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資料提供でインシデントになりかけたときに考えてみた話

 資料提供でインシデントになりかけたときに考えてみた話

2021/08/20 SHIFT EVOLVEにて発表

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Transcript

  1. 今日の話はここ! 顧客に説明する資料 (PPT)できた。 提出! ~中略~ すいません、、、 (知らなかった) PPTで出しちゃダメ だよ。PDFにしてう んぬんかんぬん

    まったく自信がないのに出すことは しない。では、『PPTで出してもい い』と考えたのはなぜなんだろう? どういう思考があったんだろう?
  2. この時の私をふりかえってみた • PPTにインシデントにかかわる情報はないと自分で確認 していた – あるのわかって出したらそりゃおかしいよ、、、 • 過去(前職)ではPPTで出すことも多かった • 提出の前日に『明日顧客に説明する資料作ったよ!

    見てね! 何かあったら指摘してね!』と書いていた – そのまま提出していいかどうかの観点で見てほしい、とは一言も 書いていない 出しても大丈夫っぽい(大丈夫と確証を得 たわけではない)ものが重なった結果?
  3. バイアスがある、と認識することで • 資料だけに限らず、自分の作業に関して「希望的観 測」になっている箇所ないかな? – そのように認識することで、作業に対してより論理的な視点で 見ることができるようになる – 結果、思い込みのミスが減る! •

    他にも何かそういうのあったりしないかな? – 確証バイアスとか有名だよね – 「あ、この資料の根拠、確証バイアス入ってるかも、、、」 希望的観測だけでなく、いろんなバイアスを 知ることでミスを防ぐことができる! 仮説を検証する際に、それを 支持する情報ばかりを集め、 反証する情報を無視または集 めようとしない傾向のこと。
  4. 参考情報(色んなバイアス) • 後知恵バイアス • アンカリング • 確証バイアス • 偽の合意効果 •

    希望的観測 • コンコルド効果 • 根本的な帰属の誤り • 自己奉仕バイアス • 心理的財布 • 正常性バイアス • 生存バイアス • ゼロサム思考 • ダニング=クルーガー効果 • 単純接触効果 • ツァイガルニク効果 • ホーソン効果 • レイク・ウォビゴン効果 http://lelang.sites-hosting.com/naklang/method.html https://syobochim.hatenablog.com/entry/2020/04/ 20/085300 こっちには100個以上のバイアスが