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1. 東南アジア統括候補者向け 事業概要・募集要項資料
2. 2 サマリー • 当社は「日本の農業で世界を驚かす」というミッションの下、日本の農産業 が有する高品質なモノ・知財を活用し世界展開を行うベンチャー企業です。 • さらなる事業拡大に向けて、2020年6-8月を目途にシリーズBでの資金調達 を計画しております。 • 上記資金調達タイミングをめどに、事業面での連続的・非連続的な成長、お よび事業成長に耐えうる組織基盤づくりを行う「マネジメント人材(役員候 補)」人材の採用を計画しております。 • 現状オープンとなっているシニアマネジメントポジションは下記の通りです。 • 東南アジア事業統括(P22):「東南アジア事業の売上非連続成長けん引に よる全社利益最大化」をミッションとする統括ポジション
3. 3 | 株式会社日本農業のご紹介 ミッション 日本の農業で世界を驚かす 事業内容 ①農産物の輸出 ②品種知財のライセンス 設立日 2016年11月28日 資本金等 4億4500万円 出資企業 オイシックス、デンソー 従業員数 30名 基本情報 戦略 生産から販売の一気通貫で の垂直統合型りんご輸出 海外への品種・栽培 知財ライセンス事業
4. 4 | 共同創業者 COO 永田 玲士 慶應大学法学部卒。在学中 にブリティッシュコロンビ ア大学に留学。卒業後、野 村證券投資銀行部門 で M&A案件に携わる。 共同創業者 CEO 内藤 祥平 高校時代に自転車で日本を 縦断し、農業に魅了される。 後、イリノイ大学農学部に 留学。鹿児島やブラジルの 農場でもインターン。卒業 後、マッキンゼーにて農業 セクターメンバーとして活 動。2016年に当社設立 日本農業経営陣 社外取締役 松本浩平 現オイシックス・ラ・大地取締役。新規事 業開発、事業資本提携、ベンチャー投資、 M&A等に従事してきた。 社外取締役 守屋実 現守屋実事務所代表。 新規事業創出の専門家として数々のベン チャーに自ら投資を実行し役員に就任す るスタイルでアドバイスを提供。ラクス ル等起業。 マーケティングアドバイザー・ リード 松田拓 現㈱マーケティングデザイン事務所代表。 M3、UCC等数々の企業にサービスを提供。 近年ではカルビーグラノラ事業（フルグ ラ）が最も成功した案件の一つ。 社外監査役 小田真一朗 1998年4月、日本興業銀行入行。2003年 にマッキンゼーに入社し、農業案件を中 心にアソシエイトパートナーなどを歴任。 ロンドンビジネススクールMBA。
5. 5 事業概要
6. 6 「日本の農業で、世界を驚かす」
7. 7 日本の農産業の課題1: ゼロサムゲーム 急速な人口減少 自由貿易・国際競争の波 2019年： 日本人口 1億2686万人 2100年： 7496万人 1961 1966 1971 1976 1981 1986 1991 1996 2001 2006 2011 2016 1961年： 農産物輸入総額 2,200億円 2016年： 5.7兆円
8. 8 日本の農産業の課題2：知財流出 日本の品種の海外への流出、無断栽培 レッドパール 章姫 とちおとめ 紅ほっぺ… シャイン マスカット… 韓国や 中国で 品種改良 アジアへ 輸出
9. 9 我々の事業 ゼロサムゲーム 日本の農産業の課題 知財流出 我々の事業 ①農産物輸出事業 ②知財ライセンス事業
10. 10 ①農産物輸出事業： バリューチェーン一気通貫の輸出用流通をまずはりんごで構築 栽培 （仕入れ） 選果 輸出・販売 • 輸出用高密植自社園地 自社で園地を保有、輸出用小玉 リンゴの生産に特化 • 契約栽培 農家に輸出用小玉リンゴ生産方法を伝授し輸 出用リンゴを農家から直接受注し、自社栽培 では足りない分を確保 • 輸出用選果 輸出に特化した設備を運営し、海外顧客の 注文に柔軟に対応できる体勢を構築 • 輸出・販売 各国に駐在員を派遣し、小売店に営業（タイ 語・インドネシア語・中国語のネイティブ） • ブランディング 自社ブランドESSENCEを立ち上げ、タイ・イ ンドネシアで日本産リンゴ輸出ナンバーワン
