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低コストかつ継続可能:Technical Writing Meetupの運営裏側

低コストかつ継続可能:Technical Writing Meetupの運営裏側

オンラインイベントの運営は容易になりつつありますが、その低コスト化と継続可能性は未だ課題でしょう。Technical Writing Meetupはこれを実現し、初回開催からすでに25回も継続して開催してきました。このセッションでは、StreamYardを使った低コストでのオンラインイベント配信とその運営の具体的な手法を紹介します。
さらに、私が執筆中の StreamYard Perfect Guidebook から、ライブストリーミングの有益なヒントやテクニックを披露します。これらの情報を活用することで、あなたも質の高いオンラインイベントを低コストで、そして継続して運営するノウハウを身につけることができるでしょう。

佐藤 祥子 / (satoshoco )/ LINE株式会社 Developer Successチーム
https://twitter.com/satoshoco

※この資料は以下イベントで発表した内容です。
https://line.connpass.com/event/285192/

Shoko Sato

June 09, 2023
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Transcript

  1. • 1. Introduction • 2. Technical Writing Meetupの成功要因 ◦ 2.1.

    継続可能な運営戦略 ◦ 2.2. StreamYardの導入 • 3. StreamYardの活用: 効果的なイベント配信のためのストラテジー ◦ 3.1. ライブストリーミングのヒントとテクニック • 4. 実践事例: Technical Writing Meetupの場合 ◦ 4.1. 実際の運営と結果 • 5. Conclusion Agenda 2
  2. 自己紹介 4 ベンチャー企業のフロントエンドエンジニア、マーケティングマネー ジャーを経て、2019年9月よりLINEのDeveloper Successチーム にてエンジニア組織のTech Branding, Trainingや技術カンファレ ンスの運営を担当。 イベントやブログ、動画などを中心に社内外の技術コミュニティの

    盛り上げや機会づくりなど各組織のサポートに従事する。また Google Developer Group TokyoとWTM Tokyoのオーガナイザー として、様々な技術コミュニティに参画。 個人でもiOS/Androidアプ リ開発に挑戦中。 趣味はゲームとギターとバイクと料理とヨガ。 佐藤 祥子 LINE /Developer Successチーム @satoshoco
  3. 2021.03 2021.04 2021.05 2021.06 2021.07 2021.08 2021.09 2021.10 2022.01 2022.02

    2022.03 2022.04 2022.05 2022.07 2022.08 2022.09 2022.10 2022.12 2022.12 2023.01 2023.02 2023.03 2023.04 2023.05 2023.06 Technical Writing Meetup 7 https://youtube.com/playlist?list=PL80ip6bOwQsIfO757li02S42XDdWdnmED これまでの開催回数
  4. When 月1 第2木曜日 Start 19時 Close 20時半 Where オンライン ツール

    Who 運営 発表者(内) 発表者(外) 参加者 What 「分かりやすくつたえる」ための知見を共有 Why 採用 要件を洗い出す イベント構成 11 How 役割分担 認知 貢献 タスク 集客・PR セッション構成
  5. When 月1 第2木曜日 Start 19時 Close 20時半 Where オンライン ツール

    Who 運営:堀越 運営:佐藤 社内登壇者 外部ゲスト What 「分かりやすくつたえる」ための知見を共有 Why 採用 要件を洗い出す イベント構成 16 How 役割分担 認知 貢献 アクション詳細 集客・PR セッション構成
  6. 配信ツールの比較 18 配信プラットフォー ム 登壇方式 ツール コミュニケー ション 採用説明会 社内向け勉強会

    Developer Meetup Zoom Webinar 会場登壇 オンライン登壇 Webinar chat Zoom Zoom Zoom Zoom Webinar YouTube Live Zoom Webinar オンライン登壇 会場登壇 オンライン登壇 会場登壇 オンライン登壇 Webinar chat Webinar chat Twitter YouTube Live chat Twitter Zoom + OBS StreamYard
  7. 24 タイムテーブルと香盤表のフォーマット化 ライブストリーミングのヒントとテクニック 時間/項目 配信画面 レイアウト 出演者 待機者 その他 18:30-18:50

    リハーサル ー ー ー ー 18:50-19:00 幕間① レイアウト① 堀越 (スライド裏待機) 登壇者A 登壇者B ※配信スタート ※BGM 19:00-19:05 オープニング レイアウト① 堀越 登壇者A 登壇者B ※自己紹介のタイミン グだけ登場 切り替え スイッチ レイアウト② 堀越 登壇者A 登壇者B ※登壇者A 画面共有準備 19:05-19:35 プレゼン① レイアウト① 登壇者A 堀越 登壇者B 切り替え スイッチ レイアウト② 堀越 登壇者A 登壇者B ※登壇者Bは感想を聞 く為に司会が呼ぶ
  8. 25 事前リハーサルの最適化 ライブストリーミングのヒントとテクニック 確認ポイント • 登壇者環境 ◦ カメラ ◦ 背景

    ◦ マイク ◦ ネットワーク • StreamYard ◦ 画面共有 ◦ バックステージ ◦ 配信画面 ◦ チャットとコメント ◦ スイッチング • 当日の進行の確認
  9. 開始30分前: カメラ、マイク ネットワーク、進行確認 29 OBS+ZoomとStreamYardのコスト比較 StreamYard OBS+Zoom 事前準備 リハ 当日準備

    当日オペ レイアウト、シーン作成 ミキサー、Zoom接続確認 音声、スイッチング確認 カメラ、マイク、ネットワーク、進行確認 ミキサー、Zoom接続確認 音声、スイッチング確認 カメラ、マイク、ネットワーク、進行確認 シーンの切り替え、スイッチング YouTube Live投稿 質疑応答確認 配信ネットワーク、OBS安定確認 開始1時間前: カメラ、マイク ネットワーク、進行確認 レイアウト切り替え YouTube Live投稿 質疑応答確認 実践事例 4h 2h 0.5h 100% 30% -70% -1.5h ※所要時間とコストパーセンテージは佐藤の主観です 0.5h -3.5h
  10. • イベントの構成、スケジュール・タスク、役割を決める • 目的を明確に定義する • 企画とオペレーションを分ける • 低コスト≠ 雑, 低コスト=

    最適化 • 誰でも同じことができる状態(フォーマット化)にする • 目的に合わせたツールの選択をする • オンラインのみの場合はStreamYardが最適 • 健康第一! 低コスト&継続可能な運営のまとめ 31