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よりリアルなトラフィックシミュレーションを求めて_ShowNet2021 studio 202...

よりリアルなトラフィックシミュレーションを求めて_ShowNet2021 studio 20210414

ShowNet

July 01, 2021
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  1. ShowNet2020で目指したこと Tester • リアルなユーザートラフィックの生成 • シングル/マルチプロトコルにおける負荷の違い • DHCPやDNSのプロセスを考慮 • HTTPSを用いた試験を積極的に取り入れる

    • テストプロセスの効率化 • 限られた時間の中で効果的な試験を実施 • シナリオ作成/テスト実行/レポート表示 • バーチャルテスターの活用 • 物理的な制限にとらわれない試験環境の構築
  2. ShowNet2021で目指すこと Tester • ShowNet2020での取り組みを継承しつつ • リアルなユーザートラフィックの生成 • シングル/マルチプロトコルにおける負荷の違い • DHCPやDNSのプロセスを考慮

    • HTTPSを用いた試験を積極的に取り入れる • Breach and Attack Simulation(BAS)の活用 • テストプロセスの効率化 • 限られた時間の中で効果的な試験を実施 • シナリオ作成/テスト実行/レポート表示 • REST APIなどを用いた外部連携 • バーチャルテスターの活用 • 物理的な制限にとらわれない試験環境の構築 NEW ! NEW !
  3. テスターの役割と課題 Tester • ShowNetの安定稼働 • L2-L3試験(ステートレス試験) • L4-L7試験(ステートフル試験) • セキュリティ試験

    • ShowNetの物理/時間的な制約 • 約20本のラックをまたぐネットワーク規模 • いかに効率良くテスタポート(テスター/接続先)を利用するか • ネットワーク規模に対して試験時間が少ない • いかに効率良くトラフィックを生成するか • いかに効率よく結果と改善を導き出すか
  4. L2-L3試験 Tester • L2-L3試験 • バックボーンを中心としたパフォーマンス測定 (主に400/100GEの区間) • スイッチング/ルーティングに問題がないか •

    物理インターフェイスに見合うスピードが出ているか • 固定長/可変長フレームによる試験 コントリビューター 提供機器 アンリツ MT1040A データコントロルズ NuDOG 東陽テクニカ TestCenter キーサイト・テクノロジー Novus
  5. L2-L3試験 Tester • 試験スペック トラフィック定義 • ステートレス(UDP) • 双方向トラフィック •

    フレームサイズ: IMIX(78B : 120B : 576B : 1500B / 2 : 3 : 1 :3) + Jumbo Frame(8000B : 1) • 物理速度に対して90%以上の送信レート
  6. L4-L7試験 Tester • L4-L7試験 • エッジからバックボーンまでのパフォーマンス測定 (主にセキュリティファンクションを含む区間) • 全体設定に問題がないか •

    ボトルネックが生じていないか • ランダムサイズのファイルを使用したHTTP/HTTPS試験 • NetSecOPEN Traffic MIXの活用 コントリビューター 提供機器 東陽テクニカ CF20 キーサイト・テクノロジー PerfectStorm
  7. Traffic MIX • RFC2544 Benchmarking Methodology for Network Interconnect Devices,

    March 1999 • RFC3511 Benchmarking Methodology for Firewall Performance, April 2003 • NetSecOPEN • HTTPS : 70% / HTTP : 30% • 証明書(400)/ FQDN(1,000)/ コンテンツ(10,000以上) • draft-ietf-bmwg-ngfw-performance-06 Benchmarking Methodology for Network Security Device Performance, February 2021
  8. シナリオイメージ L4-L7試験 Tester ShowNet DNS HTTP/HTTPS Server HTTP/HTTPS Server 1.

    実際のウェブアクセス同様に名前解決 2. HTTP : HTTPS = 7 : 3 のユーザートラフィックを生成 ① ②
  9. セキュリティ試験(機能) Tester • 運用前のセキュリティ試験 • セキュリティファンクションの機能試験 • セキュリティ装置が想定通りの動きをしているか(Breach & Attack

    Simulation) • マルウェア/エクスプロイトが検出/遮断できているか • バックグランド負荷の違いによる動作確認 • 背景負荷入りのエクスプロイトとマルウェアの検出率 コントリビューター 提供機器 東陽テクニカ CF20 キーサイト・テクノロジー XGS2-HSL
  10. セキュリティ試験(BAS) Tester • 運用時のセキュリティ試験 • Breach and Attack Simulation(BAS)の活用 •

    セキュリティ装置が想定通りの動作をしているか • どのようなセキュリティリスクが考えられるか NEW ! コントリビューター 提供機器 NTTアドバンステクノロジ Cymulate キーサイト・テクノロジー Threat Simulator
  11. セキュリティ試験(BAS) Tester Breach & Attack Simulationによる攻撃者疑似 Agent in Windows10 Agent

    in Linux Attack Simulator in Cloud Service Agent in Windows10 Exploit Installation Command & Control 攻撃の流れ(キルチェーン)を再現 エンドポイントセキュリティのチェック ファイアウォールのポリシーチェック URL Filtering
  12. クラウド試験(トライアル) Tester • クラウド試験 • ShowNetからクラウド間のパフォーマンス測定 • クラウド接続が安定して提供できているか • レイテンシー/ジッター測定(L2-L3)

    • コネクション接続時間(L4-L7) NEW ! コントリビューター 提供機器 東陽テクニカ Cyberflood Virtual キーサイト・テクノロジー CyPerf
  13. テストシナリオの自動生成 Tester • ユーザー環境に合わせたテストシナリオ • L2-L3試験:IMIX • L4-L7試験:DNS/HTTPS/HTTP/Application Mix •

    セキュリティ試験:キルチェーンシナリオ/背景トラフィック コントリビューター 提供機器 キーサイト・テクノロジー TrafficREWIND
  14. テストシナリオの自動生成 Tester ShowNetの実トラフィックを分析し、 テスターの設定としてエクスポート ShowNet 2021 3 3 3 NetFlow

    Analyzer .sec Vision X Vision ONE Traffic REWIND .tester 1. ShowNetのトラフィックを収集 DPI Enable 2. NetFlowを生成 3. テストシナリオを生成 BreakingPoint 4. テストシナリオを読み込み 5. テストトラフィックの再現