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「図面」から「法則」へ 〜メタ視点で読み解く現代のソフトウェアアーキテクチャ〜

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「図面」から「法則」へ 〜メタ視点で読み解く現代のソフトウェアアーキテクチャ〜

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Satoshi Kobayashi

December 17, 2025
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  1. ⾃⼰紹介 ⼩林 達(Satoshi Kobayashi) 2 略歴 ディーバ (2004 〜 2014)

    連結会計製品の導⼊‧開発 ビズリーチ (2014 〜 2024) HRMOS採⽤‧評価の⽴ち上げ(開発部⻑) ログラス (2024 〜) リアーキテクチャ、共通基盤(EM) 使うモデル Composer 1 、Opus 4.5、Gemini 3.0 Pro 趣味 娘とキャンプ、カメラ、⽇本酒
  2. 22 これからのアーキテクチャに求められる 3 つの性質 可観測性(Observability):システムの振る舞いを透視する • 静的な図⾯が正しくても、動いているシステムがどう 振る舞っているかが⾒えなければ、変化に対応できな い。 •

    従来の「死活監視」が"⽣きているが"を知るものに対 し、可観測性は“なぜ”そう振る舞うかを理解する能 ⼒。 • ログ、メトリクス、分散トレーシングをアーキテク チャの第⼀級市⺠として組み込むことで、変化への反 応速度を決定づける「⽬」を⼿に⼊れる
  3. 27 「メタ‧アーキテクチャ」という視点への昇華 「形」ではなく「流れ」をデザインする Design the "flow", not the "form" 静⽌画としての「ストラクチャ」に美しさは求められていない。

    重要なのは、動画として⾒たときの「ルール(振る舞い)」の滑らかさ。 アーキテクティングは、チームの中に⾶び込み⽇々の開発の「流れ」そのものを整えることへ
  4. 29 本⽇のまとめ • 「変化し続ける」あらたな「常態」をどう捉えるか • 時代背景:不変から流動への不可逆なシフト ‐ オンプレミス時代:「予測可能性」 ‐ クラウド時代:「可処分性」

    ‐ ⽣成 AI 時代:「⾮連続な再構築」 • 「アーキテクチャ = ストラクチャ + ルール」で再定義 • 「メタ‧アーキテクチャ」という視点への昇華 ‐ 1. Sense: 可観測性(Observability) ‐ 2. Judge: 健全性(Fitness Functions) ‐ 3. Act: 可処分性(Disposability) • 「形」よりも「流れ」をデザインする
  5. 30