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Algyan-kansai-Kokuhyou2

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Noguchi

July 20, 2019
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  2. まずはご紹介。
    野⼝ 哲也 です。
    • 普段は 組み込み関連の プログラマしてます。
    • ルネサス系とかSTM系とか、いろいろやる⼈。
    でも、最近はもっぱら PSoC に現実逃避中。。。(;^ω^)
    @tetnoguchi ( Twitter )
    https://www.facebook.com/techa.nog (facebook )

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  3. マイコンボード ⽐較会 改めマイコンボード 酷評会
    いまの時代だから、好きなの、選べばいいんだけど
    もっと 楽しくできないかね︖
    という問題提起もかねて︕ということで。

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  4. Arduino
    ESP8266/ESP32
    GR-KURUMI
    GR-PEACH
    PSoC4/5 PrototypingKit
    PSoC4BLE PioneerKit
    STM32 Nucleo
    Wikipedia/SwitchScience /がじぇルネ より
    前回までのボード マイコン編

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  5. RaspberryPi
    DragonBoard410C
    LattePanda
    秋月通商 より
    前回までのボード Linux編

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  6. それぞれの得意分野は。。。
    ハイエンド
    ローエンド
    省電⼒ 消費電⼒ ⼤
    写真
    Arduino は Wikipedia
    KURUMIはがじぇるね
    Lattepandaは秋月のHPから
    OS で運⽤するのに向く
    ex) Linux
    NETMF
    WinIoTCore
    Windows

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  7. 〜各社マイコンボード酷評︖〜

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  8. CQ TSoC (PSoC4000S)
    PSoC4100S を載せた トラ技ボード。
    https://toragi.cqpub.co.jp/tabid/902/Default.aspx
    PSoCらしく、なんでもできる(はず)ということで、
    変換基板の形状。
    できるだけ⼩さくしたい︕という意気込みだけは垣間⾒える。
    回路図もちゃんと公開されているので、
    そのまま使いたい⼈は、これでなんとかなる。
    CQ出版HPより

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  9. CQ TSoC (PSoC4000S)
    実際にはPSoCらしさはない(UDBはなく、SmartIOのみ)
    CPLD  GALに格下げ。。。
    ⼊出⼒を3⼊⼒1出⼒のゲートに。
    ⾯⽩いけれど、CPUからどうやって
    アクセスするかをイメージしにくい。。。
    SCBは3つ、TCPWMが5つ乗っているので、
    シリアル前提なら扱いやすいのかもしれず。
    CQ出版HP/SmartIODatasheetより

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  10. CQ TSoC (PSoC4000S)
    ⼊⼿後はシリアルブートローダ書き込み済
    USB-UARTだけでソフトは書ける。
    (Arduino的。。)
    FlashROM: 64KB SRAM: 8KB
    しかないのに、bootloaderだけで
    SRAMの31%(約2.5KB)を消費。。。orz

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  11. CQ TSoC (PSoC4000S)
    CQ出版HP/ ビットトレードワンHPより
    なんのイジメか、デバッグするには
    各ポートから引き出してくる必要あり。
    お⼿軽なのはPiSoC基板につけること︕
    MiniProgポートもあるし、
    I2C/Uartも引き出されているし。
    GROVEコネクタもある(ADC接続だけど)
    3980円もする︕
    どうせならPiのI2Cにもつないでおいてくれたらよかったのに.
    XRES
    SWD
    VCC/GND

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  12. Spresense
    異⾊の6コアCPU内蔵マイコンボード。
    NuttXというOS︖だが、
    ArduinoIDEが⽤意されている。
    メイン基板とベース基板に分かれており
    GPSユニット とか、
    Flash 8MB +SRAM 1.5MB とか、
    オーディオアンプ+Codec とか
    カメラ⽤IF とか
    ちょっと凝っている(笑)
    SonyHPより

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  13. Spresense
    合体できるのがそそる(笑)
    メインボードでは、IO電圧が1.8Vというのが好き嫌い分かれるかも。
    ⼩さいリチウムバッテリー1個で安定動作させられるのは
    ⼤きなメリットではあるけれど。(ベース基板にはレベルシフタあり)
    ArduinoIDEにアドオンすると
    Main+Sub5の個別コア⽤ソフトが つくれる。
    現状ではデバッグ機能がない。。。Orz
    せっかくの⾼機能CPUなのに
    もったいない。。。

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  14. Spresense
    ベースボードのピンはほぼシリアルピン。
    それ以外の外部への引き出しは裏⾯の特殊なコネクタ。
    個⼈での引き出しは厄介かも。
    SonyHPより

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  15. obniz HP より
    obniz
    マイコン︖といっていいのか︖なボード。
    クラウド側でJavaScriptをつかって、動作をつくる︕
    つまり、ターゲット側のファームウエアは作らない
    インターネットの存在を前提としていて、
    スマホ連携などは苦もなくつくれるのが斬新。
    ⾃前のサイトがあれば、
    NodeRED/PythonでもOK。
    接続ピンコネクタが、
    ⼊⼒/出⼒/アナログ
    と⾃由に設定、変更できる。

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  16. obniz HP より
    obniz
    NodeRED/Pythonでもできるんだけど、
    開⽰されてるのは、
    githubへのリンク
    https://github.com/obniz/obniz-nodered-sdk
    https://github.com/obniz/obniz-python-sdk
    とそのなかの、
    README-ja.md
    のみ。
    もうすこし、やさしくてもいいんじゃなかろうか︖

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  17. Obniz
    obniz HP より
    回路情報が、⼀切⾮公開なのが、最⼤の問題点。
    IOコネクタには、VCC/GNDが配置されていない。
    VCCはいいとして、GNDは配置しないとまずくない︖
    電源ON時には、前回までのプログラム情報で
    ⾛るのか、IO条件が前回のままになっている︖
    ソフト変更時に
    『うっかり GNDピンにVCC設定して』
    ターゲット回路、壊しそう。。。

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  18. 〜まとめ〜

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  19. というわけで。。。
    〜〜おつかれさまでした〜〜
    頑張って、⾯⽩いもの、つくりましょう︕

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