セルフホステッドAIエージェント OpenClaw を、単なるチャットAIとしてではなく、開発環境に近い場所で動く実務支援エージェントとして使えるかを検証したPoCの記録です。最初は「技術情報を収集してWikiにまとめ、Teamsに通知する」という仕組みをOpenClawで作ろうとしましたが、それだけならクラウドのPaaSで十分実現できてしまい、セルフホスト型を持ち出す理由が薄いことに気づきました。
そこで立ち返ったのが、「クラウドAIと同じことをローカルで再現するためではなく、クラウドAIだけでは直接触りにくい場所(ローカルのGitリポジトリ、CI/CIログ、閉域ネットワーク上の情報など)の近くで動けることにこそ、セルフホステッドAIエージェントの固有の価値がある」という視点です。この視点をもとに、OpenClawとHermesの比較検討、PowerShellとOpenClawの役割分担、Skillによるレポート形式の固定、Azure DevOps WikiへのETagを使った冪等な更新、Teamsへの通知設計まで、実装のポイントと実際にハマった落とし穴、業務適用の勘所をまとめています。