11. 11 0% 20% 40% 60% 80% 100% Taiwan Hong Kong Thailand Indonesia India China リンゴのみの市場規模：アジア6カ国で2.5兆円超 US 87 Chile 71 JP 62 NZ 37 China 62 US 48 JP 24 China 141 NZ 32 China 232 Total Consumption (2017) $180m NZ 23 リンゴ輸入市場国別シェア ($m, 2017) 現在狙っている市場 市場環境：日本産果樹に対す る需要が既に存在している 市場環境：日本産果樹がまだ 少ない。リンゴ自体あまり食 されていない 戦略：輸入業者への営業を行 い、着実に売上を伸ばす 戦略：新規市場開拓先として、 マーケティングに積極投資消 費者教育を実行することによ り市場を拡大 US 49 NZ 14 自国産 2,860 自国産 20,818 $270m $200m $300m $3.2bn $20.9bn 市場環境：日本産リンゴはま だ輸入不可だが、もう時期開 く想定 US 15 (JP: 2) (JP: 0.3) (JP: -) (JP: -)
12. 12 | 実績： 創業二年間で「りんご×アジア輸出」で成果 タイ インドネシア No. 1 92% 45% フィリピン 34％ No. 1 No. 1 香港 15％ No. 3
13. 13 ②知財ライセンス事業: 優れた品種知財とブランド アセットをもとに、ロイヤリティビジネスを築く 国内品種 育成農家 海外農家 消費者 モノ 品種知財を国際協定で保護 海外の信頼できる農家にライセンシング ESSENCEブランド下で販売 Step 1 Step 2 Step 3 知財権者にロイヤルティ Step 4
14. 14 | 品種 開発年度 海外での 年間生産金額 ロイヤルティ収入の 機会損失の金額 フジりんご 1947 4.8兆円 3300億円 巨峰 1937 4.5兆円 3100億円 シャインマスカット 1988 1.6兆円 1100億円 デコポン 1972 8500億円 600億円 紅はるか 2010 5100億円 360億円 紅ほっぺ 1994 1700億円 100億円 注記：年間生産額は、巨峰・フジリンゴ以外はグローバルぶどう・いちご・オレンジ生産額に対して日本における該当品種がそれぞ れに占める割合を掛け合わせて試算。逸失額は生産額の7％程度をロイヤルティ収入として得られると仮定し試算。 出所：FAOSTAT、東京都 中央卸売市場日報市場統計情報(月報)、くだものナビ、農林水産省 品種の流出による機会損失は年間数千億円に上る
15. 15 | Next Step 1: りんご圧倒的日本一 ▪高密植栽培事業の拡大 ▪選果場を買収し日本一のりんご屋に ▪東南アジアで自社棚を大幅に拡大 ▪ブランディングの強化
16. 16 | Next Step 2: Go China/India 進出済み 次の市場
17. 17 | Next Step 3: 他品目展開 （輸出&現地生産）
18. 18 参考）Zespri：輸出・ライセンス事業のサクセスケース 日本の農産業もグローバルで戦い、Zespriのような成功を複数品目で確立する 余地がある 売上・純利益率の推移： キウイ1本で売上2000億円 （億円） 1,057 1,354 1,689 1,805 2,262 2.4% 1.9% 3.1% 4.1% 5.7% 2015 2016 2017 2018 2019 売上高 純利益率 Freight 7% Duty and Customs 4% Fruit 68% Margin 22% Zespriの限界利益（2019年）： 垂直統合により22%の商売を達成 Insurance 0.2% Fruits 93% License 7% Other 0% Fruits 17% License 81% Other 2% 売上・利益構成（2019年）： 売上の大半は輸出だが、利益はライセンス
19. 19 組織体制・ シニアマネジメントポジション募集要項
20. 20 農作物輸出事業・知財ライセンス事業を「グローバル」 で展開、急成長をさせていきたい 輸出事業 知財ライセンス事業 香港/台湾 タイ 東南アジア/ インド 中国 その他地域 -- -- ※将来展開予定 -- ※規制緩和後展開予定 --
