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DOM Based XSSの自動検出の話

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November 21, 2016

DOM Based XSSの自動検出の話

Shibuya.XSS#8

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tanakayu

November 21, 2016
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Transcript

  1. DOM Based XSSを 全自動検出したい話 tanakayu 11/14 @Shibuya.XSS#8

  2. 今日話すこと •DOM Based XSSを全自動検出するには • DOM Based XSS の検出手法事情 •

    実際に既存ツールを用いて実験してみる • 結果をもってより良いものを目指してみる ユーザに依存せず正確かつ自動的に検出したい
  3. 昨今のXSS事情 •サーバ型XSSに大きな変化はなし •クライアント型XSS(DOM Based XSS)はよ り複雑さを増している •DOM Based XSS の検出手法は現在も提案され

    続けている
  4. DOM Based XSS •クライアントサイドスクリプトに起因するXSS •Source(入力箇所)の文字列がSink(出力箇 所)でエスケープされていない際に起こりうる •http://example.jp# Source Sink 【脆弱なコード例】

    <script>alert(1)</script>
  5. 探し方 •JavaScriptを頑張って読む • SourceからSinkの流れを頭で想像しながら追う • JavaScript力が求められる •ブラウザのデバッガを使いつつ頑張る • 値の受け渡し等を実際に動作を確認しながら追う •

    デバッガ力が求められる
  6. •JavaScriptを頑張って読む • SourceからSinkの流れを頭で想像しながら追う • JavaScript力が求められる •ブラウザのデバッガを使いつつ頑張る • 値の受け渡し等を実際に動作を確認しながら追う • デバッガ力が求められる

    探し方(自動編) 静的解析 動的解析
  7. 静的解析 •ソースコードからSourceとSinkを探査 • 正規表現でのパターンマッチとか ScanJS:https://github.com/mozilla/scanjs

  8. 問題 •ダイナミックなコード生成 •Anonymous function •難読化 ⇒XSSの可否はユーザが確認 Jjencode: http://utf-8.jp/public/jjencode.html 今回の目的には合わない...

  9. 動的解析 •テイント解析 1. Sourceにテイントタグを付与 2. テイントタグの伝搬を追跡 3. Sinkの状態を確認 Source Sink

    Propagation tag tag document.URL location.search location.hash document.write innerHTML window.location String.slice() String.split() String.replace() … … … tag Check!
  10. 既存ツール •DOMinator • Firefox(SpiderMonkeyを改造) • 元祖 •Tainted PhantomJS • QtWebKit(JavaScriptCoreを改造)

    • BlackHat Asia 2014 •Hookish • Chrome拡張 • BlackHat US 2015 TaintedPhantomJS:https://github.com/neraliu/tainted-phantomjs/ DOMinator Pro:https://www.blueclosure.com/ Hookish:http://hookish.skepticfx.com/
  11. Tainted PhantomJS •テイント解析とJavaScript(alert())動作で 脆弱か判定 •Tainted? • True or False •Alert?

    • True or False
  12. 実験 •Firing Range • Google製のWebセキュリティ検査ツールのテスト ベッド https://public-firing-range.appspot.com/

  13. 結果(良い点) •FalsePositiveはゼロ • Taint & Alert の二重チェック • 定義されているSource/Sinkについては追えている •URLを渡すだけで実際にXSSできるところまで

    確認することができる
  14. 結果(惜しい点) •定義されていないSinkが検出できない • URLや他リソースがSinkとなるもの • iframe, document.location, etc.. •発火にユーザ操作が必要なものを検出できない •

    <a href=…, <form action=…, etc.. •location.search等の一部Sourceは完全検出できない (taint判定は可能) • ブラウザに依存する問題
  15. 改良 •検出ロジックの追加 • JavaScriptの動作と、それが攻撃コードによるもの かを確認 ⇒alert()で表示する文字列の確認 •攻撃コードの追加 • javascript:alert(1) •

    data;text/html,alert(1) • etc… •攻撃完了後に使用したペイロードの存在を確認 • <a href=“javascript:alert(1)”>
  16. いざ、再びのFiring Range •ユーザ操作が必要なものを検出できない • <a href=…、<form action=… •URLや他リソースがSinkとなるものが検出でき ない •

    iframe、document.location、… •location.search等の一部Sourceは完全検出で きない(taint判定は可能) • ブラウザに依存する問題 クリア!! クリア!! ムリ!!
  17. 最終結果 •Sinkカバー率が上がった •ブラウザに依存する問題はどうにもならない document write innerHtml document writeln document. write

    innerHtml document. writeln a.href embed.src document. location eval function form.action iframe.src range.creat eContextua lFragment object.data script.href setTimeout script.src Sourceをlocation.hashとした時に検出できたSink一覧
  18. まとめと展望 •動的解析結構いいんじゃない? • 結構見つけてくれた • 検査結果の信頼性も高い •ソースコードからXSSパターンを学習させて ペイロードを生成できたら良さそう • 答えは全てクライアントにある