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リーダーがいない混沌とした​チームをなんとかしたくて​3年間取り組んだ話 / The story of a three-year effort to deal with a chaotic team with no leader

tignyax
January 31, 2023
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リーダーがいない混沌とした​チームをなんとかしたくて​3年間取り組んだ話 / The story of a three-year effort to deal with a chaotic team with no leader

RSGT2022でお話したサイボウズスポンサーセッションの資料です。
https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2022/proposal/16261/3

私が所属していたチームが機能していくまでの道のりを、フェーズ毎に簡単に紹介しながら、私とコーチで振り返る内容です。
サイボウズの中の一つのチームが機能するまでの取り組みの一例に興味がある方向け。

※こちらは資料を表示しながらコーチとその場で話しながら振り返る内容です。動画と合わせて見てください。
https://youtu.be/-v-wCWHaGpU?t=11954

tignyax

January 31, 2023
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Transcript

  1. リーダーがいない混沌とした
    チームをなんとかしたくて
    3年間取り組んだ話
    RSGT2022
    サイボウズ株式会社
    久宗 大雅(@tignyax)

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  2. 自己紹介
    • 久宗大雅 @tignyax
    • 元:インフラエンジニア
    • 前:技術広報的な
    • 現:オンボーディング系
    • 天野祐介 @ama_ch
    • Scrum Master
    • Agile Coach
    • Cybozu / Freelance

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  3. はじめに
    • この話は、自分が以前所属していたチームでのお話です。
    • 特徴として、やりたいことを応援してくれる環境でした。
    • 自分はチームをより良くしたくてチームビルディングに取り組
    みました。
    • 色んな体験をできてとてもありがたかったです。
    • その当時をコーチと共に振り返って行きたいと思います。
    ※現在はチームを離れているので当時の振り返りになります。

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  4. コネクト支援部時代(2018/1~)
    • 今回お話するチームの前組織。
    • 兼務という形でゆるく所属し、いくつかのPJに参加していた。
    • 各PJの代表が集まって共有する会があったが簡単に終わってし
    まっていて効果的な連携ができておらず、もったいないなと感
    じていた。点と点が繋がっていない感じ。
    • コミット増やして、点と点がつながるような働きをしたいと思
    い専任になる決意をした。

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  5. コネクト支援チーム誕生時代(2019/3~)
    • 専任と同時期に本部全体の組織変更が起こり、マネージャーや
    リーダーがいなくなった。
    • それに合わせてコネクト支援部も業務毎に分割が行われ、コネ
    クト支援チームが誕生した。
    • 活動のゴールも変化。
    • メンバーも変化(新しい人/抜けた人/兼務や時短などコミット
    率の違い)。
    • チームビルディングしないとヤバいなと思い進めたが失敗。

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  6. • 外的要因や内的要因でチームの状況は変わる。チームとして進
    化していくと思ったが実際は違った。
    • 失敗した要因としては
    • チームのフェーズを見誤った(チームというよりグループだった)
    • 一人でチームについて探求しすぎた
    • ワーディングや価値観などの違い
    • チームでのコミュニケーション不足
    • などなど
    • 個人プレーでできる範囲の成果を出していたが、より大きな成
    果を出していくには不十分。

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  7. リビルディング時代(2020/4~)
    • 休職から復職。一年経ってみて問題が様々起こっていた。
    • タスクが回らず依頼された業務が出来ないなど他チームへ影響
    も出た状態。外から見たらチームなので信頼を落とすことに。
    • 暗黙知が多かったり、活動の理想状態への理解が曖昧だったり、
    存在目的や方針などがなかったりしていた。
    • メンバーの入れ替わりなどもありメンバー同士の理解も足りて
    いないので、話をしても発散したりとチームで議論するのも下
    手だった。
    • 改めてチームビルディングが必要になった。

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  8. 形成期(2020/8~)
    • そもそもどこから話していくと良いのか、問題整理も大変そう
    だったため、ファシリテート含めコーチに入っていただくこと
    に!
    • チームの理想を再確認し理解を深めたり、存在目的や未来の状
    態を共通認識として明文化していった。
    • チームで議論を重ねてお互いの価値観もわかってきた。問題解
    決への議論をチームで進めれるようになってきた。
    • 個人毎にタスクの性質が様々なため、チームとして回るように
    自分がハブとなって吸収していた。

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  9. 混沌期(2021/1~)
    • チームとしての土台が出来たので、成果を出していくための仕
    組みの話をできる段階にきた。チームの形も見えてきたので、
    いま起こっている問題を最適化していった。
    • 問題の認識が人によって違ったり、話が堂々巡りになったり、、
    当事者が参加できず話ができなかったり、1トピックが重く
    中々進まないように。
    • 新しい問題もどんどん上がるようになってきた。
    • チームで話す場も設けつつ、コーチと方向性などを密にコミュ
    ニケーションして素早く混沌期を抜けれるようにするのが大事。

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  10. 機能期(2021/5~)
    • 問題について提起し解決できるようになり、自律的なチームに
    なれた。
    • 混乱期を脱して、チームとして回っていける状態、成果を出し
    ていける状態に。
    • チームの仕組みも導入
    • メンバー同士の理解向上やチームで問題を解決していけるように、振
    り返り会の仕組みを導入。
    • タスク管理などメンバーのステータスについて密にコミュニケーショ
    ンが行えるように、朝会のようなの仕組みを導入。
    • 価値観の共有や理想の言語化をし、ワーキングアグリーメントとして
    残せるように。

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  11. これからの予想
    • チームが自分たちで議論して問題解決できるようになった。
    • 外的要因や内的要因でチームの状況は変わります。
    • 自律的なチームになったことで、状況に合わせて柔軟に適応し
    ていけると信じています。

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