21. 21 最重要戦略市場であるタイを中心とした東南アジア事業を けん引するマネジメント人材を募集している 東南アジア統括 国内/ 東アジア統括 中国統括 経営企画/ アドミニ部門 CEO 香港 台湾 事業 タイ 事業 SEA 事業 リン ゴ 事業 多品 目 事業 マーケ 統括 知財 統括 4 5 1 3 2 東南 アジア 統括 1 中国 統括 2 国内 統括 3 マーケ 統括 4 知 財 統 括 5 東南アジア事業の売上非 連続成長けん引による全 社利益最大化 中国知財・海外生産事業 の立上とスケール化によ る利益最大化 商品・輸出OpsのQCD磨き 込み・非連続的改善によ る利益最大化 各シニアマネジメントのミッション 各国展開商品への消費者 需要創出による利益最大化 各国海外生産商 品のQCD磨き込 み・非連続的改 善、知財Bizモデ ルの洗練による 利益最大化 組織体制
22. 22 東南アジア統括ポジション募集内容 1 ミッション 役割 人材 要件 想定待遇 ▪ 東南アジア事業の売上非連続成長けん引による全社利益最大化 ▪ 各国事業リーダー、国内統括、マーケ統括等と協働し下記を推進 – タイを中心とした各国での成長戦略の立案とその執行管理 – タイ新規販売チャネル開拓/立上戦略全体の立案執行管理 – タイ国内サプライチェーン/オペレーション戦略の立案、執行管理 – 戦略実行を実現する組織体制・カルチャーの検討とその実行、等 ▪ 海外×リアルな「モノ」でのBtoCビジネスけん引経験(メーカー、小 売、飲食、商社での海外ビジネス) ▪ P/L, KPI, OKR等を用いてチームを効果的にマネジメント（10名以上） し、非連続な事業成長をけん引した経験 ▪ 売上高ベースで十億円以上規模の事業/ビジネスをマネージした経験 ▪ 一次産業/食品という領域にパッションを持つことができること ▪ 数十人/数百人規模のベンチャー企業における勤務経験 ▪ 英語ビジネスレベル ▪ 年収600～1000万円+ストックオプション 必須 要件 歓迎 要件
23. 23 Appendix) チーム紹介
24. 24 台湾・香港チーム：敏腕セールスの柴田により、顧客 と強固な信頼関係を構築し継続的なビジネスを獲得 柴田卓洋 アジアセールスヘッド 日・英・中・尼 ▪ 香港・台湾・東南アジアへの営 業チームを統括 ▪ 以前、イシン株式会社にて対経 営者営業に従事。その後、起業 し個人経営で外国人向けのコン サルティング業務を提供 ▪ 高校時代ニュージーランドへ留 学。上智大学卒業。在学中、中 国の清華大学へ留学 周無央 アジアチーム 日・英・中 ▪ 営業チームの一員として活動。 海外農業チームと兼務 ▪ 以前、三井物産にて勤務。 ▪ 慶應義塾大学卒業。在学中に カリフォルニアに留学 重松幸希 アジアチーム 日・英 ▪ 営業チームの一員として活動。 多品目チームと兼業 ▪ 以前、東京海上日動火災保険 にて勤務 ▪ 慶應義塾大学法学部卒業。在 学中にカリフォルニア大学に 留学
25. 25 タイチーム：重要市場として、日本から3名、現地採 用2名体制で執行。20年中にタイ法人の設立を目指す 韋 晟 タイセールスヘッド 日・英・中 ▪ 以前、外資系コンサルティング会社 マッキンゼーにて勤務。2018年に参画 ▪ 中国生まれ、日本育ち。東京大学法学 部卒業 内田叡良 タイチーム 日・英・泰 ▪ 以前川崎汽船にて勤務。 2018年に弊社入社 ▪ 国際基督大学卒業 荻野まりな タイチーム 日・英・泰 ▪ 2019年、弊社に新卒入 社 ▪ 在学中、タイのチュラロ ンコン大学留学 Poonnapha (Gap) Aramraattanachai タイチーム 日・英・泰 ▪ 以前、広島銀行のバンコク 支店にてアシスタントとし て勤務 ▪ 立命館アジアパシフィック 大学卒業 Pannarasri (Tang) Saengjakara タイチーム 英・泰 ▪ 以前、タイの大手最大手スー パーマーケットのTescoにて輸入 フルーツの技術者として勤務 ▪ タイのチエンマイ大学食品科学 技術学部卒業。その後英国の バーミンガム大学で国際マーケ ティングの修士を取得
