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しくみを学んで使いこなそう GitHub Copilot app

しくみを学んで使いこなそう GitHub Copilot app

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Toru Makabe

July 15, 2026

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Transcript

  1. この解説の動機  GitHub Copilot appは実装、リリース先行でドキュメントが追い付いていない  GitHub Copilot appはオープンソースではない(Issueのみ公開) 

    チーム、組織で使うには機能だけでなく「しくみ」の理解も重要  公開可能な範囲で、基本的な構造や動作を解説したい ※機能や使い方は説明しません
  2. GitHub Copilot appの特徴 • コーディングエージェントとの協業にフォーカス したデスクトップアプリケーション • IDEの拡張ではない、新たな体験 • GitHubワークフローとの親和性

    • IssueやPull RequestなどGitHubイベント との統合 • タスクの並列実行が容易 • 各セッションは独立しつつ、委任や進捗/ 結果報告などメッセージの交換が可能 • 各セッションの作業環境をGitワークツリーで 分離 • マルチプラットフォーム対応 • GitHub Copilot app · GitHub Windows、macOS、Linux
  3. シンプルな解説  GitHub Copilot appは  複数製品の集合体  GitHub Copilot

    CLI、GitHub CLI、Gitをバンドル  GitHub Copilot CLIをSDK経由で呼び出し  コーディングエージェントとしての本体はGitHub Copilot CLI
  4. 構成要素 OS別 WebViewランタイム (WebView2, WKWebView, WebKitGTK) GitHub Copillot app バンドル

    GitHub Copilot app GitHub Copilot SDK GitHub CLI Git GitHub Copilot CLI ~/.copilot GitHub Copilot CLI (非バンドル) CLI 設定 CLI セッションDB カスタム指示、スキル、フック、etc
  5. UI  GitHub Copilot appのUIはHTML やJavaScriptなどのWebコンポーネ ント  GitHub Copilot

    appはブラウザをバ ンドルしない  フットプリント軽量化を狙っている  OS別のWebViewランタイムを使う  Windows: WebView2  macOS: WKWebView  Linux: WebKitGTK
  6. プロセス  UI  前述のとおり  GitHub Copilot app 

    コアロジック  環境操作  Gitワークツリー作成など  GitHub Copilot SDKでのCLI呼び出し  GitHub Copilot CLI  コーディングエージェントの本体  CLIがサーバーモードで動く  起動などCLIのライフサイクル管理をユーザがする 必要はない  CLIプロセスのプールがセッション間で共有される
  7. バンドル要素  基本機能に必要なものはバンドルさ れる  バンドル要素  GitHub Copilot CLI

     GitHub CLI  Git  Gitは選択可 [(Account)] > [Health check] [Settings] > [Experimental]  バンドルされたGitを使うか選択する
  8. 非バンドルCLIとの共有要素  ~/.copilotを共有する GitHub Copilot app GitHub Copilot SDK 

    同じ設定やセッションを使える  エンタープライズ管理設定は現在、 未サポート もサポートされる GitHub Copilot CLI (非バンドル) GitHub Copilot CLI ~/.copilot CLI 設定 CLI セッションDB  非バンドルCLIでは効くが、appからのCLI起動で は尊重されない  例: ”disableBypassPermissionsMode”で allow-all-toolsを禁止しても、appの“Run tools without asking”が効く  SDKはサポート済み。appの対応待ち  2026/7/27にサポートされた カスタム指示、スキル、フック、etc [Settings] > [Sessions]
  9. リポジトリ/ワークツリー配置  GitHub Copilot appが作成、管 理するリポジトリ/ワークツリーの場所 を指定できる  リモートからのclone、ワークツリー作成時など 

    既存のリポジトリ/ワークツリーを開く場合は、この 設定は影響しない  WindowsではDev Driveの指定で [Settings] > [General] 性能向上が期待できる  Windows 11 で Dev Drive を設定する  コーディングエージェントは多数のファイル読み込 み、検索などでディスクI/Oが重くなりがち
  10. セッションをアーカイブすると、何が起きる?  Gitワークツリーは削除され、ディレク トリも消える  未コミット・未追跡のファイルがあれば、回復用 Git refへ保存してから削除する  会話履歴やブランチは消えない

     アーカイブ状態であれば、セッション はリストア可能  [(Account)] > [Manage sessions]  自動アーカイブ、自動削除に注意  [Settings] > [Sessions] > [Session cleanup] これ
  11. プロキシ設定 構成要素 効くプロキシ設定 補足 GitHub Copilot app WebView WebViewランタイムの設定 (例:

    Windows プロキシ設定) 未サポートだが効く GitHub Copilot app 環境変数 (HTTP_PROXY、HTTPS_PROXY、NO_PROXY) 未サポートだが効く機能もある GitHub Copilot CLI • 環境変数 (HTTP_PROXY、HTTPS_PROXY、NO_PROXY) • settings.json (proxyUrl、proxyKerberosServicePrincipal) シェルやMCPで実行されるツールは、 それぞれが環境変数を尊重するか確 認が必要 GitHub CLI 環境変数 (HTTP_PROXY、HTTPS_PROXY、NO_PROXY) Git • 環境変数 (HTTP_PROXY、HTTPS_PROXY、NO_PROXY) • .gitconfig (http.proxy) GitHub Copilot appのプロキシ設定は現時点で未サポート。WebSocketを使っている機能など効かないものも ある。サポートされるまでは、それを理解して使う
  12. スケジュール自動化定義の保存先と外部化可否  スケジュール自動化定義はGitHub Copilot appの内部DBに保存され る  現時点では外部化、共有できない  製品チームは要望を認識している

     Loving this. · Issue #135  The Workflows screen is very helpful, but I'd love to see Import / Export opt... · Issue #158  is there a way to share automation workflow with others? · Issue #634 [Automations] > [New automation]
  13. アカウント指定  複数GitHubアカウントを登録できる  原則、Default設定したアカウントが使われる  プロジェクト別にアカウント選択できる  GitHubの認証情報や接続先ホス ト名はバンドル製品に伝播する

     GitHub Copilot CLI、GitHub CLI [Settings] > [Accounts]  注意点  GitのコミットオーサーはGitの設定が使われる  バンドル/非バンドルGitで動きが変わる (credential helperなど) [Settings] > [Projects] > Project 選択
  14. リモートコントロール  ローカルのセッション情報をGitHub へ送信する  GitHub Webやモバイルアプリからセッション状 況を確認できる  チャットメッセージでのステアリングも可能

     GitHub Copilot CLIなどエージェントプロセスが GitHubで動く/移動するわけではない  エージェントプロセスがクラウドで動くのは、Cloud [Settings] > [Sessions] Sandbox(プレビュー)
  15. Canvas  GitHub Copilot appの独自機能 GitHub Copilot app をUI込みで作れる GitHub

    Copilot SDK 作成 参照 Canvas向け成果物 UI部品など CLI拡張 (extension.mjs) GitHub Copilot CLI 参照  /canvas-createで作れる  Canvasの実体はUIとGitHub Copilot CLI拡張  CLI拡張は、Canvasに限らず、CLIに独自機能 やスラッシュコマンドを追加できるしくみ  Canvas成果物の配置スコープは選 択できる  セッション  ユーザ  プロジェクト
  16. 組み込みターミナル  xterm.jsベースの組み込みターミナル  GitHub Copilot CLIとは別に、対 話型シェルがPTY/ConPTYで起動  注意点

     GitHub Copilot app内部の情報は引き継がれ ない [(Account)] > [Health check]  認証情報、バンドル製品のパスなど