• 「たい」は「その事のはなはだしい意を表す」(広辞苑) • しかし「重たい」は必ずしも「重い」より程度が甚だしいとは考えづらい • 対象が⽬に⾒えるものの場合 • 重いと考える主体の感情の有無で「重い」「重たい」の不⾃然さが変わる • 話し⼿以外の感情に「重たい」は不⾃然、⼈称は話し⼿に制限される • 対象が⽬に⾒えないものの場合 • こちらも「重たい」は⼈称制限があり客観的事実を述べられない • ⇒ 接尾辞「たい」は①⼈称制限があり②客観的事実が述べられない、 話し⼿のみの主観にもとづく • 「眠い」は事実であり制御困難、「眠たい」は願望でありコントロール可能 • 「眠い」は相⼿の許可を待たずに寝るという⾏動をとることができる、 「眠たい」は眠気はあるがまだコントロール可能であること、もしくは 「眠い」ことを察してほしいという気持ちの表れ、婉曲表現?