Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
メタプログラミングRuby輪読会etc.の紹介/fbc-event-expo-2025
Search
ryufuta
September 06, 2025
Programming
1
34
メタプログラミングRuby 輪読会 etc.の紹介/fbc-event-expo-2025
ryufuta
September 06, 2025
Tweet
Share
More Decks by ryufuta
See All by ryufuta
迷ってたけど行って良かったRubyKaigi/rubykaigi-fbc-event
ryufuta
1
12
Other Decks in Programming
See All in Programming
ボトムアップの生成AI活用を推進する社内AIエージェント開発
aku11i
0
1.5k
TransformerからMCPまで(現代AIを理解するための羅針盤)
mickey_kubo
7
6.1k
What's New in Web AI?
christianliebel
PRO
0
120
開発組織の戦略的な役割と 設計スキル向上の効果
masuda220
PRO
10
2.1k
AIのバカさ加減に怒る前にやっておくこと
blueeventhorizon
0
160
AkarengaLT vol.38
hashimoto_kei
1
140
Researchlyの開発で参考にしたデザイン
adsholoko
0
110
Eloquentを使ってどこまでコードの治安を保てるのか?を新人が考察してみた
itokoh0405
0
3.1k
CSC305 Lecture 14
javiergs
PRO
0
240
The Past, Present, and Future of Enterprise Java
ivargrimstad
0
340
Node-REDのノードの開発・活用事例とコミュニティとの関わり(Node-RED Con Nagoya 2025)
404background
0
120
Temporal Knowledge Graphで作る! 時間変化するナレッジを扱うAI Agentの世界
po3rin
5
1.3k
Featured
See All Featured
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
72
12k
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
4.9k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
127
17k
Imperfection Machines: The Place of Print at Facebook
scottboms
269
13k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
24k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
210
24k
For a Future-Friendly Web
brad_frost
180
10k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
31
9.7k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.9k
Docker and Python
trallard
46
3.6k
KATA
mclloyd
PRO
32
15k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.7k
Transcript
メタプログラミングRuby 輪読会 etc.の紹介 フィヨルドブートキャンプ 定期イベントEXPO 2025 @ryufuta
自己紹介 • リュウ(@ryufuta) • FBC入会2年 • 現在のプラクティス:チーム開発 • 前職:SIerの研究員(コードは書かず、ほぼコンサル) •
趣味:技術書や数学書を読むこと(輪読会も趣味でやってます)
紹介する輪読会 • メタプログラミングRuby輪読会 ← これがメイン • Good Code, Bad Code輪読会
← 共同主催 • Nand2Tetris本輪読会 ← @kitarouさん主催(私はサブ)
はじめに • どれも初心者向きではないです • 現在の参加者はプラクティス終盤の人・実務経験者ばかり • 初心者お断りではないので、1回だけ覗きにくるのでも全然OK • すぐプログラミングに役立つタイプの本ではないかも •
積んでしまうのでそういう本こそ輪読会で読みたいという思いがあり ます • 予習・復習は不要 • 私はしっかり復習・深掘りするタイプですが、取り組み方は参加者そ れぞれなのでご安心ください
メタプログラミングRuby輪読会 • Rubyの「魔術」を紹介する本 • 毎週木曜日15:00~16:00 • 進捗 • 2025/7/10に開始して来週9回目 •
全13章のうち2章の中盤 • 想定読者 • チェリー本はだいたい理解しているというレ ベルでないとついていけないかも。。。 • 後半はRailsを学んでいる前提
メタプログラミングとは? 当初の自分の浅い理解 • コードを記述するコードを記述すること • Railsとかのgemで使われている上級者向けテクニック
メタプログラミングの例 メタプログラミング不使用 メタプログラミング(ActiveRecord)使用 ※コードは書籍から引用
選書理由 • Railsがブラックボックスで辛いのを何とかしたい • メタプロが使われてるらしいのでそこを理解すればわかるかも • メタプログラミングへの憧れ • 巷で「魔術」と呼ばれるものがどんなものなのか知りたい •
『ハッカーと画家』に「メタプログラミングが生産性を上げる」的な ことが書いてあった • その後、「実務でメタプロを使ってはいけない」と学んだ。。。 • 中上級者向けの書籍を読むための準備 • 『Rubyのしくみ』、『研鑽Rubyプログラミング』
序盤まで読んだ感想 • メタプログラミングは意外と身近にあった • 厳密な定義は「言語要素を実行時に操作するコードを記述すること」 • `”hello”.class` (=> `String`) みたいなのもメタプロ
• RubyとRailsを「楽に」理解できるようになりそう • 「メタプログラミングを学習すると、いくつかの簡単なルールでRuby の複雑な動作が実現されていることがわかる」的なことが書いてある • 本の語り口は易しいので読みやすい
これからのご参加も歓迎 • まだ序盤なので追いつけます • RubyやRailsを学んだけどわかった気になれない人、仕組みから 学びたい人におすすめ(たぶん) • Ruby Gold試験対策にもなります
Good Code, Bad Code輪読会 • 『リーダブルコード』の現代版・発展版 といった感じの本 • 毎週日曜日9:00~10:30 •
進捗 • 2024/11/17に開始して明日34回目 • 全11章のうち8章の序盤 • 想定読者 • オブジェクト指向プログラミングのプラクテ ィスを修了した人なら何とかついていけるか • 静的型付け言語を全く知らないと難しいかも
進め方 • FBC内の一般的な輪読会と同じ • 毎回進行役を決める • 参加者が分担して音読する • 疑問点・意見があれば共有する •
コード例が静的型付け言語なので適宜Rubyに翻訳しながら読む のが特徴的
輪読会の雰囲気・参加メリット • 会の終了後に30分~1時間雑談することが多いです • 本の内容はハードでも、雰囲気はゆるい? • 休日に早起きして勉強できます
Nand2Tetris本輪読会 • コンピュータをシミュレータ上で一から 作って理解しようという本 • 毎週土曜日8:00~9:00 • 進捗 • 2025/3/22に開始して来週13回目
• 全13章のうち2章の終盤 • 想定読者 • プログラミング経験は少しあれば十分 • 『プログラマの数学』レベルの数学(特に 論理学)を理解していないと難しいかも
• 実装パートはモブプ ロ形式でワイワイ進 めています • コンピュータが0と1 の計算だけで動いて いることを実感でき て楽しいです •
ひとりで読むにはと ても難しい本なので 助かってます
ご清聴ありがとうございました