26. 26 東南アジアチーム：言語・文化へ深い理解を持つメン バーが集結。国の開拓に合わせ、チーム強化予定 柴田卓洋 アジアセールスヘッド 日・英・中・尼 ▪ 香港・台湾・東南アジアへの営 業チームを統括 ▪ 以前、イシン株式会社にて対経 営者営業に従事。その後、起業 し個人経営で外国人向けのコン サルティング業務を提供。2018 年にアジアセールスチームヘッ ドとして弊社入社 ▪ 高校時代ニュージーランドへ留 学。上智大学卒業。在学中、中 国の清華大学へ留学 江原早紀 インドネシアチーム 日・英・尼 ▪ インドネシアセールスをリード ▪ 2019年、新卒で弊社入社 ▪ 名古屋大学卒業。在学中、イン ドネシアのボゴール農科大学に 留学 多々良大吾 東南アジアチーム 日・英 ▪ タイ、インドネシア以外の東南 アジアの地域におけるセールス をリード。現在はフィリピンに 駐在 ▪ 以前、三菱食品にて輸入品の法 人営業に従事。2019年弊社入社 ▪ 静岡県立大学食品栄養科学部卒 業。在学中ワシントン大学留学
27. 27 マーケティングを重要なDriverとして、マーケティング アドバイザーとして経験豊富な松田拓が参画し、チーム を強化 ㈱ 松田拓マーケティングデザイン事務所 代表取締役 (2014-) 公立会津大学短期大学部 科学報情業産 「広告戦略論」非常勤講師 (2015-) 私立高崎商科大学短期大学部 現代ビジネス学科 「広告と戦略」非常勤講師 (2018-) 国立福島工業高等専門学校 ビジネスコミュニケーション学専攻 「広告メディア論」非常勤講師 (2018-) 業務委託契約 ㈱M3カンパニー 執行役員 エグゼクティブマーケティングストラテジスト (2014-) カルビー㈱ フルグラ事業本部 PRマネージャー (2017-) ㈱大広 上海 シニアストラテジックプランナー (2019-) チョコレートから スポーツカーまで チームメンバー 松本康平 • 慶應義塾大学商学部卒業 • 在学中、カリフォルニア大学に留学 • 卒業後、英HSBCのM&A部門にて勤務 佐々木絵莉 • 幼少期は欧州各地で過ごす • 東京大学法学部卒業 • 卒業後、米マッキンゼー日本支社に て勤務。消費財メーカーのマーケ ティング戦略などを担当
28. 28 青森チーム：リンゴへ熱い思いを持つメンバーが集結 青森リーダー 河合 秋人 日・英 慶應大学卒業、在学中 にカリフォルニアに留 学。卒業後、スローガ ンにて営業を担当後 リンゴ屋リーダー 戸所健一 日・英 慶應大学経済学部卒。在 学中にクイーンズ大学商 学部に留学。 大学在学中 に、ブラジル、アルゼン チンの農家での従事経験 あり。卒業後は住友商事 にて、鉱山投資事業部門 に勤務。その後弊社入社 国内農業リーダー 岸田賢 日・英 兵庫県生まれ、慶応大学商 学部卒。在学中にAmerican Univerisityにて一年間留学。 卒業後はテモナ株式会社に て新規事業立ち上げを担当。 その後、株式会社Pastryを 経て、2018年3月日本農業 に参加 リンゴ屋チーム 野呂拓之 弘前市出身。以前は株式会社奥富 士やまさひろ林檎園にて勤務。 2019年に弊社入社 リンゴ屋・国内農業チーム 藤本卓也 神戸大学農学部卒。 以前クラギにて勤務 国内農業チーム 有馬和輝 弘前出身、弘前大学卒。リンゴの将 来を愁いて、在学中アメリカ大規模 農業法人でインターン。新卒で当社 入社
29. 29 海外農業チーム：今後の成長の柱とし、チームを拡 大・強化中 飯塚崇矩 海外農業チームリーダー 日・英 ▪ 以前、豪州大使館に出向 ▪ 以前、環境省にて複数の法令改正、国会 対応に携わった後、弊社入社 ▪ 慶應義塾大学法学部卒業。在学中、マギ ル大学に留学 周無央 中国リーダー 日・英・中 ▪ 以前、三井物産にて勤務。 2018年に弊社参画 ▪ 慶應義塾大学卒業。在学中に カリフォルニアに留学 畠中駿輔 タイ担当 日・英 ▪ 以前、北洋銀行にて法人営 業を担当。2019年に弊社入 社 ▪ 慶應義塾大学経済学部卒業。 在学中、アフリカを自転車 で単独縦断、6500㎞を走 破 甲斐雄一郎 タイ担当 日・英・クメール語 ▪ 以前、アクセンチュアに て技術コンサルタント、 興和にて海外事業部・ア グリ営業部にて勤務。 2019年弊社入社 ▪ マンチェスター大学院農 村開発学修士号取得 南野真広 中国担当 日・英・独・中 ▪ 以前、PwCにてカントリー リスクコンサルタントとし て勤務。2019年に弊社入社 ▪ 神戸外国語大学卒業 内藤正平 CEO兼海外農業チームサブリーダー 日・英・中 ▪ 知財ビジネスを今後の重要な成長の柱と して、海外農業チームのサブリーダーと してCEO自らが参画