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プロダクト成長を支える開発基盤とスケールに伴う課題

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February 03, 2026

 プロダクト成長を支える開発基盤とスケールに伴う課題

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February 03, 2026
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  1. 自己紹介 自己紹介 上原 佑介 インフラエンジニア → SRE 株式会社LayerX バクラク事業部 Platform

    Engineering部 SREグループ AWS, Datadog, Terraform あたりをよく触る 趣味 旅行、飛行機 ゲームいろいろ © LayerX Inc. 2
  2. バクラクの開発を支えるプラットフォーム © LayerX Inc. バクラクについて バクラクには layerone と呼ばれる開発プラットフォームがある サービス定義ファイルを軸とした自動生成の仕組みを持つ 基盤チームや

    SRE に依存しないセルフサービス化 例: auth ドメインの token サービスを作る場合 サービス定義ファイルに以下の記述をする インフラ、アプリケーションコードのテンプレ、CI/CD、監視設定が自動生成される 6
  3. リリース作業における課題 © LayerX Inc. プロダクト成長に伴う課題 プロダクト特性もあり、定期的な機能リリースタイミングを設けている 100以上のサービスが短時間にデプロイされる 1サービス = 1

    ECS Service の単位 GitHub Actions レートリミット AWS ECS API のスロットリングによる失敗 依存関係によるデプロイ順待ちも発生 定期リリースに数時間以上かかる状態に 9
  4. 運用面の課題 © LayerX Inc. プロダクト成長に伴う課題 リソースの上限や制約により自動生成に失敗 ALB ターゲットグループのアタッチ上限 100 共通リソースにおけるアクセスポリシーの文字数上限突破

    監視設定・ユーザの拡大に伴うアラート発報増加 自動生成も含めて 3,000 件以上のアラートが存在 サービス特性に沿った監視の最適化が追いつかない ユーザ操作に伴うエラーログの流量増加 初期は機能していた仕組みがスケールに伴い合わなくなってきた 10
  5. デプロイ周りの改善 (着手中) © LayerX Inc. 解決に向けた取り組み 依存関係のないサービスを独立デプロイ可能に 一部サービスから始めて拡大中 定期リリースを待たずに出せる分は出す お客様への価値提供の高速化にもつながる

    デプロイ単位の集約 1マイクロサービス = 1 ECS Service の形にこだわらない ドメイン単位やプロダクト単位でのデプロイ集約を検討 Universal Binary や ECS Managed Instance を活用したインフラ集約 デプロイ待ち・レートリミット等のリソース制約を回避 12
  6. アラート増加への対応 (検討中) © LayerX Inc. 解決に向けた取り組み リソース使用率ではなくユーザ影響を軸にした監視へ移行 一律で自動生成するメトリクス監視をやめる 重要エンドポイントやリクエスト成功率・レイテンシに着目する ログ出力に関するポリシー決め

    Datadog Error Tracking などの活用 緊急度に応じた Critical / Error / Warn などの使い分けを統一 必要なログのみを出力・監視することで、費用と運用コストを最適化 これまでの仕組みを一から見直し、監視ポリシーを再設計 13
  7. AI 時代のプロダクト開発を支える基盤 © LayerX Inc. 今後の進化を支えるために Temporal Workflow 分散ワークフローエンジンの Temporal

    を導入 非同期処理の呼び出し、ロングタスクをプロダクトに組み込みやすく Langfuse LLM 機能の開発や検証を支える基盤として構築 LLM 実行結果のトレース、モデルごとの精度検証・比較などで活用されている 既存基盤の改善を行いつつ、今後に向けた取り組みも同時に進行中 16
  8. エンジニア積極採用中! We are hiring! SRE を含めた幅広い職種で募集中です! やれること・やりたいことが沢山あります 0→1、1→10 などフェーズの異なるプロダクトに関われます Open

    Door 募集中 30分のカジュアル面談をどなたでも申し込めます LayerX や SRE について気になることがあればお気軽に! © LayerX Inc. 19