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Team _Building_Revenge_PRLT20201110

tignyax
November 10, 2020
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Team _Building_Revenge_PRLT20201110

【脱属人化】PRチームのつくりかたを考える #PRLT #27
https://peatix.com/event/1670469

tignyax

November 10, 2020
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 • 久宗 ⼤雅 @tignyax • 2014年 新卒でサイボウズ⼊社 • 元インフラエンジニア

    • 今は開発運⽤本部が強くなるための⽀援 • やってること • コミュニティへの協賛/会場提供 • ⾃社イベント開催 • ソーシャルメディア運⽤ • 技術PR/広報/ブランディング • チームビルディング • プログラムマネージャー • 趣味はコーヒー・カメラ・ボルダリング
  2. リベンジの経緯 • SREでリーダー業やチームビルディング/マネジメントなど • 技術広報PRなチームを兼務、1年後に異動して専任に(2019/01) • 開発本部で組織変更(2019/01) • リーダーがいないチーム •

    活動のゴールも変化 • メンバーの変化 • 新しい⼈/抜けた⼈/兼務や時短などコミット率の違い • 必要を感じてチームビルディングを実施(2019/03) • だがしかし失敗・・・(2019/10) • 半年置いてリベンジマッチ!(2020/04) • やっと成功しそうなところまで来た!(2020/10)
  3. ワーディング • 理想:なっていたい状態 • ミッション:果たすべき役割 • ⽅針:⽬指す⽅向のこと • ⽬的:最終的に実現しよう、成し遂げよう、到達しようとして⽬指すもの •

    ⽬標:さしあたって実現させたり、成し遂げたり、到達しようと⽬指すもの • 指標:⽬標に対して判断や評価するための⽬じるし • チーム:ある理想に向かって集まった組織体のこと • チームワーク:理想を達成するために、チームメンバーで役割を分担して協働すること • チームアウトプット:「効果」「効率」「満⾜」「学習」がある
  4. チームビルディングの失敗 • 外的要因や内的要因でチームの状況は変わる • チームとして進化していくべきと思ったが、実際は違った • 失敗要因をいくつか紹介します 1. チームのフェーズを⾒誤った 2.

    ⼀⼈でチームについて探求しすぎた 3. ワーディングの認識の違い 4. チームのコミュニケーション不⾜ ※他にもありますが、またの機会に。
  5. チームビルディング リベンジの状況 • 問題が顕在化したこともあり、失敗が布⽯として活きてき、共感は得やすくなった • COVID-19の影響でオンラインが増えたので、チームの時間を取りやすくなった • チーム内外に対して価値提供を説明できるようにする必要が出てきた • チームビルディングの需要もチームで出てきた

    • 3輪で進み挟み込んでいくイメージ • 現状の活動は継続して理想へフィードバックする • 理想から活動にもブレイクダウンして落としていく • 世の中の動向や新しい⼈/活動なども踏まえて理想をアップデートしつづける • 必要に応じて必要なリーダーシップを取っている
  6. 1. チームのフェーズを⾒誤った • 失敗 • グリーンな組織からティールな組織に向かうと思っていたが、実際はスタンドプレーなグループだった • タックマンモデルで⾔う所の混沌期を過ごしていると思ったが、チームではなくグループだった • 学び

    • グループが悪いわけではなく、早く成果を出すためには適していることもある • 変化すべきか?どれくらいのスピード感で変化していくと良いかが⼤切 • 活動と成果によっては属⼈化することも悪いことではない • リベンジ • チームの現在地を把握する • 無理に変化しようとしない。必要な時に必要な部分から • 情報共有とコミュニケーションをより丁寧に⾏う
  7. 2. ⼀⼈でチームについて探求しすぎた • 失敗 • 問題から理想と現実の整理、対策まで⼀気に考えた • まとめて共有すればそれを叩き台に話を進めれると思った • みんなと探求速度がずれた結果、問題意識に対して躓きが起こった

    • 共感を呼びにくく、議論がかえって複雑になった • 学び • チームやメンバーによって問題解決のアプローチ順が違う • 思考の速度や深度も違う • 問題意識への共感度が⼤事 • リベンジ • 問題として顕在化させてみることで共感しやすくなる • 失敗した時の議論が布⽯になって活きてきた • ⼀気にまとめて共有せず、こまめに共有する • 共有時に⾃分の思考も伝わるようにする • ⽂字だけでなく⼝頭でも話す時間を作る • ⼀⼈ですべてせず、外部の⼈など第三者に⼊ってもらい問題整理のファシリテートを依頼する
  8. 3. ワーディングの認識の違い • 失敗 • 異動してきたこともあってワーディングの違いでつまずいた • 理想やミッション、⽅針、⽬標、⽬的、戦略など⼈によって認識が違ったりする • 本筋の議論が枝葉の議論になってしまったりした

    • かえって議論が複雑になってしまった • 学び • ⼈によってワーディングが違うので丁寧に認識擦り合せをすべき • ⾃分のワーディングが正しいと思わず疑い、時にはワードを変える • ⼀般的なフレームワーク⽤語を使うのがオススメ • 何に対してどういうニュアンスで使っているかをより丁寧にする • リベンジ • 議論する前にワーディングで議論がブレそうなものを予め探しておく • 議論の初めにワーディングについて説明して認識を擦り合わせておく • ⼀般的なフレームワーク⽤語を使えるならそちらを利⽤する
  9. 4. チームのコミュニケーション不⾜ • 失敗 • チームについての議論をする時間が少なかった • 業務の性質上、参加できない⼈も多々あり、フォローが不⼗分だった • スタンスや役割について⾃⾝の認識と周りからの認識が違うので各々先⼊観が⼊ってしまったりする

    • 議論や意思決定が遅くなる • 属⼈化してしまい、引き継ぎが⼤変 • 情報共有しているつもりになっていても、実際は散り散りになっていて煩雑になっている • 学び • 情報共有は⼤事。特に⼝頭で話すのはチームのフェーズ次第でとても重要 • 会社/チームとして守りたいもの、なくなっても困らないもの、リスクの認識を擦り合せをする • 意思決定のための判断軸があると良い • 引き継ぎが不要なこともあるので、属⼈化は必ずしも悪いことではない • ⾔語化、可視化、明⽂化して、情報を綺麗に整理しておくことが⼤切 • リベンジ • チームについて議論する時間を確保した • 参加できなくても議論に追いつけるようにフォロー体制を整えた • プログラムマネージャーとしてメンバーと1on1を設けて、情報共有の橋渡しをしたり • ⾔語化、可視化、明⽂化して、情報を綺麗に整理している
  10. まとめ • チームについて、考え、こまめに情報共有して、認識擦り合せをする • 何のために • いつまでに • どうなりたい •

    チームビルディングについて、こまめに情報共有/報連相する • チームのフェーズを意識する • 適切な量と速度でチームについて議論して、内容を残す • ワーディングは⼤切 • ⼝頭と⽂字、図でのコミュニケーションは⼤事