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AIでの開発を楽にするために もう1つAIを使う
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suzuki masayuki
May 16, 2026
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AIでの開発を楽にするために もう1つAIを使う
キャラクターによるスライドの解説はこちらから
https://note.com/chibikko_ai_dev/n/nbf52f5fc9cea
suzuki masayuki
May 16, 2026
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Transcript
AIでの開発を楽にするために もう1つAIを使う 鈴木まー 東葛.dev
自己紹介 鈴木まー 型のサポートを使ったプログラミングや、 アジャイル開発、DDDのような開発の考え方が好きなプログラマー です。 そのスキルを活かして、プロレス団体の写真や動画を編集し、SNS や YouTube に投稿したり、 公式サイトを開発したりしています。
さらに、その運用を楽にするために、 TypeScript で CQRS ライクなサポートシステムも開発しています。
コーディングエージェント によって コードを書くこと 自体は爆速になった
AIに実装を任せているはず なのに人間は 相変わらず忙しい
人間は新しく 実装依頼・差分確認・修正依頼を する必要が出てきた
今度はこれらを 楽にする必要がある
大変なのは AIに伝わる形へ 毎回整理する必要があるから
人間はプロンプトを作成する ことをしないで、別の生成AI にプロンプトを作成させる
この生成AIは人間と コーディングエージェントの 間に立って コミュニケーションを しやすくしてくれる
これをこのスライドないでは 開発整理AIと呼ぶ
開発整理AIは何をするのか
開発整理AIは人間と コーディングエージェント の間に立つ
やりたいことを、 コーディングエージェント に伝わるプロンプトへ変える
人間が伝えたい文書を考える 開発整理AIがプロン プトを考える コーディングエージェントににそのプロンプトを人 間が開発整理AIが書いたのを渡して 開発の依頼をする コーディングエージェントが開発をする
人間が開発整理AIに渡すメッセージ タスク一覧ページで、期限切れの タスクを目立たせたい。 ただし、既存のタスク 追加・編集・削除の動きは変えたくない。
開発整理AIが作ったプロンプト: 開発整理AI: 次の内容で実装してください。 目的: タスク一覧ページで、期限切れタスクが分かる表示を追加する。 やってほしいこと: 1. 既存のタスク一覧表示の流れを確認する。 2. 期限日が今日より前のタスクを「期限切れ」と判定する。
3. 期限切れタスクにだけ、分かりやすいラベルを表示する。
変更内容を、人間が理解 しやすい形へ変える
コーディングエージェントが実 装をする 人間が変更差分を取得する その差分を開発整理AIに渡して 人間が理解しやすい形にしても らう
人間が開発整理AIに渡すテキスト この変更で何が変わったか、 人間が理解しやすい形に整理して。 --- a/src/components/TaskCard.tsx +++ b/src/components/TaskCard.tsx export function TaskCard({
task }: Props) { + const today = new Date(); + const dueDate = new Date(task.dueDate); + const isOverdue = !task.completed && dueDate < today;
開発整理AIが作成するプロンプト 変更概要: タスクカードに「期限切れ」ラベルを表示する処理が追加されていま す。 変更された場所: - src/components/TaskCard.tsx - dueDate と
today を比較する処理 良い点: - 変更範囲は TaskCard の表示周辺に収まっています。 気になる点: - new Date() をコンポーネント内で直接使っているため、 テストや日付境界の確認が少ししづらくなる可能性があります。
人間がレビューをした結果を コーディングエージェント に伝えやすくする
人間がレビューして伝える内容を考える 開発整理AIがそれをより具体的かつ網羅的 にプロンプトをつくる
人間が開発整理AIに渡すテキスト 期限切れ判定を TaskCard の中に直接書いているの が気になる。 TaskCard は表示だけに寄せたいので、 期限切れかどうかを判定する処理は外に出した い。 この内容を、コーディングエージェントに渡す修
正プロンプトにして。
開発整理AIが考えるテキスト 期限切れ判定の責務を TaskCard から切り出してください。 目的: TaskCard が日付比較の詳細を直接持たないようにし、 表示コンポーネントの責務を軽くする。 対象:
src/components/TaskCard.tsx 修正してほしいこと: 1. TaskCard 内にある期限切れ判定を外へ切り出してください。 2. TaskCard は、判定結果を使ってラベルを表示するだけにしてくださ い。 3. 判定条件は現在の挙動を維持してください。 - completed が true のタスクは期限切れにしない - dueDate が現在日より前なら期限切れにする
些細なLintエラーをコーディン グエージェントに伝えて 修正をしてもらう
Lintを実行させて、ささいなエラーをみつ ける それのエラーメッセージを開発整理AIに伝 えて、コーディングエージェントに伝えるプ ロンプトを考えてもらう
人間が開発整理AIに渡すテキスト Lintエラーが出た。 エラー内容を修正させるプロンプトをつくって src/components/TaskCard.tsx 12:10 error 'isOverdue' is assigned a
value but never used 28:7 error Unexpected console statement
開発整理AIが作ったプロンプト: 以下のLintエラーを修正してください。 エラー内容: src/components/TaskCard.tsx 12:10 error 'isOverdue' is assigned a
value but never used 28:7 error Unexpected console statement 対象: src/components/TaskCard.tsx 修正してほしいこと: 1. 未使用の isOverdue を確認し、不要であれば削除してください。 2. console.log が残っている場合は削除してください。 3. 修正後に npm run lint を実行してください。 禁止事項: - Lintログに出ていないファイルは変更しないでください。 - 表示仕様や保存処理は変更しないでください。 - 関係ないリファクタはしないでください。 - テスト期待値は変更しないでください。
クラスやディレクトリの肥大化は AIにまかせると正しく設計できない 可能性があるので、人間が判断をして それを開発整理AIに伝えてプロンプト をつくってもらう
コーディングエージェントに コピペして貼り付けるのは 面倒では?
開発整理AIが書いた プロンプトを 人間が確認することで プロンプト自体を レビューできる
人間が確認することで 開発の主導権は 人間に残る
いままで説明した 例をおこなうことによって 人間がプロンプトを考える作業 はほぼ皆無になる
AIを使った開発が楽になる と同時に 開発スピードが上がる
この開発フローで変わること
人間が 毎回プロンプトを 考えなくてよくなる
差分確認は 読む場所 が整理される
それぞれが 得意なことに集中する
人間は 全部を抱えなくてよくなり AI駆動開発は もっと楽にできる
ご清聴ありがとう ございました