラウド データソース OneLake Microsoft Fabric 顧客フィードバック (Amazon S3) 受注情報 / 製品マスタ (Azure Databricks) レイクハウス モデル・レポート データエージェント ミラーDB ミラーリング ショートカット AIによるデータ分析 AIによる可視化支援 仮想化・自動取込 ニアリアルタイム同期 Python (Spark) AIエンリッチメント
  15. クリエイター向けエクスペリエンス Copilot in Power BI  クリエイターとコンシューマーの両方に AI によるデータ体験を提供する 

    Copilot for Power BI の概要 - Power BI | Microsoft Learn  クリエイター:AI の支援によるレポート開発と AI が適切に応答するための準備  コンシューマー:データとビジュアルに AI チャットで洞察をプラス コンシューマー向けエクスペリエンス セマンティックモデル・ビジュアル レポートの提案 DAX クエリを記述 AI 用にデータを準備 レポート・トピックの要約 データに基づいて回答 Copilot in Power BI
  16. まとめ  Microsoft Fabric は、 AI が正しいデータと共に動くための All in One

    サービス  全てのデータ統合を実現する OneLake と共に、 全てのユーザーのための AI を活用することで、 One Data, One Team を実現する