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おさえておきたいDevOpsのはじめかた #init_devops

おさえておきたいDevOpsのはじめかた #init_devops

TakashiAsanuma

July 19, 2013
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  1. 1 Copyright(C) 2006-2011 ZIGExN Co., Ltd. All Rights Reserved. OVER

    the DIMENSION ͓͓͖͍͑ͯͨ͞ ɹɹ%FW0QTͷ͸͡Ίํ ೥݄೔ גࣜձࣾ͛͡Μ ઙপɹܟ !SNBDDIPK 
  2. 2 Copyright(C) 2006-2011 ZIGExN Co., Ltd. All Rights Reserved. OVER

    the DIMENSION 会社・自己紹介 ▪株式会社じげん  バーティカルメディアと呼ばれる 情報の網羅性・検索性と一括申込み ・応募の利便性にこだわった、 比較検索型情報メディアを複数運営 しています。 ▪浅沼 敬  Twitter @rmacchoj7 
 Chefを書いたり、Jenkinsの設定を したり、fluentを仕込んだり、サイトの 開発もしたり。インフラからアプリケー ションまで幅広くやっています。 h"p://zigexn.co.jp/
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    the DIMENSION 今日のお話 1.DevOpsを始めた動機、課題 2.はじめるために準備したこと 3.導入内容、事例 4.はじめてからの課題
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    the DIMENSION %FW0QTΛ͸͡Ίͨಈػɺվ୊ ▪20以上ある沢山のサービスの開発、運用 ▪開発者個人への依存度増加気味 ▪Rails、Rubyともに複数のバージョンが存在 ▪肝心なものほどレガシーになっていく ▪サービスごとに微妙に異なるインフラ
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    the DIMENSION このままでは、     開発の速度は上がらない! %FW0QTΛ͸͡Ίͨಈػɺվ୊
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    the DIMENSION ͸͡ΊΔͨΊʹ४උͨ͜͠ͱ ▪課題と対策、ロードマップ作り ▪Dev・Ops・インフラに分けての担当設定 ▪上記を全社、エンジニアにプレゼン    〜全社会議で発表したらエンジニアから絶賛〜 ▪今日から使えますというインパクトある導入    〜GitHub、今日から使えますとプレゼン時に発表、                       またもエンジニアから絶賛〜 ▪モデルPJ作り 〜新規PJなど導入に程よいPJを見つける、作る。                     いきなり既存PJに挑戦しない〜
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    the DIMENSION ಋೖ಺༰ ▪Git→GitHubへ   Pullrequestでみんなが開発状況を見える化 ▪Rspec+Jenkins   バージョンの壁を越えるため、テスト書こうぜ    ▪Chef solo+Vagrant+serverspec+Jenkins   インフラもCIできるようにしよう
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    the DIMENSION ಋೖࣄྫ ▪Chef solo+Vagrant+serverspec+Jenkins   (構築は、伊藤さんのこの記事を参考に http://d.hatena.ne.jp/naoya/20130520/1369054828) Pullerequest Pull  Request  Builder 利用して2ヶ月弱ですが、これなしでの開発は考えられない ぐらい便利で楽しいです。
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    the DIMENSION ಋೖࣄྫ ▪Chef soloを利用する上で決めたルール -  recipeはソフトウェアごとに書く -  nodeは、ホストごとに書く 〜どのnodeに何を入れたか記録にする -  roleにある程度の役割でrecipeをまとめる -  インストール完了をチェックするテストを書く -  Jenkinsでのテストは全レシピをつなげて実行 する -  Jenkinsは物理サーバで用意    Vagrant(VerturalBox)がVM上で動作できなかった
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    the DIMENSION ͸͡Ί͔ͯΒͷ՝୊ ▪Pullrequestを受ける人が属人化する   〜Pullrequest担当をローテンション ▪Rspec、どこまで書くのか問題   〜できるところから着々と ▪Jenkinsの設定が手離れしない 〜次の担当者を指名 ▪どこまで浸透しているのか   〜進捗を見える化する ▪経営からの質問に答える
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    the DIMENSION ਐ௙؅ཧ༻ࢿྉʢ$..*Λࢀߟʹʣ L1 L2 L3 L4 L5 備考 Pullrequest型開発   Rspec導入   Jenkins導入   Chef-­‐solo導入 • 初期設定 Level1 • モデルPJ 導入 • 開発環境 へ適用 Level2 • 本番PJ一 部導入 • 本番環境 へ一部適 用 Level3 • メンバー 全体適用 • 運用ルー ル適用 Level4 本番全体 運用 メンバー全 体運用 Level5
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    the DIMENSION ·ͱΊ ▪課題、対策、ロードマップをしっかりと ▪進捗、浸透度合いをチェックする ▪はじめの属人化を許容しつつ、ローテーション しながら全員が理解・必要だと思えるように ▪できるところから事例作りを着々と 複雑性増加や技術的負債に目がくらむこともある が、将来のために躊躇なく改善を進めましょう!
  13. 13 Copyright(C) 2006-2011 ZIGExN Co., Ltd. All Rights Reserved. OVER

    the DIMENSION ご清聴、ありがとうございました!