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Hatena Engineer Seminar #23「新卒研修で気軽に『ありがとう』を伝え合える Slack アプリを開発した話」

SlashNephy
January 25, 2023

Hatena Engineer Seminar #23「新卒研修で気軽に『ありがとう』を伝え合える Slack アプリを開発した話」

22年4月入社のエンジニア4人でチームアップし、新卒研修の一環として、従業員間で気軽に感謝の気持ちを送り合える Slack アプリ「はてなピアスター」を開発しました。今回は、この「はてなピアスター」のチーム開発を通して考えたことや実践したこと、学んだことについてお話しします。

SlashNephy

January 25, 2023
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Transcript

  1. エンジニア新卒研修 2022 • スケジュール ◦ 5営業日 (2022/4/6 ~ 4/12) •

    メンバー ◦ 出会って間もない新卒エンジニア 4人でチームアップ 4
  2. 気軽さを実現するために • 快適な UX ◦ 社員は Slack を普段使いしている ◦ Slack

    アプリで体験を良くする ▪ スラッシュコマンド / ショートカット • 無限に送れるイエロースター ★ ◦ 些細なことでも送り合える 16
  3. 感謝してもされても楽しい • レアなスター ★ ★ は個数限定 ◦ ★ は毎月5個、★ は毎月3個

    ◦ レアなスターをもらえると嬉しい! ◦ 毎月カラースターを補充 18
  4. 開発言語を決める • はてな社内では最近は Go / TypeScript が 使われがち (参考: https://hatena.co.jp/recruit/engineer/technology)

    • Slack の Bolt というライブラリが良さそう ◦ https://slack.dev/bolt-js 👉 TypeScript + Bolt で開発することに 23
  5. デプロイ先を決める • AWS Lambda に CDK でデプロイ • Bolt の

    `AwsLambdaReceiver` が便利だった ◦ Lambda と API Gateway を繋ぎこんでくれるくん ◦ これのおかげで Slack のイベントを受け取れるようになる ◦ https://slack.dev/bolt-js/ja-jp/deployments/aws-lambda 24
  6. チーム開発の進め方 • 新卒エンジニア4人でチームアップ • Slack / Scrapbox / GitHub を使い分ける

    ◦ Slack: 連絡事項、PR・Issue・コミットの通知 ◦ Scrapbox: ノウハウや、ハマったところの共有 ◦ GitHub: Issue でタスク管理 25
  7. チーム開発の進め方 • 2人でペアプロ ◦ Discord で通話しながら ◦ VSCode Live Share

    の活用 ◦ 👍 ペアの方が相談しやすい・問題が解決しやすい 26
  8. チーム開発のサマリー • 開発期間中に ◦ 179 コミット ◦ マージした PR =

    46 件 ◦ クローズした Issue = 42 件 • PR はなるべく細分化し、レビュアーの負担を 下げるように心掛けた 28
  9. 「はてなピアスター」の今後 • 研修が終了しても開発には終わりはない ◦ 隔月ペースで 「ピアスター会」 を開催 w/ 社長 •

    今後も 開発合宿 などで新機能追加や改善を行う • 社長を中心に、会社の制度としてピアボーナスの 導入も検討されている 30