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AI駆動開発がもたらす革新と実践 / Innovation and Practice Bro...

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July 18, 2025
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AI駆動開発がもたらす革新と実践 / Innovation and Practice Brought by AI-Driven Development

こちらの登壇資料です。

AI駆動開発、実際どうなの?〜期待と現実、導入前に知っておきたいこと〜

https://classmethod.jp/seminar/250718-aidd-webinar/

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July 18, 2025
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Transcript

  1. ⽣成AIエコシステムの急速、⾮連続な進化はつづく 11 多くのテック企業が生成 AIに投資をしており、毎月のようにト レンドのツールが変化。 (コスト, 生産性の観点) 3年でAIモデル はより賢く、 ⾃律的に...

    Anthropic/Google(モデルプロバイダー )からAIエージェントが発表された例 https://windsurf.com/blog/windsurfs-next-stage 企業間の連携や買収など、この先競争が激化する過程で 様々な種類の変化が起こり得る。 WindsurfのCEO含む主要メンバーが Googleへ移籍
  2. AIコーディングエージェントの多様化、⾼機能化 12 AIコーディングエージェントには同じカテゴリでも癖 や特性があり、個人で好みは変わる。 汎⽤ 特化 アシスタント ⾃律型 CLI, 定額

    VSCode fork Devin Cline v0 Lovable CodeRabbit Amazon Q Kiro Windsurf Cursor Copilot AWSに強い CLI 4象限で昔は表現がある程度できていたが、 去年からあるツールは高機能化が進んでいる。 コンセプトの強いサービス出てきた。 仕様ドリブン開発 UI特化 PRレビュー特化 browser use アシスタントと書いてある領域でもアシスタントは 人間の方で、メインで書くのはエージェント側な ケースが増えています。 ⾼い⾃律性
  3. コンテキストエンジニアリング 13 コンテキストは、AIモデルが一度に理解・処理できる情報の 範囲や記憶容量。Claude 20万、Gemini 100万トークン。 ※1 学習データが豊富は汎用的な機能は Zero Shotでも自走し

    て機能を作ってくれる。反面、独自性のあるドメインロジック の実装は、適切なコンテキストを与える必要がある。その中 に収まるようにやりとりをする必要がある。 ClaudeCodeにはsubagentという仕組みが備わっており、親 agentのコンテキスト圧迫しないような仕組みが搭載されて いる。これは利用者もコントロール出来る仕様にもなってい る。 https://rlancemartin.github.io/2025/06/23/context_engineering/ ※1 モデルごとに中身をどの程度反復し解釈するか差異があるのでカタログスペック = 性能というわけではない。
  4. 勿論実装以外の活⽤も無限にある 14 ・要件定義  DeepReserchを使った競合調査、分析 ・タスク管理  タスク登録作業なども MCP連携し、自然言語ベースで起票 (ツールを作らなくて良い ) ・ドキュメンテーション

     レガシーシステムなどもコードからドキュメントを生成可能 ・テスト  テストデータの作成、画像や動画なども短時間で生成可能。網羅的なテストケースの生成など ・簡易なデータ分析 ・運用/保守 etc…
  5. UI実装 17 UI作成でモデルのマルチモーダル機能だけでなく、 Figmaの情報を利用することで精度を上げる 画像の解釈能⼒⾼い! が、画像のみだと解釈され ないデータもある😥 ⾊情報など開発に必要な 情報も返却可 MCPでUI⽣成

    画像でUI⽣成 Figmaデータ 7b68eeで微妙に違う ※ 画像でもFigma MCPでも思っ た⽣成ができないケースは多く、 別途コンテキスト情報を与えるな どプラクティスが必要。 (現在はDev mode MCPが良いと 思います)
  6. Text to SQLで簡易分析 19 前項とほぼ同じ。 ・非エンジニア職でも自然言語で DB問い合わせ可能 ・エンジニア職でも簡単なクエリは AIのミスも少なく、 SQLを書かずに確認可能なので効率が良い。

    ClaudeのDesktop Extensions (DXT)でMCPツールチェ インの配布が簡単になった。 またデータベースから取得したデータコンテキストにもつ ため以下に繋げれる。 ・日報やレポートの作成 ・グラフ、散布図など簡易な可視化